famous TMB 1.8x ED Barlow re-alive
国際光器ではまず20本、一度完売した後に3本入荷して、合計23本が販売されました。
最初の20本はその殆どが入荷前に予約が埋まり、入荷して数日も経たない内に完売。
追加の予約分(3本)も掲載後、数日で予約が埋まる人気ぶりでした。
その後、9月にAPMが22本追加生産をしましたが、332EURから385EURへと値上げとなりました。
日本(国際光器)では12本入荷し、43,800円で販売されました。
(ただし、2013年2月以降は対ユーロ円安のため、49,800円に値上げされています。)
追加生産分のバローは従来の黒い化粧箱に入れられていました。
※2013年3月下旬時点で国際光器のTMB ED Barlowは完売となっております。
元はTMB Supermonocentric アイピースと共に販売されていましたが、2007年に販売終了となっていました。(当時は33,800円で販売されていました。)
TMBスーパーモノセントリックアイピース
第一次販売分のEDバローの元箱は従来の黒い化粧箱(下の小さな画像参照)ではなく、簡素な箱に入れられておりました。
レンズは2枚玉で、コバ塗りがされていました。
レンズの押さえ環を外すと、このようにレンズを取り出すことが出来ます。
その構造から、レンズと押さえ環を流用し、オリジナルのハウジングに装着して独自の利用方法を考案した方もおられます。
ZEISS Abbe Barlowとの比較。
(※Abbe 2x Barlowにもこの内容を記載しております。)
TMB EDバローの方が全長が(約14~15mm程)長く、バックフォーカスは(アッベバローより)約30mm程繰り入れないとピントが出ないので注意が必要です。
また、EDバローの筐体は真鍮で出来ているので、重厚感がある分、重く感じます。
レンズはTMB EDバローの方が大きく、EDバローは視野がケラレるアイピースは殆どないでしょう。
実視では、満月と下弦の月、木星で見比べてみました。
(鏡筒はAPQ100/640、アイピースはA-25, SWAROVSKI 15.4WW, AⅡ-4を使用)
※以下、TMB ED Barlowを‘TEB’、Zeiss Abbe Barlowを‘ZAB’と略す。
満月と下弦の月を見ての印象は、ZABとの組み合わせでは精細で軟調な描写で、TEBの組み合わせではクレーター等がキリッとした(エッジの立った)像になり海のコントラストを強調した描写となりました。
木星でもやはり、ZABよりTEBの方がコントラストが高く、模様が識別しやすい印象でした。
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購入金額
39,800円
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購入日
2012年07月頃
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購入場所
国際光器
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