待ちに待ったWindows8RTMがリリースされました。

RTMですので、製品版と同じ物です。

インストールを始めると、真っ暗な背景に青い窓が一つぽつんと表示されます。

そのまま何の動きもないので、動いているか心配になりますが、

10分くらい？そのまま放っておきましょう。

暫くするとインストールや設定関係の画面が出てきます。

MSNのLiveメールの入力なんかもあります。

ここにメールアドレスを入れると、Liveメールに登録されている名前で

自動的にアカウントが作られます。

常に名前を表示されるのが嫌でしたら、後ほどコントロールパネルから

新しいユーザーを追加してそちらを使ってください。

しかし、その場合でも本名が消えるわけではありません。

普段は表示されなくなりますが、本名のアカウントの下に入る感じです。

早速問題が発生しました。

おそらくボリュームライセンス特有の問題だと思いますが、

プロダクトキーが入力出来ません。

インストール時にも聞かれませんし、インストール後にも変更出来ません。

そして認証も通りません！

どうすれば良いかというと、まず管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。

スタート画面の余白で右クリックし、右下のすべてのアプリを表示します。

そこからコマンドプロンプトを右クリックすると左下にメニューが出ます。

管理者権限で起動したらslmgr -ipk xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx

という感じでプロダクトキーを入力すると、プロダクトキーが変更出来ます。

何故こんな仕様にしたのか…意味が分かりません。

ともあれ、これで認証が通るようになりました。

後はソフト関係のインストールなのですが…

流石にまだ対応しているソフトが少ないです。

ウイルスバスター2012には蹴られました。

IEエンジンを使っているブラウザもIE10に対応していないらしく落ちます。

結局ブラウザは当面Operaになりました。

Windows8はデフォルトでアンチウイルスが入っているので、

とりあえずはそれを使ってウイルスバスターの対応を待ちます。

ちなみに、上記の理由からSecurityEssentilasはインストール出来ません。

インストールしようとすると「もっと良いの入ってるから要らないよ！」と。

セットアップは完了しましたので、実際の動きを見ていきます。

起動は…凄く速いです。

シャットダウンからの起動でも凄く早いです。

POST画面すら全く表示されませんので、BIOSに入れないくらいです。

動きもかなりサクサクしていてWindows7より良いです。

評判の悪いスタート画面ですが、悪くないですよ？

デフォルト設定のままで使おうとするとゴミですが、

よく使うアプリだけ集めれば全画面ランチャーとして使えます。

今までのスタートメニューだとすべてのプログラムを開いてから

さらにツリー表示で必要なソフトを探していましたが、

実際使うアプリなんて限られますし、アンインストールとかヘルプとか

普段は使わない物まで入っています。

本当によく使う物はデスクトップやタスクバーにショートカットを出していたり…

そのデスクトップに置くショートカットの代わりになります。

ランチャーを使う人なら、この便利さにすぐ気付くでしょう。

Officeのリボンと同じく、自分用に並べ替えると使いやすくなる物みたいです。

邪魔なタイルはどんどん削除です。

そこで消しても「すべてのアプリ」で表示出来ますからね。

Enterpriseだけの超機能「Windows To Go」についても試したかったんですが、

それを使える条件がUSB3.0対応で32GB以上のUSBメモリ…持ってません！

そちらのテストはまた後で…。