以前、PC-NETのジャンクで2つ購入しました(;=゚ω゚)=333
型番はファンに書いていたものなので、クーラーとしての型番は異なるかも知れません。
恐らくOEM向けのCPUクーラーで、LGA1155/1156に対応します。
4線式でPWM制御となります。
Intel純正のクーラーと異なり、ネジ止めできるので安心して使えます(;゚∀゚)=3
2台購入し、1台は普通に動いたのですが、もう一台は動きません。
ファンの羽を指ではじくとズリズリズリと摩っている状態です・・・orz
夏休みなので「積みジャンクの消化」として修理してみることにしました(^^;
まず、ファンとヒートシンクを分離する必要があります。
大抵のCPUクーラーはネジやファンの樹脂フレームで組まれていますが、こいつは菊ワッシャのようなもので留められていて、分解するのが大変でした。
まず、留めネジに付いている菊ワッシャの歯を曲げて外す。
精密ドライバがこじって外しました。かなり硬いです。
すると、留めネジが外れます。これを4箇所とも行います。(これだけで30分くらいかかったorz)
4箇所とも外すと、ファンとヒートシンクが分離します。
これが使用されているファンですね。
ファンのラベルを剥がすと、グリスでベチョベチョな部分があらわれます。
中心に白い輪の留め具(実際には円ではなくCのようなSワッシャの形状)が付いており、ピンセットなどでブチッっと外します。
すると、羽の部分と土台とが分離できるようになります(;=゚ω゚)=333
ファンがズリズリ摩る原因を探します・・・
どうやら、モーターのコイルがついている基板が斜めに刺さっているようです。
上から強く押し込むと、ズボッっと下がりました(;゚∀゚)=3
その後、羽を仮付けして手で弾いてみると、かなり改善されましたが、
まだ、1回転毎にひっかかる部分があります・・・
羽の方を見てみました(゚ω゚)じぃ~
・・・下の写真の矢印部分、磁石が凸っぽくなっています。
このファンの磁石は、円形のフェライト磁石ではなく、曲げられるゴムのような磁石を巻いて付けているようですね。(昔、学研の科学の付録でよく付いていたヤツw)
本来は棒ヤスリで削りたいところですが、手持ちが無いですorz
幸い柔らかい磁石なので、精密ドライバで削り取りました。
その後、同じように仮止めして、羽を弾くとスムーズに回った為、分解時と逆の順で組み立てました(;゚∀゚)=3
とりあえず、完成です。
動画
(ガリガリと摩っている状態/修理後の状態/電源を入れての動作確認)
BIOSでは回転数制御が利かないのか、結構風切音は大きめでした。
(このGATEWAY-BIOSのマザー、BIOSでファンの回転数表示できねぇ・・・)
300円のジャンククーラーを修理する意味があるのか・・・多分、無いですけどw
せっかくだから、遊んでみて、運よく治ったら使わないと勿体無いですよね(^^;
LGA1155/1156のマザーがジャンクで並ぶようになったときに使うかもw
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購入金額
300円
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購入日
2011年頃
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購入場所
PC-NET
harmankardonさん
2012/08/15
リンさん
2012/08/15
その技術を伝授して欲しいです。
素晴らしいレビューでした☆
ふっけんさん
2012/08/15
ジャンクは安いので、おやつ感覚で買ってしまいます(^^;
動かなくてもオモチャになりますし。
リンさん
今度のレビューの為にYoutubeと動画編集ソフトを使う練習も兼ねています(^^;
動画編集なんてPentiumⅢ時代以来なので全然違いますね(^^;