と、私は考えています。



本来、私は大のオーバークロック嫌い。
ではなぜこの製品を購入したかというと、

・友人がGIGABYTEとASRockのマザーを使っていて、同じメーカーを使いたくない
・前に買った同シリーズのマザーが非常によかったため
・ゲームやOC仕様のマザーの割に、値段が安め

こんな感じでしょうか。
それに、私自体、MSIが好みでもあるというのもあるかもしれません。
Sandy Bridgeのマザーも、一番初めに入手したのはMSIでした。




まずはじめに、謝罪をば。

一番初めにあるように、私は常用OC嫌いで、絶対にやりません(競技のOCは別です)。
そのため、本来、この製品でやらねばならないOCレビューはありません。

OCに関してのレビューは、coneco.netや、価格.comなどのレビューページのほうへお願いします。
私もこれを検討していた時は、参考にさせていただきました。



さて、早速開封していきます。

この製品、Z77 Mpowewrは、OCに特化した、格安ハイエンドマザーボードとなっています。
通常のハイエンドマザーの場合、いろいろな機能をつけて、その分値段が上がっていますが、
この製品は余計な機能を省いてしまうことで、価格を下げています。

悪く言ってしまえば、バリューゾーンの普通のマザーの電力機能とパーツを強化しただけのもの、といったあたりでしょうか。

付属品も、普通のマザーレベルのものです。
OC保証の用紙がついているのが、普通のものと違うところです。


WifiやBluetoothがついているので、使っている方には便利な機能になっています。
私はWifiを使うので、付属品のアンテナを使用しました。

ASUSがこれを出してきたときは、便利だな、と思っていたのですが、
これがこれから先、スタンダードになってくるのでしょうか。

マザー本体は黄色のラインやコンデンサーを抜かせば、黒くなっています。GIGABYTEのものと同じように、つや消し加工になっていて、高級感があります。
黄色のラインは、ケースの中に入れてしまえば、以外にも目立たないので、よほど個性的な色のものでない限り、色が合わないということはないと思います。

ASRockの同じコンセプトのマザーでも同じことです。色合いが結構似ていますから。

ASRock Z77 OC Formula

ただ、個人的には、OCをやるのならば、ASRockのこっちのほうが面白そう、というのはあります。
耐久面は別として、KなしのOC機能は、非常に面白いです。

PCIスロットの配置が、私にとっては理想的です。
ビデオカードが2段目になっていて、サウンドカードなどが上に搭載できます。SLIやCrossFireの場合も、隙間を作れるため、冷やしやすいと思います。
私はそんな状況になることはまずないため、やりませんが。

まだシステム更新の作業中ですが、こんな感じで動きます。
MSIのマザーは大体、右上の青いLEDがやかましいです。
わたしは慣れたので気にならなくなりましたが、点滅するときは多少目に付きます。

右端の数字はCPU温度です。大体40度弱で推移しています。
マザー更新のとき、わたしはCeleronの安いCPUを使って一度負荷をかけてから、OKだったら本物のCPUを乗せています。

今回の場合は、Celeron→Core i5 3570Kという流れです。
そしてそれもいずれ、3770Kにリプレース予定です。
数年使っていくならば、ある程度いいものにしておきたいところです。


現在、Prime95とOCCTを同時にをかけていますが、しっかり安定してくれています。
今まで使っていたGIGABYTEのマザー

がとんでもなく不安定だったため、余計にその感動が大きいと思います。



GIGABYTE大好きの友人がいるのであまりこんなことは言えないのですが、
GIGABYTEのマザーを買うと何かしら起こるので、苦手だったりします。




今回のこの製品に関しては、現状では買って正解だったと、文句なしで言える製品でした。
唯一の不満点は、やはりラインの黄色ですが、これはビデオカードの色の選択さえ間違えなければ、問題はありません。
最近、ASRock人気がうなぎのぼりで、MSIのマザーボード部門が目立たなくなっていますが、
ビデオカードからもわかるとおり、いい製品を出してくるメーカーではあるので、ここでもうひとつがんばってほしいものです。