レビューメディア「ジグソー」

Mobile Trinity 最上位 + 7670M でデュアルグラフィクス

 

Piledriverコアを採用した第二世代APU、モバイル版Trinityの最上位モデルであるA10-4600Mを採用した唯一(?)の製品です。

コスパだけを考えればASUSのK55Tあたりが良いのかもしれませんが、意地でもA10を使いたかったのでこちらをチョイスしました。

 

≪デザイン・オーバービュー≫ 

本体カラーはアークティック・ブルーをチョイスです。

ThinkPadと言えば黒かなーというのはあったのですが、ビジネスモバイルではなくパフォーマンスノートなので趣味を押し出して青にしました。

一応今回のシリーズからの新色らしいです。 

開くとこんなです。

シールのたぐいは少なく、縁が思っていたよりも広かったです。

個人的にはノートパソコンはどんどん狭額の方向に進んでいって欲しいですね。

ヒンジ部はこんなです。

個人的にはこのヒンジは好きではないのですが、DELLとか見ててもある程度ディスプレイサイズの大きいものはこれになってしまうのかなといった感じです。

作り自体はしっかいりしているので、不満はないですけれど。

タッチパッドは非常に広い印象です。

タッチパッド下部のクリック領域は、独立したボタンではなく、押し込んでパッドが傾くような仕様になっています。

基本的に使わないのでどうというわけではないですが、個人的には独立したボタンの方が使いやすくて好きですね。

テンキー搭載なので、タッチパッドは左側(スペースキーが中心になるよう)に配置されています。

タッチパッド上部のクリックボタンに関しては、クリック感がなく、ふにゃっとした感じです。

疲れにくい、のかもしれませんが、個人的にはパシっと押し込める方が好きです。

キーボードはアイソレーションキーボードで、最後にぐにゅっと押し込む感があるので、打鍵感があります。

正直言ってハード面ではこのキーボードの打鍵感が今のところ一番好評価です。

このマシンを使って長時間文字を打ち込むことはないと思いますが、それでもキーボードの打ちやすさというのは満足感に直結するものなので、嬉しい誤算です。 

 

 

≪インターフェース≫

 

まず正面

スピーカーとSDカードスロットのみです。

 

次いで右側面

  • オーディオジャック
  • USB(電源供給用だかなんだかよくわかんないやつ)
  • 有線LAN
  • 電源

 

そして左側面

  • USB3.0 x3
  • HDMI
  • RGB 

USB3.0が3つついてるってのは嬉しいですね。

世代的に考えれば当然なのですが、LenovoならUSB2.0という可能性も大いにありましたので。 

この辺はスペックとして記載して欲しかったですね。 

 

 

≪カスタマイズ・アクセス≫

裏面のふたを開けてどの程度いじれるのか軽く見ていきます。

ネジ数が少なく、非常に開けやすいです。

気になったのは、ハードウェアマニュアルだとWLANモジュールがついている場所にスロットがなく、空きminiPCIExpと書いてある場所にWLANカードが刺さっているという点です。

そしてSIMスロットも取り外されている模様。

このあたり、日本向けにする上でマニュアルと異なっています。

このノートPCを買ってMVNOのSIMを挿して使おうと思っている人は要注意です。

これについては後日Lenovoに問い合わせてみます。 

メモリモジュールへのアクセスが2枚ともできるのはいいですね。

メーカーやモデルによってはアクセス可能なのは2スロット中1スロットのみという場合もありますので。

 

 

≪搭載部品≫

ぱぱっと取り外せる部品についてどこ何が使われてるか見てみたいと思います。

まずはメモリから。

片面に8chip、両面に実装されています。

chip自体もSamsung製のようです。

型番はK4B2G0846D-HCK0、CL11-11-11で、35nmプロセスとのこと。

こいつは近々交換しちゃいます。

 

次にHDD。

東芝のMK5061GSY。

詳細スペックはこちらを参照頂けると良いかと。

http://www3.toshiba.co.jp/storage/english/spec/portable_hdd/61.htm

ざっくりスペックとしては、500GB、7200rpm、キャッシュ16MB、最大シーク20msって感じですね。

お金があれば、ここもSSDにできたらいいなーと思います。

 

 

今回はベンチマークを中心に、A10搭載ノートPCの実力を見ていきたいと思います。

まずその前に 基本性能の確認を。

  

≪Trinity A10-4600M≫

 

CTO製品につき構成も載せときます。

 

≪基本構成≫

 

 

 

≪ベンチマーク≫ 

SSベースで行きます。

 

 

 

 

以上、軽くベンチマークをしてみました。

が、劇的、というには至らない感じですね(´・ω・`) 

 

コストパフォーマンスという言葉が耳にいたいです。

が!AMDerならA10を持っているという満足感は間違いなしなので、買って損はないです(何。

 

 こいつに関しては今後もベンチマークをちまちま更新して行ければなぁと思います。

なんていうか、ドライバの最適化がイマイチな感じなので…。

  • 購入金額

    82,877円

  • 購入日

    2012年08月05日

  • 購入場所

    Lenovoウェブサイト

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