360 用ではありません。初代 XBOX 用です。
初代 XBOX を殆ど使わなくなったのとコントローラがいくつか余っていたので、PSO2 を始めるにあたり、勿体無いので加工して使う事に。
- 造りはかなりしっかりしています。多少ふんずけても壊れません。その分重いです。
- 左アナログスティックと方向キーの配置は SEGA Saturn の丸コン由来の配置。アナログスティックを多用するならプレステ配置よりも理にかなっている(プレステのは元々見た目重視だから)。
- あまり知られていないのですが、ABXY の各ボタンはアナログ対応。
- 左右トリガーも十分なストロークがあります。どこかの申し訳程度の無理のあるレイアウトではありません。
- ただし、プレステの L1, R1 に相当するボタンは白ボタンと黒ボタンですが、変な所に付いています。
- さらに、Start と Back も変な所に付いています。
- 5ピンのインタフェースは専用コネクタだけど、実は USB 1.1 に 12v の電源をプラスしただけ。
- 専用拡張スロットには XBOX メモりユニット, マイクユニット, キーボードアダプタなどが付きますが、実はコレも只の USB Hub だったりします。
- USB ベースなので、コネクタの加工と適当なドライバがあれば Mac でも Windows でも高品質なゲームコントローラとして利用出来ます。
使用しているドライバ
Mac: HID Driver for MacOS X
Win: XGC
改造作業
改造の目標
- 改造後も XBOX でも PC でも両方で使用出来る事。
- コントローラ本体には手を加えない事。
本体以外に用意するもの
- 半田ごて
- A コネクタ付き USB ケーブル (両方Aコネクタ。ジャンク屋で100円。)
- 半田
- 熱収縮チューブ
- カッター
作業開始。
- コネクタカバーをカッターで丁寧に割ります。しっかり接着してあるので本当に割らないように慎重に。
- 二分割になっているシールドのケーブル側を取り除く。
- 用意した USB ケーブルを適当な長さで切っておく。中身は白, 黒, 緑, 赤 と補強用のタコ糸+シールド。
- カッターで割ったカバーの片方に穴をあけ、USB ケーブルに通しておく。
- 中のケーブルを剥いてそれぞれのケーブルとシールドに予備半田をしておく。
- コネクタの同色のケーブルにそれぞれ USB ケーブルを半田付けして行く。
- 半田付けが完了したら、カバーを元に戻す。
- 熱収縮チューブを被せて半田ごてで熱していけば、ハイ出来上がり。
以上、改造終了。
ドライバのインストール
適当にググって環境に合った XGC をダウンロードしてインストール(詳細割愛)。
間違っても 360 用のを拾ってこないように。
で、セットアップが終わったことにして(詳細割愛)、設定で注意することは一つ。
トリガータブでトリガーは、左:Z軸(+), 右:Z軸(-)
詳細設定タブで「Z軸、Z回転、スライダー」セクションの機能の一覧から「Z軸」を選び、「中心を基準にする」チェックボックスにチェックすること。
コレをしないとトリガーが認識されない。
後はお好きなように。
他のドライバがいい人はどっかから拾ってきてください。
以上。
これらの改造は自己責任で行ってください。
コントローラ、XBOX、コンピュータまたはその他の機器に不具合や故障、データの消失等が発生しても当方は一切の責任を負いません。
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購入金額
0円
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購入日
2006年頃
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購入場所
タコシーさん
2012/08/01
コードが二本でていると思ったら改造したんですね
暑さで細かいこと出来ません 集中出来ないで~すwww
KoSさん
2012/08/02
あはは。まさか。工作したのはもっと前の梅雨頃ですよ。
それでも暑かったですけどね。お風呂場だったしw
きっちょむさん
2012/08/12
こういう規格違いのケーブルって、
ごそごそしないと駄目かと思っていたら、線を繋ぐだけで使えるんですね。
知らなかったー。
KoSさん
2012/08/12
まぁ、この辺はマイクロソフト製品なので、割と適当に規格を流用されてたりします。コスト削減もあったんでしょうね。