2018年10月にmacOS 10.14 (Mojave)が公開されました。

１か月は待って、11月8日にアップデートして、しばらくはダークモードなどを楽しんでいましたが、そのうち、NASにバックアップすることになっているTime Machineがエラーを出して、バックアップができなくなる事象が頻発しました。

この上のダイアログで、「新規バックアップを作成」を選んでしまうと、二度と前の環境に戻れないという恐ろしい事態になります。

アメリカAppleのディスカッションでも同様の問題を抱えている人がおり、依然として解消されていません。

これまでのメジャーOSアップデートの際も、こうした問題が起きたことがあるようで、ネット上ではいくつかの回避策も示されています。そのひとつ、ターミナルでコマンドをたたき、バックアップの修復を2時間以上かけて行い、その後にバックアップを行う、という方法でしばらくしのいでいたのですが。。。

こんなダイアログまで出るようになり、いよいよ不安定化。

幸いなことに、バックアップデータ自体は、OSが言うのとは逆で、正常のようなので、仕方なく元の10.13 (High Sierra)に戻すことにしました。Time MachineバックアップからデータではなくOS自体を戻すのは初めてで、どきどきしましたが、時間がかかりこそはすれ作業自体はスムーズに終わりました。

そして問題だったTime Machineバックアップも、何の問題もなく、するすると成功。やはりMojaveはNASへのバックアップに大きな問題を抱えているようです。

ただ、その後、App StoreからのOSアップデートをかけようとすると。

こんな見たこともないエラーが出て、また一苦労。

これは、ディスカッションに解決策を示している人がいて、それで一発解決。

本当にMojaveには翻弄されました。依然として根本Fixもアップルからは出されていないようなので、当面、High Sierraでいこうと思います。特段の不具合もないので。（2018年12月18日更新）