レビューメディア「ジグソー」

本来はコンクリート工事でスリーブを抜くのに使うのですが・・・

紙でできた筒です。
トイレットペーパーの芯のお化けだと思うと想像しやすいと思います。

本来はコンクリート工事の時に埋め込んでおいてスリーブを作ったり、円柱形にコンクリートを流すときの型に使うものです。

私は望遠鏡のフードを作るための型として購入しました。
ホームセンターで500~800円/mくらいでした(太さによる)

これに黒い画用紙を巻き付けて、その上にボール紙をボンドで固定しながら巻いて、最後にキャンプ用の表面にアルミシートを張り付けてあるスチロールを巻き付けて完成(予定)。

最初は芯なしで作ったら真円とは程遠い断面の筒が出来上がってしまい、これを買ってきました。


望遠鏡のフードを紙で作るのか?という人もいるかと思いますので説明します。
夏場など湿度の高い時は望遠鏡のレンズに露が降りて曇ってしまいます。それを防ぐために皆さん涙ぐましい努力をしているのです。

望遠鏡の先端にカイロをつけたりヒーターを付けたりして外気温よりわずかに温度を高くしておくと露がつきにくくなります。しかしこのヒーター方式はエネルギーを消費します。

望遠鏡のレンズに向かって乾燥した空気を常時吹き付けるという方法もあります。こちらもエネルギーを消費します。

そこで最近流行ってきているのがこの紙のフードです。長いフードをつけると露がつきにくくなりますし、紙ですから湿気を吸収して露がレンズに降りるのを防ぐ効果もあります。もちろん一晩使用した後は水を吸ってびしょびしょになっているので昼間乾燥させて再利用します。

前述の真円でない仮フードを作成して使用してみたところかなりの効果が認められたので、ちゃんと丸いフードを作ろうと思いボイド管を購入してきました。このボイド管そのものを利用してフードを作れればいいのですが、意外と質量がありフードとしては重すぎました。

写真はボイド管にボール紙を巻き付けてフードを作っている途中です。接着剤が乾燥するのを待って次の工程に進むのですが、待ち時間に撮影しました。太い方がΦ150mm、細い方がΦ75mm、左下にちょっと写っているのがΦ125mmです。近所のホームセンターで1mずつ切り売りで買ってきました。

天文関連の製品は皆値が張るので自作できるところは自分で作らないとね(^-^)/
  • 購入金額

    500円

  • 購入日

    2012年07月20日

  • 購入場所

    ホームセンター

4人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (4)

  • つきさん

    2012/07/28

    ドブソニアンが初めて世に出たときは紙製だったと記憶しています。
    (ダンボールと書いてあったように思います。)
    多分このような上部材料だったのではないかと思います。
  • frogさん

    2012/07/28

    ⇒つきさん

    そうですね、ドブが出たころはボイド管で自作する人がいっぱいいましたね。
    意外と真円度が高くて安くて丈夫で耐水性もあるので重宝したらしいです。
    私の友人もボイド管で作ってましたね。

    ドブは軽すぎても安定感に欠けるのである程度重い方が(運搬は別にして)都合がいいのかもしれません。

    最近のドブは安すぎて自作するのもためらわれるほどですよね。
    40cm超で星空散歩してみたいです。もちろん他人のドブで(笑)
  • KoSさん

    2012/07/28

    紙管はホントに軽くて丈夫なので、耐火性能基準をクリアしたものは建築材としても使えるんですよ。
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