前回GeForce 7900 GSのところで書いた通り、GeForce 7900 GSが3カ月弱で故障してしまい、急場を凌ぐために急遽中古品を購入してきました。
本来ならばGeForce 7900 GSとGeForce 7950 GTとでは1グレード違う製品で有り、ある程度の性能差が付くべきなのですが、故障した側のGeForce 7900 GSは大幅なオーバークロックモデルであり、実質的に動作クロックはGeForce 7950 GTと大差は無く、結果的に性能面でも大きな差は付きませんでした。厳密にはGeForce 7900 GSはG71コアのPixel Shader、Vertex Shaderの一部を無効化した製品ですから、その分の性能低下はあるはずなのですが、DirectX 7/8世代のソフトでは性能差は誤差といえる程度のものでしかありませんでした。
ただ、同じG71コアを採用しているとはいえ、規定のクロックが大幅に違う製品でしたから、GeForce 7950 GTの方は選別された出来の良いコア、GeForce 7900 GSの方は選別落ちのコアという差はあったのでしょう。動作クロックは大差なかった（コアクロックは同等）にもかかわらず、動作時の温度はGeForce 7950 GTの方が常に10度前後低く保たれていました。
結局このGeForce 7950 GTはメインPCを入れ替えるまで使われ続けました。非常に強力な性能を誇った製品でしたが、組み合わせたPentium4 Extreme Edition 3.4GHz＋GA-8IPE1000-G（865PE）の限界だったのでしょう。入れ替えた次のメインPCでは当初GeForce 7800 GTXを使っていたのですが、グラフィックス回りを含む総合性能は、新メインの方が大幅に上回っていました。
ただ、この製品を使っていたことでAGPを使うプラットフォームそのものの限界が見えたということもあり、使っていたことには十分な満足感がありました。その意味で買って良かったと思える製品です。
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購入金額
25,000円
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購入日
2007年11月02日
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購入場所
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