久しぶりのA4 TECHマウスの新製品ということで即買いしたモデルです。といっても、発売が2012年の4月ですから、もう少しで1年になりますね＾＾

　型番的にX系ではなくなり、デザインも今までのものから大幅に変更されています。

　X～の型番ではなくなりましたが、ゲーミングデバイスのX7シリーズになるようです。ゲーミングデバイスをより意識したということなのでしょうか、弾痕のプリントもあります。

　どれくらい変わってるのかということで、近年のモデルを並べてみました。左から右にいくほど新しくなります。

　左からXL-750F（光学）　X-718BK-JP（レーザー）　X-718BK-J2（V-track）　F3-JP（V-track）右ふたつが現役で使用中になります。

　XL-750Fは使い込みすぎてケーブルが千切れそうですね＾＾　そして並べてみてわかりましたが少し大きい。そしてF3-JPが小さい（その代わり横幅がある）。

　X7シリーズは、どのモデルもほんの少しだけ差があるものの、基本的なデザインは同じでとても手に馴染む気持ちのいいデザインです。F3-JPはこれが大幅に変更されたということで多少戸惑いもしましたが、問題ありません。

まったく問題ありません。大事なことなので……

 F3-JPも、これはこれで手に馴染みやすいデザインになっています。X-718BKから乗り換える、もしくは同時使用する場合でも手に合わないといって嘆くことはないでしょう。

　さらに、これも少し戸惑うかもしれないのがサイドボタンの位置。X-718BKよりもボタンの位置が手前にきています。もっともこれも慣れの問題で、慣れてしまえばとても自然な位置だと感じられます。私は、現在X-718BKとF3-JPを同時に使用していますが、持ち替えた途端にボタンの位置で戸惑うこともありません。

　やはり、一番デザインの変更で気になるのが、ボタンの配置。左右のクリックボタンが広くなることでクリックがしやすくなっている。というような印象はありませんね。どちらもスムーズにクリックできます。あえていうなら、F3-JPのセンターボタンは少し押しづらい印象です。

　両モデル間で一番差を感じるのがセンサー部分。

　X-718BKはレーザー光がちょっと目に痛いですが、F3-JPは光が漏れていません。どちらもV-TRACKとのことですが、新しい分F3-JPのほうが進化しているようです。感度もF3-JPの方が高いように感じます。

　ちなみに少し派手になったゴールド部分は擦り傷のようになっています。これは使い込んでこうなったのではなく、最初からこうでした。ちょっと処理が雑ですね。まぁ、気にするほどの部分でもありませんが。

　さて、見た目は随分新しくなった。というか、まるで別物になってしまったようなF3-JPですが、基本的な機能は今までのモデルと変わりません。マクロ機能も搭載していますし、DPIをボタンひとつで変更できて、LEDの色で現在のDPIを知ることもできます。センターボタンはデフォルトで左クリック3連打なので、FPSでタップ射撃ができます。V-TRACKの感度が、以前より良好になっているところが一番の進化ポイントでしょうか。

　F3-JPは、A4 TECHらしい。低価格ながらも、高い機能をバランスよく備えたマウスだと思います。なによりも、手に馴染みやすい、この自然なフィット感が素晴らしいですね。

　ちなみに日本で買えるA4 TECHのマウスはX7シリーズに限定されますが、サイトを見ると実に多様なマウスを販売しているのがわかります。ぜひユーレックスさんには他のシリーズも輸入販売してほしいものです。全部は無理でも、せめて無線マウスを！　無線マウスを販売して欲しいのです！！

　結構切実な願いなのです。

　あと、私はかなり古いユーザーなので、このマークの入ったマウスも欲しいですね＾＾