一見色が派手な点を除けば、ごく普通のマウス。

しかし他のマウスと並べるとご覧の有様だよ！！

その名もビッグマウス。もはやマウスというよりモルモットかラビットくらいのサイズがあるマウス。その全長は17cmオーバーで、我が家最小のチョロQマウスと並べると最早同じ機能を持つ物体とは思えない。

当然サイズがサイズなのでつまみ持ちとかかぶせ持ちというより、手を乗っけて使うといった感感があり、エルゴノミクスデザインに真っ向勝負している。その大雑把なシルエットはマウスパッドを埋め尽くし、ネットブックが更に小さく見えてしまう。

あまりに規格外のサイズは、グラフィックボードと並べたほうがいいクラス。

そのマウスという名前があまりに似合わない姿は、全長10mを越えるという巨体を誇りながら「マウス」と名付けられた超重戦車を思い起こさせる。しかし戦車と異なり中身はスッカスカなので140g未満と重くは無い。マウスソールも普通のサイズのものが使われており、滑り自体は意外と普通だったりする。

センサーやスイッチの類は典型的な廉価マウスといったところだが、このサイズの前では使いやすいとか手になじむとか全く持って無いのでどうでもいい。

おっぱ…立体マウスパッドにのせると完全にキャラクターの顔が潰される。というよりマウスが甲高すぎてパームレストの意味を全く成さない。

パッケージは何故かエヴァンゲ●オン風。

この箱自体下手なアクションフィギュアの外箱くらいのサイズがあるので勢いで買ったはいいが絶対保管場所に困る。

そういわれるとこのハデな本体色もエヴァ風だ。マリしかフィギュアもってなかったんで違うけど。

パッケージ背面によるとアミューズメント向け景品だったことがわかる。実は例によってリサイクルショップから回収してきたので出所とか一切わからない。しかしエスケイジャパンという名前はなんか覚えがあると思ったら…

そに子マウスもエスケイジャパンだったでござる。

ネットで情報を検索するとほぼ同じ品の色違いが海外で一般発売されていたらしいが、そちらは中間の半透明部に常時点滅するイルミネーションが内蔵されていたらしい。それに対しての廉価版か、類似品かは不明。

ところで注意書きにはこんな一文がある。