センサーこそPixArtのPAW3305DKだが、どうやらカスタム品のようで、トラッキング性能は相当向上しています。
一応センサーはX-718BK-J2というX-718BK-JPという前モデルの改良型と同じものですが、こちらは赤色LEDになっています。
F3-JPでは、不可視光(携帯のカメラなどで白紫色に描出されるので赤外線)に変更されています。
この結果かわからないですが、ローセンシ(FPSで180°40cm程度)で全力で操作した場合、
X718BKJ2では右下への強いネガティブアクセルが生じたのですが、こちらのマウスではそういったことは一切発生しません。
このことよりもセンサー性能は向上したと思われます。
どちらのマウスを操作したときの条件として、以下の条件で比較を行いました。
・レポートレート1000Hz
・2000cpi(Windows設定6/11)
・マウパッドはRoccat TAIT、RazerGoliathus、Artisan 飛燕Valueの3種
結果
・リフトオフディスタンスはどのパッドでも3ミリほどと光学式としては短いです。
・トラッキングはどのパッドでもピクセルスキップ等体感できなかった。
・ハイセンシ、ローセンシ共に良好なトラッキング
・マウスのマクロ設定などは日本語化されたソフトで非常にわかりやすいうえに、圧倒的な設定項目(絶対値移動などの機能まで!)
・プロファイルの保存数は5つで、各プロファイルごとにXY軸のcpi値、レポートレート、マクロなどをオンボードに記録可能。
(プロファイルごとにcpi値を設定できるマウスは結構ありますが、レポートレートまで記録できるのは珍しいと思います)
・プロファイル切り替えは0.5秒ほどで完了し、固まったりしたことは一度もありませんでした。
・バインド可能なキーは全部で7キー(右、センター、ホイール上下、左前後、左キー先)
・キースイッチはセンターのプロファイル選択ボタン以外全てHUANO製ですが、一般的に言われるようにクリック感が悪いということは一切ありません。
・キーの重さは一般的な重さで、KANAと比較したら軽く感じました。
・内部には18gの錘が1gのネジで固定されているので、分解して外すことで19g軽量化可能。(大体80g前後と軽量)
・サイズ:幅70×奥行き100×高さ40mmとかなり全長が短く、手の小さい人でも十分に運用可能。
(当方、手関節から中指の先まで21cmと大き目の手ですが、かぶせ持ち、つまみ持ちどちらでも使えます)
・表面加工は左右がプラスティックそのままだが、左のサイドキーの下はディンプル加工、左右キーからお尻にかけては梨肌加工
・ホイールは24ノッチで多少固めの回転抵抗で、誤爆はしにくいと思います。
・ケーブルは1.73mで、実測3mmの布巻きケーブル。(丁度SteelseriesのXAIと同じ感じ)
このような感じでしょうか。
正直欠点らしい欠点は無く、ドライバも安定しているし、値段も安く、今まで15個ほどゲーミングマウスを買ってきましたが、一番気に入っております。
しいて欠点を挙げるとすれば、塗装でしょうか?
謎の弾痕ペイントに、小さく「Winner's choice」という英文が短く入っております(笑)
ここまでベタ褒めするとステマかと思われるでしょうが、実際凄く使いやすいのです。
だまされたと思って買ってみてはいかがでしょうか?後悔はしないと思います。
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購入金額
2,800円
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購入日
2012年04月28日
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購入場所
ツクモ 名古屋1号店
Kvartさん
2012/07/13
発売日に買ったのに、いまだ箱の中ですw
Mavixさん
2012/07/13
初コメありがとうございます。
マウスに関しては相当使い込んでいるので、結構自信あったりしますw