年賀状を印刷しようと、エプソンのEP-804Aを久々に使ってみたら、なんとシアンのインクがどばどばーっと漏れる事態が発生。

ヘッドクリーニングをしないと詰まるので、ヘッドクリーニングだけは適時行っていたんですが、まさかインクが漏れるとは…

紙を入れると、どばどばーっとシアンが紙を染めるだけではなく、隣のイエローにまでシアンが浸食、イエローの数ラインがシアンになるというはちゃめちゃな状況となっておりました。

１年半くらいしか使ってないんじゃないか、このプリンタ…

ネットのレビューを見ていると、同じように壊れる事象多発、しかも修理代１万円以上コースということで、廃棄することに決定しました。

３万円以上したのに、１年しか持たないのか…

ということで、エプソンのインクジェットなんて二度と買うか！ということに決めたものの、すでに12/30になっておりまして…プリンタを急ぎ買わねばならぬ状況となりました。

※もっと前もって作っておけ、という突っ込みはナシの方向で

モノクロはブラザーのレーザープリンタが１台あるためカラー印刷はあまり行わないということで、液漏れしないカラーレーザーを買うことに決定。

たまにしか印刷しない場合はやっぱりレーザープリンタ最強ですよ。

しかも雨で濡れてもにじまないですしね。

購入候補は前から気になっていた、NECのPR-L5600C。

ゼロックスのOEM品らしく、同等機種がゼロックスからも出ていますが、こちらはかなりお高い値段です。

というか、NECのこの機種が安すぎな気も。

本来、消耗品である転写ドラムを本体と一体化したことで、省スペース・低価格を実現していますが、５年または３万枚印刷で使用不可になるとのこと。

とはいえ、３万枚は印刷しないだろうし、５年もしたら後継機種に買い換えればいいだけですから、この制限は問題なし。

なんといっても、１万円しませんからね…

31日は欲しい！ということで、Amazonでポチッと購入。

お急ぎ便で、30日に購入、31日には届きました。

ブラボー。

設置してみると小型なのがわかると思います。

小さいため、A4の紙をセットするとはみ出してしまいますが、まあ、ご愛敬。

A4が入るカセットが付くレーザープリンタはどうしても大型化してしまいますからね。

逆に、このサイズによく給紙機構と転写ドラム、４本のカートリッジを入れているな…と思います。

USBにしか対応していないため、BuffaloのルーターにあるUSBポートを介してネットワーク接続することにしました。

Buffaloのルーターのプリンタ共有機能は、１台のPCが占有してしまう方式のため、複数台で印刷すると面倒です。

このため、Windows Storage Server 2008 R2 Essentials搭載のNASで常時接続、共有をかけてクライアントPCから利用するようにしました。

Windows系OS搭載のNASって便利ですねぇ…

印刷品質は、１万円しないカラーレーザーとしてはきわめて良好。

会社の100万近い業務用カラーレーザー複合機と比べると画質は劣りますが、価格差を考えると大健闘していると思います。

というか、十分過ぎますね、これ…

テキストのテストプリント。

下の方で色がずれた感じがしているのは、レンズの色収差のためです。

鮮明でまったく問題無いレベル。

ZIGSOWのラウンジを印刷。

照明の陰ができてしまってますね…

カラーも鮮明です。

インクジェットと違い、カラーレーザーは色が濃く出る（淡い色やグラデーションの表現に不向き）ので、派手に見えます。

Surface Pro 2のレビューで描いたイラストを印刷。

これだけ綺麗に出れば十分なのではないでしょうか。

USBのみ、ドラム交換不可とはいえ、10,000円以下で購入できるこのプリンタ、きわめて便利です。