というわけで、Z77の鉄板はこちらになります。
Z68での鉄板はこの前のシリーズだったので、この世代はASUSの勝利ですね。
今まではこれを使っていましたが、内蔵GPUを使うに当たって一つ問題がありました。
「WQHD(2560x1440)で出力出来ない!」
理由はマザーボードにDisplayPortが付いていないからです。
DVI-Dでも出力可能ですが…スペック表では1920x1200までしか対応していませんでした。
HDMIも規格上1920x1200までしか使えません。
使用しているモニタがWQHDなので、常時その解像度で表示するとなると
今まではグラフィックボードを付けて使うしかありませんでした。
しかし、今やっているMMOは内蔵GPUでも結構快適に動くようなので、
省電力も兼ねて乗り換えを決意しました。
重いゲームをやっていない間は内蔵GPUで十分ですからね。
Z77は基本的にはIvyBridge世代のために作られたチップセットです。
そのため、2600K等のSandyBridge世代だと全ての機能は使えないようです。
具体的にどこが使えないのかは調べてもなかなか見つからず…
EFI上でPCIeの2本目のスロットの設定がグレーになっていたので、
そのあたりに制約はありそうです。
他にはVirtuMVPの内蔵GPUと外付けGPUでパワーアップする機能はたぶん使えません。
それ以外の機能については見た感じ制限はなさそうですが、他にも何かあるかもしれません。
CPUが微細化しただけで根本的な部分は変わっていませんから、大体は動きます。
Z68-V Pro/GEN3との違いはBluetoothが無くなってWiFi機能が付いた事でしょうか。
WiFi用の謎アンテナが同梱されていました。
目の前にWiFi機能付きの無線LANがあるので、これも使う事は無さそうですが…。
他にもUSB3.0がいっぱい付いていたり、件のDisplayPortの有無もあります。
ランク下のP8Z77-Vとの違いは謎アンテナの有無と電源のフェーズ数くらい?
私みたいなライトOCerならそちらでも十分だとは思いますが、
折角後継機に変えるのにランクダウンするのもなんですからね。
早速オンボードでWQHDを出力してみることに。
ここで少々手間取りました。
設定などはグラフィックボードからの出力で行っていたのですが、
オンボードの方に繋ぎ換えてもてもWQHDの解像度が選べません。
解決法としては、「一度グラフィックボードを外してオンボード接続で起動する事」
すると自動的にWQHDの解像度になります。
一度認識させてからグラフィックボードを取り付けたら問題なく動いてくれました。
内蔵GPUでMMOをプレイしてみたところ、若干重い部分はありますが、
ハイエンドの外付けGPUでのプレイと近いくらいには動きました。
これはゲームの相性によるところが大きいです。
ハイスペック上等のゲーマー向けMMOではなく、低スペック主体の店売りPCMMOなので、
ntelの内蔵GPUは性能以上によく動いてくれます。
消費電力の方はMMOプレイ中で160W→125Wと35W低下しました。
ところで、一つ気になる部分がありました。
CPUソケットに付いていたカバーなんですが…
どういうこと!?
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購入金額
19,071円
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購入日
2012年06月15日
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購入場所
amazon
愛生さん
2012/06/17
R.O.Gだったら、別のメーカー製CPUソケットを使ってそうですが・・・
M.T.オーエンさん
2012/06/17
全てを自社生産しているわけではないでしょうから…
そういう事自体はあるかもしれません。
しかし、競合に出す場合はロゴは入れない物なんじゃないかな~と。
SATAケーブルにまでロゴを入れるASUSもよく許したな~とも。
細かいところまで気にしそうなイメージだったんですけどね。
愛生さん
2012/06/18
ASUSでもGIGAでも、そのまま使ってます。
もしかしたら組み立ても、FOXCONNかもしれませんよね(^_^;)
M.T.オーエンさん
2012/06/18
思いっきり競合他社の名前が入っているというのは
この業界では珍しくないんですね。