2014/3/24に販売されたNFJ仕様の第八ロットを購入しました。

様々な方がレビューされているように外観は、、、かなり安っぽいです。
最初っから小傷もそれなりにあります。

肝心の音は「解像感が高くて元気な音」といった感じで、透明感はなかなかのものです。

低音は余り出ていないように感じますが、数十年に渡って楽器を演奏してきて、ライブ経験も豊富な私の耳に於いても低音の量感不足を感じることはありません。まぁ低音命の人はボワボワドンドンの低域を良い音と勘違いしている人がほとんですが(^_-)

トーンコントロールを使用すると音量が下がって音が奥に引っ込んだ感じになり、解像感が若干スポイルされる印象です。また、音量を上げていくと歪み感が増し、スピーカーからの出音が飽和してくる印象があります。

夜中に近接でリスニングするなど、それほど音量を上げずに使用するのであれば、トーンコントロール付きということもあって有用ではないでしょうか？

【FX202Jとの比較】

2014/5/12にNFJ社より発売開始された、同じパワーIC(TA2020)を使用したFX202Jと比べると…

「解像感」「透明感」「低域の量感」については少々見劣りします。FX202Jの方がこれらにおいて落ち着きと余裕を感じさせ、音に高級感が漂います。

ただし、（粗さはあるが）音が前に出てくる元気のある鳴り方、トーンコントロール装備の利便性など、こちらにも優れた点もありますし、何よりこの価格であれば全然有りだと思います。