PHSと3G回線が同居した、技術的にすごい端末だそうです。
どれだけすごいのかはわかりませんが。
上のように、2回線同居もそうですが、
Dual Core(2コアのCPU)
Dual Phone Number(電話番号2つ)
など、「2つ」が同居している製品です。
もっとも、基本ソフトはあくまでも本家、DIGNO ISW11K
と同じ(ホームアプリなどは違うが)、Android 2.3の端末です。
WK04のほうは、4.0にアップデートが予定されています。
基本的なスペックの比較はこんな感じ。
まあ、性能的なものは同シーズンの他社製品と比べて劣るものの、ゲームはやらないので、ある程度ぬるぬる動いてくれるので、そこは気にしていません。
何より、仕事で使うものですし。
ただ、内部記憶容量(ROM)はかなり少ないので、SDカードはなるべく大きいものを選んでおいたほうがいいかもしれません。
液晶のほうに関しては、私は本家のほうが好みです。GS、GSIIと、有機ELがきれいなのはさんざん見ていますから。とはいえ、明るさと色味が変わるだけで、この機種も悪いというわけではありません。
カメラの画素数が500万というのは、800万が当たり前の中では、少々荒く見えるかもしれませんが、スマートフォンクラスの液晶サイズではあまり意味はありません。
写真の質の良さは画素数だけで決まるものではありません。
それに、ここで掲載する場合は、結局縮小加工して使っていますので。
使ってみての感想ですが、操作感はかなり良好だと思います。
もちろん、スペックの高い海外機種には負けたりはしますが、正直言って十分です。
ホームアプリもサクサクです。
唯一ホームというか、残念なのが、通知を戻すとき(上にスクロールするとき)、指ではほぼ戻りません。戻るキーを押して引っ込める必要があります。
また、私の用途でも、若干電池の減りが早いような気もします。
使い始めだからそうなのか、それとも私の個体がそうなのかわかるには、この先しばらく使ってみるしかありません。
それに、これがもし問題だったとしても、携帯バッテリーを用意すればいいだけなので、どうにでもなります。
1回の充電で使えるのは3800mAhなので、多少は何とかなるでしょう。
実際に使っていると、1回分充電できているのか不明ですが。
そして、この機種の一番重要な点は、イヤホンジャックがないこと。充電用のUSBに変換して、接続しなければいけない実に面倒な仕様。
まあ、その分防水がついているのですが、正直、防水とイヤホンジャックを両立する手はいくらでもあるわけで、こうしなければいけない理由はありません。
「誰がそれ(タッチペンのこと)を望む? すぐになくしそうだ」
iPhone新発表のプレゼンで故スティーブ・ジョブズが言った言葉です。
すっきりするのは確かにいいことです。ただ、それでなくしそうな部品を使う場合、なくしてしまっては終わりなのです。買うしかないのですから。
それならば、普通のイヤホンジャックを使って、そこにふたをする形にするのが一番いい気がします。
その点があるので、正直、マイナス一つくらいはつきます。
製品全体の感想としては、発送はかなりおもしろいと思います。
PHSを通話飲みにして、「誰とでも定額」で通話料を抑え(仕事で通話するので便利です)、通信自体はソフトバンクの3G回線を利用することになります。
残念ながらプラチナバンドには対応してはいませんが、それも含めて全体的に、可もなく不可もなく、普通に使える機種になっています。
コンセプトとしては面白いですが、まあ、正直、ウィルコムにしては値段が高いですね。
誰とでも定額がほしくない限りは、素直に、他メーカーのハイスペック機種を買ったほうがいいと思います。
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購入金額
0円
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購入日
2012年08月21日
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購入場所
ウィルコムプラザ
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