レビューメディア「ジグソー」

グラボ水冷用フルカバータイプ

GTX285用の水冷用ウォーターブロック、フルカバータイプです。
GPU、メモリ、VRM、その他チップを冷却します。
今回、PCの静穏化をおこなうため、棚にしまってあったGTX285と、このウォーターブロックを導入。


このPCに導入しました。


ついでにCPUも水冷化。
水冷化にさいしては、このキットを再利用。


ポンプは別のものを乗せ変えて強化したり、LGA1155にCPUウォーターブロックを乗せるための金具を別に用意したりしています。
中の様子
中の様子


高負荷時でも見事なほど静かに。
結局、電源のファンの音が一番うるさいという。

GTX285 OCCT GPUTEST
GTX285 OCCT GPUTEST

上はOCCTによる負荷テスト時の温度。
室温25度。
ラジエターの12cmファンの回転数は1000rpm。
オーバークロック状態で測定してます。
GPU 648MHz→721MHz
Shader 1476MHz→1630MHz
GPU-MEM 1242MHz (2484MHz)

明らかにファンの回転数が低いために水温が上昇してGPU温度が上がってしまってます。
ファンの回転数を上げてやるともっと温度が下がりますが、空冷時よりはるかに冷えてますし、せっかく静かですので、このままでもいいでしょう。




日本国内では品切れが続いていたので、EKWaterBlocks本社のサイトで購入したんですよね。
ちょっと船賃が高かったのですが、ちょうどその頃、今と同じくらいユーロが安かった時期だったので、国内で買うのと同じくらいの値段で済んで助かりました。

GPU用のフルカバーウォーターブロックは、使用するグラボによっては、チップがウォーターブロックに接触してしまってショートする場合があるので、しっかりと接触してないかどうかを確認しないとダメなんですよね。
接触してる場合は、自分でヤスリやハンドルーターで削らないといけません。

あ、後大事なことが。
ウォータブロックと基盤の間に、プラスティックの足を入れて、ボードがしなるのを防ぐのですが、この足、物によっては通電します。
ですので、なるべく足の両端に非導電性のグリスを塗布する必要があります。
赤い←の黒い物が足、白くはみ出してるのが非導電性グリス。
赤い←の黒い物が足、白くはみ出してるのが非導電性グリス。

大丈夫なタイプのものもあるので、説明書をよく読んだほうがいいですね。
と、いっても全文英語なんで、とっつきにくいなぁって人もいるかもしれません・・・。
  • 購入金額

    14,000円

  • 購入日

    2009年頃

  • 購入場所

    EKWaterBlocks

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