あまり良い評判を聞かないスマホですがnVIDEA製SoC搭載ということで自作ユーザーとして気になる逸品でした。中古品を購入してみたので簡単に紹介します(>_<)ゞ
●docomo NEXT series ARROWS X F-10D ブラック
去年の夏モデルでクアッドコアSoCのTegra3 AP33を搭載した意欲作。
RAM 1GB、ROM 16GB、4.6インチHD液晶パネル、1310万画素裏面照射型CMOSセンサー搭載と当時としてはハイスペックです。
置くだけ充電に対応し、置くだけ充電器(F02)も標準で付属。
本体カラーはブラックですが裏蓋は黒~濃い紫にグラデーションがかかっています。
●デザインと機能など
男性向けのやや角ばったデザインは良い感じですがハードボタンが側面のフレームに寄り過ぎて配置されているので押しにくいのは残念です。
USB端子とヘッドフォン端子は上部の蓋の中にあります。防水機能付きのため蓋は仕方ないのかもしれませんが個人的には端子剥き出しのほうが好みです。
●発熱について
発熱は多めウェブブラウズのみでも液晶パネルがかなり熱くなります。(背面は熱くなりません。)
ゲームなど負荷率の高いアプリを動作させると発熱は更に増えて背面まで伝わります。熱処理に問題があるようで発熱による機能制限も確認。ソフトの問題の可能性もありますがTegra3の発熱自体は高めのようです。
●バッテリーの持ちについて
サブ機のためデータ通信をオフ、その他不要な機能と一部のアプリをオフ、NXエコはオンにするとレスポンスが激しく低下するのでオフの状態で使用していますが、バッテリーは評判どうり持ちません。
”3時間持たない”という噂を聞いたことがありますが短時間の検証期間でも1時間で30%くらい消費した事もあるので事実のようです。この激しいバッテリーの減り方はGALAXY S2を思い出しました。
スリープ時については8時間くらいで7~13%くらい消費しています。(データ通信:オフ、Wi-Fi:オン)
当時としては大容量の1800mAhバッテリーも容量不足。他のスマホにも言えますが薄さよりも容量を重視して2500mAhは載せてほしいというのが感想です。
●液晶パネルの視野角
個人的に気になったのは搭載する液晶パネルの視野角。TFTとの表記のみのため方式は不明ですが視野角はかなり狭く45度傾けるとかなり白く抜けてしまうといので液晶画面サイズの小さいスマホならギリギリ許容範囲かも・・・といったレベルです。
PC用モニターはTNパネルを避けて高視野角のIPSパネルを使い続けてきた自分としては厳しいです。
●感想
一部のゲームでは日本製スマホに多くに見られる”謎の処理落ち(発熱による機能制限?)”を確認しているので微妙なところですが、クアッドコアSoCですからホームやメニューの動作(NXエコをオフにしている限り)はサクサクで問題無しです。
発熱が凄い、バッテリーが持たない・・・など厳しい面もありますがサブスマホとしてなら悪くないです。
Tegra3の省電力コア(+1コア)を効率的に活用できていないのかLTEチップの消費電力が多いのか正確なところは不明ですが、朗報としてandroid 4.2のリリースが決定しているので Nexsu 7 のようにTegra3のOS制御が向上することに期待しています。
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購入金額
11,800円
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購入日
2013年頃
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購入場所
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