GTX 460の性能自体に特に不満は無かったのですが、オーバークロックモデルのせいか夏場にCUDAを使った描画を実行したりした場合にノイズが乗ったりするなど、若干の不安定要素があったので手頃な出物があれば入れ替えようと考えていました。
当初はGTX 460の購入価格ととほぼ同等の売値であるGeForce GTX 570の処分品を検討していました。ZOTACのショート基板モデルが比較的安く出ていることが多かったためです。ただ、改良されているとはいえ同じFermiアーキテクチャの製品に入れ替えるメリットを測りかねていた部分もあり、結局数ヶ月入れ替えないままでした。
そして今日、外出のついでに立ち寄ったPC量販店で見つけたのが中古のこの製品でした。正直言えばあまり金はなかったのですが、中古としても十分安い部類の価格だったこともあり結局購入。早速メインPCに組み込みました。
まず一つ問題となるのが、メインPCで使っているケース、Antec SOLOでは、このボードはHDDベイに明らかに干渉するということです。PCI Expressスロットの先にあるHDDの電源・SATAコネクターの位置と1cmほど重なってしまいます。
これは仕方なく、SSDをケース純正のマウンターから外し、汎用のマウンターに置く形で設置し、この部分のHDDベイを空けることで対応しました。Antec SOLOにHDDを4台以上搭載している人は、このカードを使う場合はHDDを1台諦める必要が出てくるでしょう。
それはさておき、Windows XP環境の方でセットアップしてみました。取り急ぎ取ったFinalFantasy XIVベンチの結果は以下の通りです。
数値の方はあまり語るべきデータを持っていないのですが、GTX 460と比較すると描画の軽さが段違いです。殆ど引っかかりは感じられませんでした。私自身オンラインゲームなどは殆ど遊びませんので、このパワーを活かす使い方をするかは疑問ではあるのですが、払った金額以上の満足感が得られたのは間違いありません。
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購入金額
19,700円
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購入日
2012年11月21日
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購入場所
RYOさん
2012/11/22
Coolー!
jive9821さん
2012/11/22
私もこれが2万円を切っていなければ買っていなかったと思います。ただ、実際に買ってみるとGTX 460には戻りたくないと思う程度には満足できました。GTX 460では「とりあえず遅くはない」という程度の感覚だったのですが、GTX 670では自分の使い方ではこれで能力が足りなくなることはまず無いだろうと思うほどです。
もともとモデル末期に値段が下がったらGTX 660TiかGTX 670を買おうとは思っていましたが、今年中に手に入れるとは自分でも予想外でした。