電源付き4000円みたいな超安物からの買い替え。歪みや甘いねじ穴などに悩まされていたので、箱にも少しお金を掛けようと、以下の条件で選定。
・MicroATXが載ること。
・ATX電源が載ること。
・フロントパネルに普通の5インチベイがあること。ディスクドライブ専用みたいなやつではなく。
・PCIはロープロファイルではなく標準拡張スロットであること。
・できれば12cmのFANが上面に設置できること。
サイズ:幅 150mm x 高さ 368mm x 奥行き 464mm
拡張スロット:7
対応マザーボード規格:ATX、microATX
5.25インチベイ:1
3.5インチベイ:オープン x 1、シャドー x 4
IO パネル:USB 3.0 x 1、USB 2.0 x 2、ヘッドホン x 1、マイク x 1
ファン:
前部:80mm ファン x 1(オプション)
後部:80mm ファン x 2(オプション)
上部:120mm ファン x 1
左側面:120mm ファン x 1(オプション)
電源ユニット:ATX 電源に対応
CPU クーラー:高さ 122mm まで
ビデオカードの長さ:
227mm まで(HDD ケージ搭載時)
312mm まで(HDD ケージ取り外し時)
同製品は、標準拡張スロット&ATX電源の組合せで最も横幅が狭いと思われ、高さもおそらくATXが設置できるギリギリのもの。非常に省スペースなケースになっている。
値段的にはそれほど高いものではなく、高級感を感じる作りにはなっていないが、逆にシンプルなデザインといえる。メッシュは多用することなく、FAN吸気口以外は蓋されている。個人的にはこういったデザインが好き。ネジ穴やパネルなども作りがしっかりしている。
省スペースを実現するため、電源ユニットとディスクドライブを上手く配置し、奥行と幅を詰めている。
以下は減点ポイントというよりはこのケースの特性からくるデメリットである。
電源はフロントに縦に設置。ケース内はギッチリ詰まっているので、直出し式の電源では配線の取り回しに苦労し、不要なコネクタの処理に工夫が必要だった。プラグイン式の方がいいかもしれないが、奥行160mmの電源はマザーボード上にならぶ電源供給コネクタ、USB3.0内部コネクタと干渉した。少し幅の狭いマザーボードを選ぶか、140mmの電源を選ぶべきだった。
横幅に余裕がないため、GPUの補助電源がサイドパネルと干渉した。コネクタに差そうと思えば差せるが、ケーブルをかなり強引に曲げる必要があり、ケーブル損傷の恐れがある。
空間に空きが少ないため、排熱にはそれなりに気を使う必要がある。眺めのGPUも搭載できるが、エアフローが悪くなった。M.2は特に影響を受け、ヒートシンクなしで80℃くらいまでいってしまった。ゲーミング用を組むのには適さないと感じた。
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購入金額
6,280円
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購入日
2014年07月11日
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購入場所
ツクモパソコン本店
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