できるだけ安く済ませようと、ＡＭＤのエントリー機種を購入したが、動作がワンテンポ遅れる感じにストレスを感じる。こんなことならインテル版にすればよかったと後悔している・・・というのが当初の感想でした。

とはいうものの，出張先での文章作成や出先でのネット閲覧など，仕事やプライベートにノートパソコンはかかせないので，その後も頑張って使い，それなりに愛着も出てきていました。しかし，１年半が過ぎて保証も切れた頃，時々画面がうっすらとしか映らなくなる不具合が発生しました。しばらく起動しないでおくと直っていたことから（ただし，思い出したように画面が暗くなる）続けて使用していましたが，2014年の冬，ついに暗くなったままとなってしまいました。

液晶にはうっすらと映っているのが見え，外部モニターには出力されることから，液晶の不具合かと考え，ネットで新品の液晶パネルを購入（7500円），自分で交換したものの，症状は変わらず，大ショック。

そこでよせばいいのに，液晶ケーブルが原因かと思いネットで購入（1000円）し，交換したけどやはりダメ。結局，マザーボードが原因のようで最初から素直に買い換えれば良かったと後悔しました。

さて，どうしたものかとネットで検索したところ，ちょうどx121eのベアボーンモデル（ＨＤＤとメモリがないもの）が新品で約17000円で販売されており，中身を入れ替えれば使えると思い，衝動買いをしてしまいました。CPUが少しだけ速くなり（E-300→E-450），メーカー保証も新しく１年つきましたが，使用感はほとんど変わらないので，今更何やっているんだろうという感じです。

同じx121eにするにしても，ネットオークションなどでインテル版の液晶やキーボードが壊れているものを安く買い，部品を交換すれば良かったと，相変わらず後悔している今日この頃です。

その後，しばらく使っていて，さらに問題が生じました。この機種はファンクションキーを使うことによって，ボリュームや液晶輝度の調整，無線ＬＡＮのオンオフ等ができるのですが，それが機能しなくなりました。他のメニューを使ってもできるので致命的ではありませんが，ワンタッチで操作できて便利だったので，残念です。

そんなこんなで不満もありますが，Thinkpadの系譜を引くだけあって，キーボードの感触は悪くありませんし，中身を入れ替えてからはこれといった不具合もなくセカンドマシンとして十分な働きをしてくれています。ただ，これはこの機種というより，インターネットエクスプローラー１１の問題かと思われますが，ブラウジングのしているとよくＣＰＵ占有率が100％となってフリーズします。そこで，この機会に動作が軽快というEdgeを使うため，思い切ってWindows10にアップグレードしてみました。

結果は，確かにブラウジングは速くなり，フリーズもほとんどなくなりました。ただし，ネットで報告があったように，youtubeなどの動画が再生できない（極めて重くなり，画像が映らず，音声もとぎれとぎれになる）という症状が出ました。しばらくそんな状態で困っていましたが，Windowsアップデートをしてファイルを更新したところ，修正されました。マイクロソフトも頑張ってくれているようです。