今までは、Windows 7の環境をメインに使用してきましたが、Windows 8が
リリースされ暫く経ち、またNUCのレビューという機会も頂いたので、
Windows 8の導入を行うことにしました(優待版の購入期限があったのも
要因の一つですw)。
このレビューでは、Windows8の新機能という事で、初めてWindows8を触った
自分が、理解した新機能などを記載していく予定です。
[カテゴリ]
今回は以下のカテゴリーでレビューを行います。
・旧 Windows との比較
・Windows 8 の新機能を紹介
[構成環境]
今回は以下のPC構成でレビューを行います。
OS:Windows 8 Professional
PC:NUC「D33217GKE」
ディスプレイ:MDT242WG
[インストール]
インストールは、アップグレード版をUSBメモリから行いました。
USBメモリから行えるのは、コンパクトで携帯も便利です。
Windows 8で新しくなった画面のスクリーンショットを貼り付けます。
○マイクロソフトのアカウントの同期
Windows7では、PC毎のアカウント作成が必要でしたが、Windows8では
マイクロソフトアカウントの利用が可能になっています。
これにより、マイクロソフトのアカウント毎の設定やアプリの購入など
Windowsの機能が拡張されます。
○ネットワークの設定
既にワイヤレスLANが組み込まれている場合、セットアップ時に無線LANの
ネットワーク接続設定が可能になっています。
今回のNUCでは、wifiカードを組み込んでセットアップを行ったのですが
セットアップ時点でドライバのインストールを行わずに利用可能になって
いました。
[インターフェイス]
○スタート画面
Windows 8では、新しくModern UI design(旧メトロUI)が導入されました。
タッチパネルでの利便性をメインにしたような印象を受け、マウス操作も
可能です。
自分的には、簡易情報表示デスクトップ+スタートボタンな印象を受けました。
操作方法は、マウスで使う分にはちょっと癖があります。
画面操作説明
・スタート画面
Windows起動後に最初に表示される画面です。標準でデスクトップウィジェットと
アプリ呼出アイコンが配置されています。
マウス:画面左下隅をポイントしスタート画面が表示された後にクリックで呼出。
ショートカットキー:スタート画面= Windows ロゴ キー
・チャーム
検索、リンクや写真の共有、デバイスの接続、設定の変更など行うメニューです。
スタート画面とデスクトップなど共通です。
マウス:ポインターを画面の右上隅または右下隅へ移動してから上または下へ
移動すると表示される。
ショートカットキー:すべてのチャーム= Windows ロゴ キー + C
・アプリの切り替え
直前まで使ったアプリは、マウスを使う場合は、ポインターを画面の左上隅に
移動する事で切替えます。
最近使ったアプリの一覧から使いたいアプリに切り替える場合
マウス:ポインターを画面の左上隅に移動し、左端に沿って下へ移動
(最近使ったアプリの一覧とスタート画面が表示)
ショートカットキー:Windows + Tab
・アプリを閉じる
マウス:画面の上端をポイントし、アプリをクリックして、画面の下までドラッグ
左上隅をポイントし、下へ移動する
ショートカットキー:Alt + F4
使ってみると、タブレットPCの操作を前提にしているので、マウスでの操作は
少し面倒な場合があります(4隅で画面切替や機能表示など)。
画面が大きい場合などは、マウスの移動距離も大きくなるのでショートカット
などを使うことにより、UI特有の操作は改善されるかと思います。
○デスクトップ
Windows 8にも、従来のWindows同様のデスクトップがあります。
大きな違いは、スタートボタンが無くなりました。
スタート画面からデスクトップに遷移すると落ち着くのですが、日頃慣れ
親しんでいるスタートボタンが無いのは違和感を感じます。
アプリを呼び出す場合は、デスクトップにあるショートカットから行うか、
スタート画面に戻ってから行う、アプリ一覧画面を表示させ行う方法あります。
また、タスクバーを利用したアプリ呼び出しも可能です。
・タスクバーの利用
タスクバーにアプリなどピン留めすることによりスタートボタン
代わりにアプリケーションの呼び出しが簡単になります。
○その他
・タスクマネージャー
タスクマネージャーは、Windows7から機能が増えた感じになっています。
起動は、タスクバーを右クリックして、「タスク マネージャー」をクリックか
「Windows」キー「Shift」キー「Esc」キーの同時押しです。
表示は、「簡易表示」と「詳細表示」があり「簡易表示」が、Windows7の
タスクマネージャーの「アプリケーション」に相当します。
タスクを終了させる場合は、終了させたいアプリをクリックして、
「タスクの終了(E)」ボタンをクリックします。
「詳細表示」にすると、Windows7同様のタブ切替の表示になります。
タブは、「プロセス」「パフォーマンス」「アプリの履歴」「スタートアップ」
「ユーザー」「詳細」「サービス」の7つになっています。
(Windows7は、「アプリケーション」「プロセス」「パフォーマンス」
「ネットワーク」の4つ)
・ファイルコピーマネージャー
ファイルをコピー、移動した際に表示されるマネージャーも変更されています。
複数のファイルをコピーは、今までの複数ウィンドウ表示から1つになりました。
また、実行中の処理を一時停止、再開、停止する機能も追加されています。
各コピー ジョブのデータ転送速度、転送速度のグラフ、未転送データの量
の確認も可能です。
・Windows Media Center
標準では搭載されず、追加で「Pack」を購入し、インストール
DVD再生やTVの視聴録画に必要
Windows 8 Proの場合は、Windows 8 Media Center Packが必要
(Windows 8 は、 Windows 8 Pro Pack)
2013/01/31まで無料で配布されました。
○操作メモ
ショートカットキーや便利な操作など、追記していきたいと思います。
(自分的なメモの位置づけもありますw)
・ショートカットキー
Windows ロゴ キー :スタート画面
Windows ロゴ キー + X :高度なコンテキストメ(管理)ニュー表示
Windows ロゴ キー + D :Windows デスクトップ表示
Windows ロゴ キー + E :エクスプローラー表示
Windows ロゴ キー + B :デスクトップ表示
Windows ロゴ キー + Q :アプリケーション一覧表示
Windows ロゴ キー + I :電源オフが含まれるメニュー表示
Windows ロゴ キー + R :「ファイル名を指定して実行」の呼出
Windows ロゴ キー + L :端末のロック
Windows ロゴ キー + Tab:起動中のアプリ一覧
・機能など
アプリ終了 :Alt + F4 キー
シャットダウン :Ctrl + Alt + Del キー
スクリーンショット:Windows + PrtScrn キー
タスクマネージャー:Windows + Shift + Esc キー
・リモートデスクトップ
シャットダウン:デスクトップ上から、Alt + F4 キー
シャットダウンメニューが表示される
(Windows7では、Ctr+Alt+End キー)
[感想]
せっかく、Windows 8を導入したので、理解を深めるためにレビューを行って
みました。
まだ、慣れていなく内容も簡素で少ないのですが、今のところ普通に使える
かなと 思っています。今回は、タブレットPCなどを意識したUIになっている
ので多少の違和感などありますが、通常のデスクトップも使用できるので暫く
使ってみて、またいろいろ追記したいと思います。
今回は、試験的な事も含めてNUCにインストールを行ったのですが今後
問題などなければ、他のPCにも導入を検討していきたいと思っています。
→XS35GS V3にもインストールを行いました。
ATOMマシンでもスムーズに動作します。
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購入金額
1,200円
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購入日
2013年02月05日
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購入場所
マイクロソフト
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