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新しくなったWindows

 - 新しくなった Windows -



 - 革新的な UI を取り入れた最新の Windows -


 - Windows 8 と Windows 8 Pro -

2012年10月26日にマイクロソフトが提供する新しい基本ソフト(OS)である Windows 8 が発売されました。

Windows 8 には、デスクトップ画面に加えてアプリケーションやさまざまな情報に素早くアクセスすることができるスタート画面が新たに搭載されました。

「Windows 8」で新しく搭載された「スタート画面」

スタート画面には、アプリを起動しなくても最新の情報が表示されてすばやく確認することができるライブタイルがならんでいます。

操作にはキーボードやマウスのほかに、タッチに対応していることが特徴です。

キーの入力のほかに、タッチで操作するスワイプやタップなど、さまざまな操作方法で快適に PC を操作することができるようになりました。

デスクトップ PC、ノート PC に加えて、タブレット PC など、あらゆる PC で快適に使用することができる新しい Windows です。

新しく備わったストアからは、Windows 8 専用のアプリを入手することができて、ニュースやゲーム、グルメなど、さまざまなジャンルから自分にあったアプリを探しだす楽しみがふえました。

「ストア」にならぶさまざまなジャンルの「アプリ」

パフォーマンスについても、起動速度が圧倒的に早くなりアプリケーションの動作も快適です。

消費電力についてもより効率的に改善されています。

Windows ファイアウォール、Windows Defender などのセキュリティ機能が標準で搭載されていて、安全に PC を使用することができます。

クラウドとの連携も強化されて、文章や写真などのファイルだけでなく、個人設定などについてもクラウド経由で同期することができるようになりました。

「PC 設定の同期」の「同期する設定」画面

PC をどんなところで使用していても、自分の環境で作業をおこなうことができるようになります。

もちろん Windows 7 で使用していたアプリケーションや周辺機器は、そのまま使用することができます

Windows 8 に搭載されている Windows 転送ツールを使用することで、今まで使用していた PC から新しい PC へ設定や個人データを簡単に転送することができます。

一般向けには Windows 8 および Windows 8 Pro の 2 つのエディションで提供が開始されています。

企業向けには Windows 8 Enterprise も提供されていて、BitLocker や AppLocker などのセキュリティ機能に加えて、モバイルの生産性の向上を支援する Windows To Go、DirectAccsess、BranchCache など企業が必要とする数多くの機能が搭載されています。

 

 

Windows 8 および Windows 8 Pro の違いについて以下の表にまとめてみました。

エディションの機能の比較

Pro ではデータの暗号化や組織内で利用されるドメイン参加機能が利用できます。

エディションには、ARM プロセッサなどで動作するタブレット端末などにバンドルされて提供される Windows RT もあります。

Windows RT が搭載された革新的な製品が充実していくことが楽しみです。

 - 自然で直感的な操作 -

Windows 8 に新しく採用された UI はタッチに最適化されています。

タッチの機能を搭載する Windows 8 PC やタッチに対応するハードウェアを用意することでタッチによる快適な操作をおこなうことができるようになります。

もちろん、マウスとキーボードの組み合わせでも快適に操作することができるよく考えられた OS です。

タッチには、組み合わせで Windows 8 の機能を使用することができるジェスチャという機能があります。

ジェスチャを使用すると、より直観的に操作できる工夫がされています。

ほかにも、画像を使ったピクチャパスワードでサインインするユニークな機能があります。

画像を選んでその上に好きな形を描けば、それがパスワードになります。

ピクチャパスワードは、タッチで直接指で描くこともマウスで描くこともできます。

ピクチャパスワードを設定してもパスワードを使用してサインインすることができる

次期 Office の Office 2013 もタッチに対応した製品になります。

 
タッチ操作がしやすいメニューに切り替えることができる
 - Web をより美しく -

Windows 8 には Web を高速で滑らかに表示することができるタッチに最適化された Internet Explorer 10 が搭載されています。

アプリ版の IE10 は全画面ブラウジングをおこなうことができる

関連するページへ素早くアクセスができるようになるページフリップなどの機能が搭載されており、タッチで簡単に素早く操作ができる工夫がされています。

安全性も今まで以上に向上して安心して使用することができるようになりました。

ブラウジングを SmartScreen テクノロジーで Web からの脅威を保護して、マルウェアによる被害を防いでくれます。

デスクトップ版の IE10 も今までどおり使用することができます。

アプリ版の IE10 では Flash や Silverlight などのプラグインを使用することができないので、デスクトップ版の IE10 と使い分けが必要になります。

 - Windows 8 の追加機能 -

Windows 8 には数多くの機能が新たに追加されましたが、使えなくなった機能もあります。

その代表的なものに DVD の再生があります。

DVD の再生をおこないたい場合は追加機能パックを購入するか、他社製品のデコーダーやアプリケーションを追加する必要があります。

「Windows Media Center」の「DVD の再生」

追加機能パックは Windows 8 Pro だけに提供されて 2012年1月31日まで期間限定で無料で入手することができます。

URL:Windows Media Center を Windows 8 Pro に追加

「追加機能パック」の「Windows 8 Media Center Pack」の追加は「コントロールパネル」の「Windows 8 への機能の追加」からおこなう

そのほかにも、テレビ放送の視聴や録画をおこなうことができるようになります。

入手した追加機能パックは期間内に忘れずにアクティベートをおこないましょう。

 - Windows 8 のインストール -


 

Windows 8 のインストールには、新規にインストールするか、すでにインストールされている OS をアップグレードするかの 2 つの方法があります。

アップグレード対象の OS が入っていない PC に Windows 8 をインストールする場合には DSP版を使用します。

自作 PC に新規にインストールしたい場合や、仮想化環境で利用したい場合などに使用します。

DSP 版は32 ビットもしくは 64 ビットの Windows 8 または Windows 8 Pro を選択することができます。

アップグレード版には、インターネットからダウンロードして入手するダウンロード版と、店頭で入手することができるパッケージ版があります。

アップグレードする OS と違うビット版にアップグレードしたい場合には、インストールメディアを入手することで可能となります。

ダウンロード版を購入するときに、同時に購入することができます。

「アップグレード版」と「DSP 版」の主な違い

クリーンインストールとは、ディスクを初期化して OS をインストールすることです。

そのため個人データなどは引き継ぐことができません。

あらかじめ必要なデータをバックアップしておきましょう。

Windows 8 をインストールするためのシステム要件です。

Windows 8 システムの必要要件

特定の機能を使用するには別途追加要件を満たしている必要があります。

URL:Windows 8 のシステム要件および特定の機能を使用するための追加要件

アップグレードインストールは、PC に保存されているデータを引き継ぐことができます。

OS によって引き継ぐことができるデータに違いがあります。

Windows 8 Pro へアップグレードした場合に引き継ぐことができるデータを以下の表にまとめてみました。

アップグレードで引き継がれるデータ

アップグレードインストールをおこなえば、今まで利用していた個人データなどを自動的に引き継ぐことができますが、万が一にそなえて大切なデータはバックアップしてから作業を進めましょう。

現在使用している PC が Windows 8 にアップグレードできるかどうかは、マイクロソフトが提供するツールのアップグレードアシスタントを使用して確認することができます。

URL:Windows 8 へのアップグレード

アップグレードアシスタントは、PC にインストールされているアプリケーションや周辺機器などが Windows 8 にアップグレードしても問題なく利用することができるかどうかのチェックをおこなうことができます。

問題が見つからなければ、引き続き Windows 8 のアップグレードインストールをおこなうことができます。

上記 Web サイトにアクセスして「アップグレードアシスタントのダウンロード」をクリックしてアップグレードアシスタントを適当な場所に保存します。

アップグレードができるかどうかを確認したい PC でアップグレードアシスタントを実行させます。

自動的に互換性のチェックが開始される

「互換性の詳細」をクリックするとより詳細のチェック内容を確認することができる

使用中の OS から引き継ぐ項目を選択すると最適な Windows 8 のバージョンを教えてくれる

Windows 8 の製品を購入する手続きをおこなうこともできる

ダウンロード版のほかにインストールメディアも注文することができる

また、PC には BIOS もしくは UEFI にインストールすることができます。

UEFI とは BIOS の新しいファームウェアの仕様です。

UEFI の環境へインストールすることで、起動ドライブの容量の制限がなくなり、そして OS を高速に起動することができるようになるメリットがあります。

UEFI 環境に OS をインストールするには、新規インストールをおこなうことが必要とななるので注意しましょう。

UEFI で動作する光学ドライブを使用してインストールメディアを実行させます。

Windows 8 のインストールディスクを「UEFI」から起動させる

「UEFI」環境の 120GB の SSD にインストールする場合のパーティションの状態

PC を自作した場合は、マザーボードメーカーから Windows 8 を高速に起動させるための情報が提供されている場合があります。

URL:SABERTOOTH 990FX R2.0 ダウンロード

ASUSU の SABERTOOTH 990FX R2.0 の場合は Windows 8 の起動を短縮させるための情報が記載されたマニュアルを提供しています。

マニュアルを確認しながら、自分の環境にあった設定をおこなってみるとよいでしょう。

 - Microsoft アカウントでサインイン -


 

Windows 8 のインストールが完了すると PC の名前などを設定するセットアップが開始されます。

サインインに使用するユーザーは、ローカルに作成するか、または Microsoftアカウントを使用することができます。

今までの Windows にはなかった設定です。

Microsoft アカウントとは、Windows Live ID が名前を変えた名称です。

マイクロソフトが提供するメールサービスの Hotmail やクラウドストレージの SkyDrive などを利用している人ならご存知でしょう。

Windows のサインインに Microsoft アカウントを利用すると、さまざまなオンラインサービスや新たな機能を利用することができるようになります。

たとえば、複数の Windows 8 PC と設定を同期することができる、PC 設定の同期が利用できるようになります。

URL:Microsoft アカウントとは?

PC のサインイン方法を選択する画面

すでに Microsoft アカウントをもっている場合は、そのアカウントを使用することができます。

ローカルのユーザーを使用してサインインしたい場合には、「Microsoft アカウントを使わずにサインインする」をクリックしてユーザーを作成します。

Microsoft アカウントの作成画面

すでにもっている Micorosoft アカウントを新規作成しようとすると説明が表示される

「Microsoft アカウント」でサインインが開始される

サインイン中に新しい Windows の操作方法が表示される

サインインすると Windows 8 で新しく追加された「スタート」画面が表示される

「Micorosft アカウント」でサインインすると「ストア」のアプリなどをすぐにインストールすることができる

Microsoft アカウントを使用することで、複数の Windows 8 PC でテーマやブラウザーのお気に入りなどの設定を同期することができるようになります。

「スタート画面」の設定が別の PC ですぐさま設定される

同期の設定は「PC の設定の変更」からおこなう

Windows 8 では、新たにチャームというメニューから PC の設定にアクセスするようになります。

チャームを表示させる方法はのちほど説明いたします。

「PC 設定の同期」で同期する設定を項目ごとにおこなうことができる

アカウントの切り替えなどは「ユーザー」でおこなう

ストアのアプリは有償、無償にかかわらず Micirosoft アカウントに対して最大 5 台までインストールすることができます。

インストールした PC の確認をおこなうにはストアの設定の「お使いのアカウント」で確認することができます。

チャームの設定は画面ごとに用意されている

「Microsoft アカウント」を使用してアプリをインストールした PC は「お使いの PC」に一覧として表示される

「お使いの PC」の一覧から削除した PC にインストールされているアプリは使用できなくなるので注意しましょう。

Microsoft アカウントを使用すると、関連づけられているサービスをシームレスに利用することができるようになります。

「Office 2013」ではファイルの保存先は標準で「SkyDrive」となる

Windows Phone や Xbox360 など、Microsoft アカウントのサービスを利用することができる端末を使用することで、さらに便利な環境を手にすることができるでしょう。

 - 新しく追加されたスタート画面 -


 

Windows 8 にサインインすると、まず最初にスタート画面が表示されます。

ショートカットのタイルがならぶ「スタート」画面

スタート画面にはタイル状のアプリのショートカットがカラフルにならんでいます。

すべてのアプリの中で、よく使用されるショートカットだけがならんだ画面です。

Windows 8 にサインインしたら、よく利用するアプリをすぐさま呼び出すことができます。

また、ライブタイルからはリアルタイムなニュースや更新情報など、さまざまな情報を確認することができます。

スタート画面で右クリックすると表示される「すべてアプリ」をクリックすると、インストールされているすべてのアプリや Windows の機能のショートカットがならぶアプリ画面が表示されます。

Windows 7 の「スタート」に表示されている「すべてのプログラム」にあたる画面

 - 新しいメニューや操作方法 -


 

Windows 8 で新しくなった操作の一部をご紹介します。

マウスを使った操作でのご紹介です。

操作の基本は画面の四隅にマウスのカーソルを移動させます。

左右の上下隅にマウスのカーソルを移動させて操作する

基本の操作の一つは、画面の右側の上下隅にカーソルを移動させる操作です。

設定や共有などにアクセスすることができるチャームを表示させることができます。

表示は、カーソルを右の上下隅にを移動させたのちに、上隅の場合はカーソルを下に、下隅の場合は上に移動させます。

「チャーム」をから PC の設定や検索、共有などをおこなうことができる

マウスのカーソルを右上下隅にあわせるとうっすらと「チャーム」が表示される

カーソルを上隅の場合は下に下隅の場合は上に移動すると「チャーム」の各機能にアクセスすることができる

シャットダウンもチャームを表示させておこなうことになります。

「チャーム」の「設定」→「PC 設定の変更」で PC のさまざまな設定をおこなうことができる

「ロック」画面のカスタマイズなどは「PC 設定」でおこなうことができる

アプリごとに用意されるメニューを呼び出すには、右クリックをします。

アプリの画面などで右クリックすると画面下に「アプリバー」が表示される

アプリによっては画面上に「ナビゲーションバー」が表示される

アプリを終了させるには、メニューなどで終了させることができません。

アプリの上にカーソルを移動させると「手」のアイコンが表示される

右クリックしてウィンドウをつかんだらそのまま画面下に移動させる

ウィンドウを画面下にドラッグする

Windows 7 などでおなじみのデスクトップ画面を表示させることができます。

「デスクトップ」画面を表示させるには「スタート」画面に表示されている「デスクトップ」をクリックする

もう一つの基本の操作は、画面の左側の上下隅にカーソルを移動させる操作です。

カーソルを左の上下隅に移動させたのちに、上隅の場合はカーソルを下に、下隅の場合は上に移動させます。

おもに画面の切り替えなどの操作をおこなうことができる

デスクトップ画面には Windows 7 などで慣れ親しんだスタートボタンが見当たりません。

アプリケーションを使用する場合にはスタート画面を表示させる必要があります。

「デスクトップ」画面から「スタート」画面を表示させるにはカーソルを左下隅に移動させて表示される「スタート」をクリックする

デスクトップ画面を表示させたのちにスタート画面を表示させた場合には、スタート画面で左上下隅にカーソルを移動させるとデスクトップ画面のアイコンが表示されます。

アイコンをクリックするとデスクトップ画面に切り替わります。

「スタート」画面の左上下隅にカーソルを移動させると表示される「ディスクトップ」のアイコン

また、左隅に表示されたスタートやデスクトップのアイコンを右クリックするとコンテキストメニューが表示されます。

「コマンドプロンプト(管理者)」や「ファイル名を指定して実行」などのコマンドを実行させることができます。

右クリックすると表示されるコンテキストメニュー

代表的な画面の切り替えの操作をご紹介します。

  • アプリの切り替え

アプリを複数使用している場合に、最近使ったアプリの一覧からアプリを切り替えることができます。

アプリの画面の左上隅にカーソルを移動する

アプリのアイコンが表示される

さらに左端にそって下にカーソルを移動させると最近使ったアプリの一覧が表示される

一覧に表示されたアプリから、目的のアプリを選択すると素早くアプリを切り替えることができます。

複数の作業を素早く切り替えながら、効率よく作業をおこなうことができるようになります。

  • アプリをスナップする

ひとつの画面にふたつのアプリを並べて表示させることができます。

画面の左上隅にカーソルを移動する

左端にそって下にカーソルを移動させてアプリの一覧を表示させる

ふたつめのアプリを左クリックしたたま選択して区切り線が表示されるまで移動させたらドラッグする

するとふたつめのアプリが表示される

さらに区切り線を左右に移動させるとアプリの表示領域を変更することができる

ふたつめのアプリの表示領域がひろがった

画面の右側や左側にもうひとつのアプリをスナップすることで、より多くの情報を同時に表示させることができるようになります。

より効率よく作業をおこなえる環境を活用してみましょう。

スナップは画面解像度が 1366 × 768 以上のモニターが必要になります。

 - スタート画面にならぶタイル -


 

スタート画面に表示されているタイルは、動かないアイコンとは違い最新の情報を表示することができます。

更新情報や天気予報、ニュースなど、アプリを開かなくても最新情報をチェックすることができます。

さまざまなジャンルの最新情報をリアルタイムに表示することができる「ライブタイル」

「ストア」のタイルに数字が表示されている

ストアを起動させると表示されている数字と同じ更新プログラムがあることがわかる

「更新プログラム」をクリックして表示したアプリの更新プログラム

「インストール」をクリックするとインストールが開始された

瞬時に情報を確認することができるライブタイルは便利です。

スタート画面は情報を素早く確認できて、必要なことにすぐアクセスすることができます。

 - スタート画面をカスタマイズ -


 

タイルはいくつでもピン留めすることができ、グループ化して並び替えたりグループ名をつけたりすることができます。

カスタマイズすることで自分だけの Windows を作ることができます。

「スタート」画面にならぶさまざまな「タイル」

「タイル」は自由に場所を移動させることができる

薄く仕切り線が表示されたらその上にドラッグすると新しい「グループ」をつくることができる

「タイル」を「グループ」にわけるとわかりやすい

タイルを最小化させることで、スタート画面にならぶタイルをすべて確認することができます。

キーボードの「Ctrl」+マウスのスクロールでタイルを最小化することができる

最小化された状態だと「タイル」をグループごと移動させることができる

グループを選択して右クリックすると表示される「グループ名を付ける」

 

「グループ名を付ける」をクリックするとグループ名をつけることができる

「スタート」画面に「グループ名」が表示された

スタート画面はマウスのスクロールで左右にスクロールすることができます。

スクロールは非常に滑らかでスムーズにおこなうことができます。

「グループ名」をつけることで「スタート」画面がさらに使いやすくなる

すべてのアプリに表示されているアプリを右クリックすることで表示されるアプリバーの「スタート画面にピン留め」を選択するとスタート画面にピン留めすることができます。

そのほかにも、デスクトップのタスクバーにピン留めすることができます。

「スタート」画面に表示されていないアプリも「スタート」画面にピン留めすることができる

「スタート」画面に追加されたアプリのタイル

すべてのアプリに表示されていないアプリケーションのショートカットをスタート画面にピン留めすることができます。

アプリケーションのコンテキストメニューから「スタートにピン留め」を選択する

「スタート」画面にピン留めされたことが確認できる

ライブタイルのオン・オフやタイルの縮小は、アプリバーからおこなうことができます。

「アプリバー」に表示されるメニューはタイルの種類によって違いがある

使いやすくスタート画面をカスタマイズすることで、たのしくホビーや仕事をおこなうことができるようになることでしょう。

 - タッチで操作 -


 

使っている PC がタッチに対応してなくても、対応したハードウェアを用意することでタッチの操作を体験することができます。

タッチに対応したマウスやタッチパッドがお手軽に用意することができます。

対応したハードウェアを用意することで、タッチの組み合わせで操作するジェスチャという機能を使用することができるようになります。

URL:Windows 8のタッチ: スワイプ、タップなど

Windows 8 の「ジェスチャ」に対応したロジクールの「t650 Wireless Rechargeable Touchpad」

 

 

t650 の 3 つの指で操作するスワイプ(戻る/進む)が快適すぎてやみつきになります。

スワイプを利用すると Web の閲覧が長時間、快適におこなうことができます。

3 本指で左右にスワイプすることで Web 画面を進んだり戻ったりすることができる

チャームやスタート画面も瞬時に表示することができて便利です。

1 本指で右隅からスワイプするとチャームが表示される

スタート画面のスクロールもスムーズで快適です。

ズームインやズームアウトを利用すると Web 画面や写真などを見やすくすることができます。

2 本指でスプレッドまたはピンチで拡大や縮小をおこなうことができる

ノート PC にタッチパッドが備わっていれば、ぜひ試していただきたい操作です。

直感的に操作できる気持ちよさを体験してみましょう。

 

長時間 PC を操作していると目に負担がかかります。

適切な休みをとるなどして目の負担を和らげる工夫に心掛けることも必要です。

 - コーヒーブレイク -


 - メールのデータの移行 -

現在使用しているメールやアドレス帳のデータは、いくつかの方法で Windows 8 PC に移行することができます。

そのひとつをご紹介します。

Microsoft アカウントで利用しているメールのデータはすでにクラウドにあるため、今までどおり利用することができます。

そのほかのメールデータを Windows 8 の環境に移行して使用することができます。

Windows 7 の Windows Mail で使用している Microsoft アカウントに関連していないメールアカウントのデータを移行してみましょう。

移行にはマイクロソフトが提供している Mail Migration アドオンを使用します。

URL:メールと連絡先を古い PC から移動する

「Mail Migratin アドオン」をクリックする

「インストール」をクリックして「Mail Migratin アドオン」のインストールをすすめる

「Internet Explorer - セキュリティの警告」が表示されたら「インストールする」をクリックする

移行することができるアカウントが見つかったらアカウントを選択して「次へ」をクリックする

データの移行先になる「Micorosft アカウント」にサインインする

「Microsoft アカウント」を使用してサインインする

「アップロード」をクリックするとメールのデータが移行される

移行が完了するとメールデータなどが Windows 8 で利用できるようになります。

 - クラウドサービスと連携 -

Microosft アカウントを使用して Windows 8 にサインインするとさまざまなクラウドサービスを利用することができるようになります。

そのひとつが SkyDrive です。

SkyDrive を利用するとクラウドストレージに保存された写真やドキュメントなどのファイルをさまざまな端末からいつでも利用することができるようになります。

「Windows Phone」用の「SkyDrive」

SkyDrive は「Xbox 360」でも利用できる

SkyDrive アプリを利用すると Windows 8 や Mac でエクスプローラーから SkyDrive を表示させて使用することができるようになります。

URL:SkyDrive アプリ

Windows 8 のエクスプローラーに表示された「SkyDrive」

Mac OS X でも SkyDrive アプリを使用することでシームレスにファイルを利用することができる
 - 手軽におこなえるバックアップ -

Windows 8 には標準でいくつかのファイルの保護の仕組みが備わっています。

そのひとつにファイル履歴という機能があります。

個人ファイルの変更履歴を別のドライブやネットワークドライブに自動的に履歴をコピーする機能です。

設定や復元操作が簡単な手順でおこなうことができる機能です。

システム全体のコピーではなく、ライブラリーやデスクトップなど、個人データのみをコピーするので、動作が軽いことがポイントのひとつです。

「ファイル履歴」を使用するには「コントロールパネル」→「ファイル履歴」を選択する

機能をオンにするために「オンにする」をクリックする

「ファイル履歴」がオンになりファイルのコピーが開始されたところ

設定をしたコピーする頻度にしたがって個人ファイルのコピーがおこなわれて履歴が残っていきます。

復元は履歴を確認しながらおこないます。

ファイルの復元は「個人用ファイルの復元」からおこなう

「プレビュー」を選択するとファイルの一覧や詳細を確認することができるので便利

コピーを除外するフォルダーを設定したり、コピーの頻度の設定などをおこなうことができます。

コピーを保存する頻度や保持する期間などを設定することができる

NAS などネットワークに対応した大容量のストレージをバックアップ先にすることで、さらに安心できるバクアップ環境を構築することができます。

ストレージの容量が短い期間でいっぱいにならないように、適切なファイルをコピーする頻度や保存されたファイルのバージョンを保持する期間などを設定しましょう。

コピー先にはネットワークドライブを選択することもできる

一度設定してしまえば気にすることがない安心できるバックアップの環境を利用することができるようになります。

大切なデータがトラブルで消えてしまわないようにバックアップの環境を整えておきましょう。

 - Windows Phone と連携 -

Windows 8 PC でも Windows Phone を利用することができます。

1 月 31 日に提供が開始された最新の更新プログラムの Windows Phone 7.8 を適用した IS12T の管理も Zune でおこないます。

 Windows 8 PC に接続すると正しく認識される

Windows Phone 7 を接続した Windows 8 の Windows Update には、管理ソフトウェアの Zune が表示されるようになる。

管理ソフトウェアの「Zune」は「Windows Update」で提供される

「Zune」のインストールは手動でおこなう必要がある

「スタート」画面に表示された「Zune」のタイル

管理方法は今までと同じ

Windows Phone 8 の管理は、アプリ用またはデスクトップ用のWindows Phone アプリを使用して管理することができます。

ストアで提供されている Windows Phone 8 用の「Windows Phone」アプリ

現在「プレビュー2」のデスクトップ用「Windows Phone」アプリ
日本での提供が待ち遠しい「Windows Phone 8」

 - Xbox 360 と連携 -

ストアのアプリの中には、Xbox360 と連携することが可能となる Xbox SmartGlass というアプリが提供されています。

URL:Xbox SmartGlass

「ストア」の「エンターテイメント」で提供されている「Xbox SmartGlass」

「Xbox SmartGlass」をインストールすると「Xbox360」のダッシュボードを表示させたりリモート操作したりすることができるようになる

インストールするには「Microsoft アカウント」が必要となる

「スタート」画面に表示された「Xbox SmartGlass」のタイル

起動させるには「Micorosft アカウント」が必要

「Xbox360」と接続中の画面

接続が完了すると「ダッシュボード」が表示される

ゲームのデモなどの映像を「Windows 8 PC」で見ることができる

「Xbox SmartGlass」は「Windows Phone」でも使用することが可能

Xbox360 でもSkyDrive アプリを使用することができるので、保存されている写真などのファイルを利用することができます。

「Xbox360」の「SkyDrive アプリ」
 - Windows 8 でゲームを楽しもう -

Windows 8 ではストアやアプリの Xbox ゲームからお好みのゲームを探してインストールすることができます。

「Xbox ゲーム」の購入画面

もちろん、Windows 7 などでプレイしていたお気に入りのゲームをすることができます。

Windows 8 はWindows 7 などで使用していたアプリケーションやハードウェアとの互換性について十分に考えられた OS です。

今まで使用していた多くのアプリケーションやハードウェアをそのまま利用することができるでしょう。

「Windows XP」用の「HALO COMBAT EVOLED (マイクロソフト ヘイロー コンバット エボルヴ)」が問題なく動作した

当時の PC では動作が遅く快適にプレイすることができなかったゲームが、最新の PC では快適にプレイすることができるようになります。

古いゲームが鮮やかによみがえる体験をしてみてはいかがでしょうか。

また、お気に入りのハードウェアのそのほとんどが Windows 8 でも使用することができることでしょう。

メーカーが提供している Windows 8 用のドライバーを適用することでさらに機能が向上する場合がある

Windows 7 などで利用していたゲームのプレイ環境を簡単に移行させることができるのも魅力のひとつだと思います。

今まで利用していたハードウェアやアプリケーションが動くかどうかを試してみてはどうでしょうか?

Windows 8 で Diablo III をプレイしたレビューです。

 - スタート画面のスキップ -

Windows 8 を起動させると最初に表示される画面はスタート画面です。

スタート画面ではなくデスクトップ画面を表示させ対場合には、以下の方法を使用することで可能になります。

Windows Update のオプションで提供されている「Bing デスクトップ」をインストールすることで、自動的にデスクトップ画面を表示させることができます。

「設定」の「Windows と同時に Bing デスクトップを起動する」をチェックすると「スタート」画面から自動的に「デスクトップ」画面に表示が切り替わる
 - スタート画面のレイアウトをバックアップ -

せっかくきれいにカスタマイズしたスタート画面がなんらかのトラブルで初期化されてしまったら・・・。

以下の 2 つのファイルをバックアップすることでもとの状態に戻すことができます。

  • appsFolder.itemdata-ms
  • appsFolder.itemdata-ms.bak
  • 場所:%LocalAppdata%\Microsoft\Windows
2 つのファイルがなくなると「スタート」画面のレイアウトが初期化される

これでスタート画面のレイアウトのバックアップも万全です。

 - タスクバーにすべてのプログラムを表示 -

デスクトップ画面にどうしてもすべてのプログラムを表示させたい場合には、新規にツールバーを作成することで表示させることができます。

タスクバーのコンテキストメニューから「ツールバー」→「新規ツールバー」を選択する

隠しフォルダーの「C:\ProgramData\Microsoft\Windows\スタート メニュー\プログラム」を選択する

するとタスクバーに「すべてのプログラム」を表示させることができる
 - クライアントでも Hyper-V -

64 ビットの Windows 8 Pro には、仮想化環境を構築することができる Client Hyper-V が標準で搭載されています。

サーバー向けの Hyper-V からいくつかの機能が縮小されたクライアント向けの Hyper-V です。

Hyper-V のアーキテクチャのイメージ

Hyper-V を使用すると、インストールされている Windows 8 と切り離された状態で別の OS をインストールして動作させることができます。

「Hyper-V」は Windows の機能から追加することができる

Windows 8 では動作しないアプリケーションを Hyper-V で動作させている別の OS で使用するなどの利用方法があります。

Windows 8 のクライアント Hyper-V のシステム要件は以下の通りです。

  • 2GB のメモリーを搭載した 64 ビットシステム
  • 第 2 レベルアドレス変換(SLAT)の機能

Coreinfo を使用すると、PC が要件を満たしているかどうかを簡単に確認することができます。

URL:Coreinfo

「Coreinfo.exe -v」でサポートされている機能を確認できる

Hyper-V を使用することで複数の違った OS を同時に動作させることができる

仮想マシンの設定で、ISO イメージファイルを接続することができますが、ローカルに保存された ISO イメージファイルしか指定することができません。

Windows 8 では標準で ISO イメージファイルをダブルクリックするだけで、仮想ドライブを作成してマウントすることができるようになりました。

仮想マシンは ISO イメージファイルをマウントした仮想ドライブを物理ドライブとして接続することができます。

これで、わざわざ仮想マシンで使用するためだけに、ネットワークドライブに保存された ISO イメージファイルをローカルにコピーする必要はありません。

仮想マシンの設定で作成された仮想ドライブを物理ドライブとして接続することができる

システム要件を満たすことができれば、工夫次第で面白いことができる機能ではないでしょうか。

 - VHD を利用したファイルの整理 -

Windows 8 は仮想ハードディスク(VHD)フォーマットの新しいバージョンの VHDX を標準で使用することができます。

VHDX は VHD フォーマットよりも記憶容量が大幅に増加していて、最大 16 TB の記憶容量をサポートしています。

また、電源障害時のデータの破損を防いだり、パフォーマンスに優れている特徴を持っています。

「VHD」は「ディスクの管理」で作成することができる

VHD は クライアント Hyper-V の仮想マシンをインストールするディスクとして利用したり、SCSI コントローラーに追加するディスクとして利用することができます。

そのほかにも、煩雑に増えていく大量のファイルを、ひとつの VHD ファイルにまとめる使い方があります。

VHD は簡単に作成して使用することができます。

VHD の種類は最大サイズまで割り当てる「容量固定」と、書き込まれるにつれて最大サイズが拡大していく「可変容量」を選択することができます。

保存先のディスクの容量を効率よく使用したい場合には「可変容量」を選択する

「VHD」の保存先には「ローカル」のディスクしか指定することができない

VHD を使用するには、新規に接続されたディスクと同様に初期化やフォーマットが必要です。

「VHD」 を作成したらディスクの初期化やフォーマットをおこなおう

F: ドライブとして接続された 40 GB の容量の「VHD」

「VHD」の切断も「ディスクの管理」からおこなう

「読み取り専用」で接続することもできる

VHD はリムーバブルハードディスクのような感覚で利用することができます。

ダブルクリックして接続させることができるので、手軽に扱うことができます。

仮想マシンの Windows 8 からも利用することができます。

切断すると、ひとつの VHD ファイルになるため、複数のファイルを集約して効率よく整理することができるツールとして使用することができます。

 - メンテナンスのために知っておきたい操作 -

Windows 8 では 起動中の「F8」を押す操作がなくなりました。

Windows 7 で表示することができた「詳細ブートオプション」画面

「コンピューターの修復」など、トラブル時に利用していたブートオプション画面を表示させる操作です

Windows 8 では問題を検知すると自動的にブートオプションの画面が表示されるようになりました。

そのほかにも、起動が高速になったため「F8」を押すタイミングが難しくなったためです。

そのかわりに以下の手順で起動オプションを表示させるようになりました。

「チャーム」→「設定」→「PC の設定の変更」→「全般」→「PC の起動をカスタマイズする」

「今すぐ再起動する」をクリックすると再起動され「オプションの選択」が表示される

「トラブルシューティング」→「詳細オプション」を選択する

トラブル時に利用できるさまざまな機能を選択することができる

「スタートアップ設定」を選択するとさらに再起動してブートする方法を選択することができる

 

慣れないと操作に戸惑ったり使いづらいと感じてしまうことがありますが、使いこなすとよい OS だということがわかります。

カスタマイズも OS の標準の機能でおこなうことができます。

OS や アプリケーションの起動が高速になり、操作も快適な OS ではないでしょうか。

PC の使用環境を便利にしかも快適にしてくれる OS だと思います。

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2013年01月19日

  • 購入場所

コメント (19)

  • harmankardonさん

    2013/01/19

    しっかりレビューしていますね.

    速度なら8は,正解のようです.
  • tomoさん

    2013/01/19

    起動速度やアプリケーションの起動の速度は早くて快適です。
    まだまだ知らない機能を探すのが大変ですw
  • タコシーさん

    2013/01/19

    ボリュームのあるレビューお疲れ様です
    最初は今までのOSと違いがあるので取っつきにくいですが
    慣れれば軽いOSですよね まだ私がソフトも多量に
    インストールしてないからかもしれませんが.....
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