これも随分前に買ってあったことを忘れていて、長らく放置されていた品です。
今となってはすっかり死語になりつつある、Windows Ready Boost対応を謳った、当時としては高速型とされていた製品です。
とはいえ、今時高速型のUSBメモリーであればUSB3.0対応が当たり前となっていますが、この製品はUSB2.0対応止まりですし、何しろ5年も前の製品ですから今となっては実力に期待出来るものではないでしょう。
ランダムの遅さが気になる
いつも通り、Crystal Disk Markの2種類の結果を見てみましょう。
▲Crystal Disk Mark Nano Pico Edition
まず、読み出しに関してはUSB2.0までの対応製品としてはまずまずでしょうか。特にシーケンシャルに関してはUSB2.0対応品の実効速度としては上限に近いものとなっています。
一方、書き込みに関しては悲惨です。シーケンシャルでこそ7~8MB/sを確保しているものの、ランダムでデータサイズが4Kとなってしまうと実用的とは言い難い遅さです。
この程度の書き込み速度ですから、Ready Boostで使っても体感速度の改善効果はあまり見られなかったのではないでしょうか。今となってはHDD自体も随分速くなりましたし、SSDやeMMCなど、HDDよりもシークタイムに優れるデバイスが普及していますからね。
5年前に500円で買った品ですから、多くを期待すること自体が間違いですから、ごく普通に適当なデータを保管するUSBメモリーとして使っていこうと思います。
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購入金額
500円
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購入日
2010年11月18日
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購入場所
ケーズデンキ 新習志野店
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