【現在のPC環境】
自作win機2台(うち1台がメイン機)・Mac1台に対し、モニタ1台をソース切替にて使用。
フォトショップがMacにしか入っておらず、win版が欲しいのだが予算を捻出できず現在週2回程度Macを立ち上げる。
あわせて、winサブ機も週に3回ほど通電させる。
他人よりモニタの“ソース切替ボタン”を使う機会が多いのではないか?と思う。
【それなりに試行錯誤してきたんだ!】
いままでUSB切替スイッチを3つほど買い替えたが、win・Mac間のキーボードは配列が違うため諦めている感がある。
シェアウェアで解決できるのは知っているが、フォトショップのショートカットが使いにくくなるのは痛い。
あわせてMac付属の純正キーボードの使い心地とデザインが気に入っているため、少々見た目が悪くてもキーボード・マウスの2組使いは仕方ないと思っている。
なので、せめてwin2台は同じキーボード・マウスですませたいというのが兼ねてからの願いである。
過去使ってきた中で一番安定して使えたのがこれ。
しかし、、
・ケーブル3種類あってまとめにくい。
・本体デザインが好みでない。(といっても、どれもこんなデザインなのだけど)
・本体設置場所を遠くにする(隠す)と使い勝手が悪い。
・バスパワーでは動かず、AC電源を必要とする。
・ワイヤレス機器だと安定しないことが度々あった。
上記理由で結局お蔵入りになり、結論として“USB切替機の中にベストバイな商品はない!”と。
そんなわけで、キーボード3組・マウス3組が机の上に用意されている。
ウチの奥さん曰く“で結局、どのマウス使うの?キーボードはどれ?”
私も時々つながっていないキーボードを叩く有様。
【本題:iBUFFALO BSKM203】
やっと本題であり、期待大である。
USB切替機なんて3年くらい探してなかったが、他の用事でamazonを徘徊した際に当該商品を発見。
“1本のケーブルで2台のパソコンを自在に操れるパソコン自動切替器(マウス/キーボード)”
とある。
バスパワーは?切替スイッチは?デザインは?と疑問を抱いたが、答えは単純明快“ケーブルを2台に接続するだけ。切替方法は、マウスポインタを端に動かすだけ”と斬新な方法。
本当に??しかも2千円台前半で?
購入前に調べると、各社から同じような商品が販売されている。
ニコニコ動画ではライバル商品:SANWA SUPPLY KB-USB-LINK3Mとの比較動画もあった。
ちなみに、SANWA SUPPLY KB-USB-LINK3MはMac混在でもOKで500円ほど高い。
前述でWin・Mac間のキーボードの互換性に問題があると書いた。
この問題は機器ではおそらく解決されないだろう。
私の目的はWin2台の共有なため、iBUFFALO BSKM203を選んだ。
iBUFFALO BSKM203は、色が黒と白の2種類から選択可能。私は黒をチョイス。
【設置】
設置といっても、本当に簡単。
USB端子をお互いのポートに差すだけ。
他に本体もACアダプタもないので、“大丈夫なの?”と疑いたくなるくらい。
サイズ比較として、隣にソニーのUSBメモリを置いてみた。
2台のPCにUSBコネクタを挿すと、ドライバのインストールを要求してくるので応じる。
これをメイン機・サブ機の両方で行う。
切替方法は、
・マウスを左右端に移動させる
・指定したエリアをクリック
・マウスの中央ボタンで切替
と選べるが、私は初期設定のマウスを左右端に移動を選択した。
あとは上記の設定が好みに行える。
【使い勝手は?】
素晴らしいの一言。
まさに良く耳にする“なんでもっと早く買わなかったんだろう?”です。
隣のPCへ、キーボードとマウスをバトンタッチしたいときはマウスポインタを右端へ移動させるだけ!
他にも嬉しい機能がありました。
パッケージ裏の説明。
①2台のwinPCを1組のキーボード・マウスが使える
当然のことながら、これが目当てです。
メイン機でマウスを右端に動かすと、“ひっかかり感”を合図に、サブ機へバトンタッチ。
サブ機では、左端に動かすと同様に“ひっかかり感”でメイン機へバトンタッチ。
スイッチも本体もなく、スマートなやり取りです。まさに求めていたもの!!
②2台のwinPC間でファイルコピーができる
上記バトンタッチの際に、ファイルをドラッグしながらマウスを端に寄せるとそのファイルを隣のPCのデスクトップにコピーできます。(マウスポインタ横に“+”を表示)
今まで、ちょっとしたファイルをUSBメモリで移動させてきていたので、これは重宝できますね。
USB切替機ではUSBメモリが必要でしたが、これを使うとその必要もなしです。
③2台のwinPC間でコピー&ペーストの共有が可能
キーボードでコピーした文字列が、相手PCへバトンタッチしたときに受け継がれるという機能。
サブ機画面でコピーした対象(文字列など)が、メイン機画面に移動後ペーストで反映。(逆もOK)これもすごい!
PCを2台同時に使っていると、何度も“こんな機能あったらなぁ”って思ってた機能です。
USBコネクタを接続している間は、2台のPCで常時USBデバイスとして認識されている。
コピー&ペーストの領域?
【良い点】
・設置から切替まで簡単。
・コピー&ペーストの共有、ファイルコピーが便利
・2千円前半でこの性能なら文句なし
・心配していたUSBコネクタの高発熱もない。
・サブ機をちょいと触る程度なら問題なし。(キーボードやマウスのドライバは使えないが)
【悪い点・注意点】
・USBコネクタの片方がやや大きく、ポートに接続した際に隣の機器と干渉する恐れがある。
(ノートPCなどポートが少ない時はサイズの確認が必要かもしれない)
※悪い点ではないが注意点として、当該商品はUSB切替機とは似て非なるものであり、
サブ機側(キーボードレシーバ・マウスレシーバの繋がっていないPC)では、メイン機のキーボード・マウスを仮想で動かしており、使用の際にはその認識が必要である。
たとえば、
・サブ機側では仮想的に動かすため、マウスのドライバーを入れても反映されない。
サブ機側では、汎用マウスとして認識されるためサイドボタン等が使えない、マウスの設定はコンパネで可能な設定のみ。(メイン機は、通常通りメーカードライバが使える。)
・先にメイン機(キーボード・マウスの繋がっているPC)の電源を落とすと、サブ機のマウスが使えずサブ機の電源を落とせない。
サブ機の電源を落とすまで、メイン機の電源は落とせない!
購入前に、これは知っておくべきである。
【総括】
総じて、iBUFFALO 1本のケーブルで2台のパソコンを自在に操れるパソコン自動切替器(マウス/キーボード) ブラック BSKM203は、USB切替機とは商品コンセプトが違う商品であるが、一時的にキーボード・マウスを共有するのにはもってこいの一品。
切替時のマウスカーソルを画面端に移動させた時の“ひっかかり具合”も体感的に分かりやすく“あ、今隣に行ったな”と分かる感覚が良い。
ファイル共有は、今までUSBメモリを使い移動させていたファイルがコピーでき、手放せなくなりそうな機能である。コピー&ペーストも必ず使う場面はあるはずである。
再起動を何度か行ったが現在は不具合も見られず動作も安定している。
何よりも、ケーブル類がスッキリして机裏に負担をかけないことが嬉しい。
この商品導入にあたって、一組のキーボードとマウスを引き出しに収めることに成功した。
またwin用のキーボードは固定ではなかったので、今まで“コレだ”というものを選ばずにきた。
この商品に出会えて、長く使えるキーボードを本気で探したくなった。
【おまけ こんなにケーブルがすっきり!】
今までこんなにグチャグチャだった切替機も、
一本で繋がるようになるとスッキリ。ちなみにケーブル長1.5M。
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購入金額
2,352円
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購入日
2012年10月08日
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購入場所
aoidiskさん
2012/10/09
どれもきっと、それなりに使えるんだろうな、
私もメーカー違いますが、
似たような物使ってます。
便利ですね
アストロマンティック☆さん
2012/10/09
知らぬ間に、こんな便利な商品があるとは。
PCスペック以外に、実はこんなところでストレスを抱えてたんです。
こう便利になると、次はリアルフォースを狙いたくなります☆