2016.08.28 「エラー発生!」追記
2016.08.10 「エラー発生!」追加
2014.01.21 追記
2014.01.20 追記
家庭内LANを高速化するにあたり既存NASのバックアップ先及び高速なNASの導入を考慮し本品を購入しました。
高速化という点では今まで使っていたNASも元々ギガビット対応でしたが、もっと高速な RAID 0(ストライピング)を体験したかったのです。
レビュー投稿用の画像やスナップ写真をNASに置いているのですが、特にレビュー用の画像は Photoshop Elementsで加工後NASに保存していたのですが、100Mbpsの速度の時には書き込みに大変時間がかかっていました。
ネットワークをギガビット化した事により多少速くなったのですが、やはりまだまだ書き込みに待たされます。
本品に変えた事で書き込みに待たされる時間が、300KB程度の画像で 100Mbpsの時には数十秒待たされていたのが一拍待つ程度の時間で書き込めるようになりかなり満足しています。
USB 2.0接続の HDDよりも速くなっています。
ちなみにどれだけ影響があるか分かりませんが、計測したPCとNASの間に 8ポートHUBが2つ挟んであり、ポートはすべて埋まっている状態です。
バックアップに関しては本体のバックアップ機能で間に合っています。
本品自体のバックアップをしたい場合は、設定画面を開き[サービス]-[バックアップ設定]で設定から行います。
ここでは本品と USB接続したHDD間でフォルダー単位のバックアップスケジュールを組むことが出来ます。
[サービス]-[ネットワークバックアップ設定]ではネットワーク共有先を指定する事で、本品にバックアップする事が出来ます。
「バックアップ元」の[詳細]をクリックするとバックアップ元を指定できます。
「バックアップ元共有の追加」をすると上に表示されるので、バックアップしたい先の「選択」にチェックを入れればバックアップ元を指定できます。
バックアップ元ホスト名の記入時に「LANDISK検索...」をクリックする事で、ネットワーク内にある LANDISKシリーズのHDDのホスト名を探してくれますが、ちょっと時間がかかるので直接入力した方が早いです(^^;
バックアップに関して私はこの程度で事足りますが、I-O DATAのホームページからバックアップソフトの「Easy Saver LE」とデータシンクソフトの「Sync with」をダウンロードしてきて使うことも出来ます。
上記を使用すれば PC側から事細かにバックアップの指定が出来るので、本体機能で不十分な方でも安心です。
その他、本品には「iTunes 共有機能」や「Dropbox 共有機能」、「net.USB対応」など様々な機能があるのですが、ほぼ前述の機能だけ使っていくことになると思います。
※HDL2-Aシリーズ|特長|ネットワークハードディスク|IODATA アイ・オー・データ機器
それでは最後に外観を見ていただきます。
側面後方に電源ボタンがあります。
上部のくぼみの上側に、上カバーのツメがあります。
HDDを交換するには交換したい方を下側にして引き抜きます。
バネが固めで結構力が必要です。
RAID 0なので、片方逝ったらおしまいだな....
まだまだ 2TBでも余裕なのでミラーリングしても良いのだけど、今後の事を考えると容量が大きいに越したことはないよなぁ。
うーん、容量を撮るかデータ保護を取るか、それが問題だ....
------ 2014.1.20 追記 ------
コメントにも書きましたが、元々は速度重視で RAID 0のままとも考えたのですが、RAID 1の運用にも興味があり当分容量が 2TBで間に合うので RAID 1に変更する事にしました。
運用開始後に RAID 0から RAID 1に変更するにあたり行わなくてはならない事は、既存データのバックアップです。
今後の運用で定期的にバックアップを取るのにも必要なため 2TBの外付けHDDを購入しました。
本体の USBポートは USB2.0対応ですが、後々の流用を考え USB3.0対応のものにしました。
フォーマットは外付けHDD添付のアプリケーションで行い、NTFSにしました。
そして本品に繋ぎバックアップを行うと即座に「バックアップ失敗」のメッセージが!!
ここにきてマニュアルでバックアップの項を確認してみると、バックアップ先は「FATと専用フォーマットのみ」でなければいけないようです。
4GB超のデータを扱うには”専用フォーマット”を選択します。
フォーマット完了後、バックアップを行う事で今度は無事正常完了しました。
ちなみに約622GBのバックアップを行うのに、約6時間20分ほどかかりました。
続いて RAID 1への再構築です。
[システム]-[ディスク]で、”フォーマット”を選択します。
”内蔵ディスク”を選択すると、「フォーマットの選択」に対応するフォーマット形式が表示されるので、ここで”RAID1(ミラーリング)”を選択し、[OK]をクリックします。
警告画面が表示されるので準備が良ければ[OK]をクリックする事で再構築が開始されます。
今後 HDDに物理的な障害が発生した時は、ブザーが10回鳴りステータスランプが赤点滅になるようです。
そして障害の発生しているHDDのエラーランプが赤点滅するそうなので、電源を落とした状態で交換する事で復旧できるようです。
ただしコメントでもいただいたように物理的ではなく RAIDは崩壊することもあり、この時は両方の HDDのエラーランプが赤点滅するそうです。
極力障害には遭いたくありませんが、今回本品を導入し障害対策の方法をいろいろ考えさせられました。
もっとも電源の対策などは行えていないので、まだまだ不十分なんですけどね。
------ 2014.1.21 追記 ------
RAID 1 での速度を計測してみました。
大して速度は落ちず一安心です(^^
昨日 RAID 0 から RAID 1に変更するにあたり、変更自体はすぐ終わったのですがそれから再構築に数時間(説明書では 3時間)かかりました。
16:11に再構築が開始され、次の日の 7:40に完了しました。
実は再構築の間は速度は落ちるもののアクセスは出来るので、再構築時に退避していたデータを書き戻していたためにこれだけかかってしまいました。
再構築と書き戻しは別々に行った方が早かったようですね。
エラー発生!
夜に作業をしていると突然「ピー、ピー、・・・」と音が鳴り始め、10回鳴ったところで音が止みました。
先に書いた通り 10回鳴るのは物理的な異常とのことで本体を見に行くと、STATUS ランプが赤点滅、HDDエラーランプの 1台目の方が赤点灯になっていました。
HDDに障害が発生している時は HDDエラーランプは赤点滅だったはずなので、再度マニュアルを確認してみたところ、赤点灯は「番号に対応する内蔵ハードディスクが接続されていません。」との事。
直前まで使っていていきなり外れるとは考えづらいですが、とりあえず次の日に電源を落として抜き差し確認してみる事に。
HDDの交換方法と一緒ですが、電源を落として上蓋開けて、HDDを抜き差ししてやるだけです。
起動するとランプは正常点灯したので、ブラウザから状態を見てみると
晩に HDD1がエラーになったとログが残っていました。
しかし「RAID1」なので完全停止はしておらず、スケジュールされていたバックアップは正常に行なえていたようです。
そして朝に電源を落として再起動した事で RAID再構築し始めました。
現在 4時間近くかかって 97%であと少しで完了です。
今回 エラー内容が「HDDが接続されていない」との事で交換しませんでしたが、実は先日もエラー音が無く突然 NASに接続出来なくなり、ランプの表示は今回と全く一緒だった事がありました。
その時に HDDを購入してあるので本来なら交換すべきだったのでしょうが、少し手が空くまで様子を見る事にします。
なんて書いている内に RAIDのリビルドが終わったようで(ブザー音3回)、今回は 3時間55分で再構築完了しました。
RAID1だと片方のHDDが壊れても(今回は限りなく黒に近いグレーですが)HDDを交換するだけで対応でき簡単です。
RAID0のままだったらフォーマット及びバックアップからの書き戻しの作業が発生するところでした...
もっとも、まだ怪しいHDDは交換していないので、早めに交換した方が良さそうですね。
2016.08.28追記
結局二週間近く経った 8月26日に直前まで接続出来ていたのに、特にエラー音など無く接続出来なくなってしまいました。
NAS前面の LED表示を見ると前回エラーと一緒の点灯です。
ということで、観念して今回は HDDを交換する事にしました。
事前に用意していたHDDは内蔵されているHDDと一緒の型番のモノです。
交換方法は先に記述していますので、割愛します。
そして起動後ログを見ると
毎日自動で行なっているネットワークバックアップは 18日を最後に行われていませんでした。
よく見ると、17日にディスクエラーが出ています....
逆によく 26日まで接続出来ていたなぁ(--;;;
RAIDの再構築(リビルド)は約 3時間40分で終了し
前回より 15分早く終わりました。
HDD1は使えてはいたものの、エラーが出ていたくらいですからその時点でおかしかったんですよね。
今後はエラーが発生したらすぐに交換する事にします(^^;
-
購入金額
24,800円
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購入日
2013年11月12日
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購入場所
イートレンド
きっちょむさん
2014/01/14
PCのRAID0は壊れたことないですが、NASのRAID1は一度壊れたことがあります。汗
atsuo@tokyoさん
2014/01/15
えー、そういうものですか。
本品は UPS対応なので、小さいのを導入しようかな。
notokenさん
2014/01/15
RAID1が一番いいと思います。
または、2台を別々に使う方法があるならそれでいいと思いますよ。
atsuo@tokyoさん
2014/01/15
RAID 0が速くていいかと思ったけど、やっぱりミラーリングにしてみるか。
今って企業では RAID 0の運用ってしてないのかなぁ。
Schrödingers Katzeさん
2014/01/15
このモデルの場合2台なので、RAIDレベルの選択肢がほぼ無いんですよね。
JBODの方が容量がほしい場合でも多少はマシなんですけど。
速度と、容量がほしいときにはRAID0が使われますが、企業の場合は、容量だけではなくとまらないことが大事なので、「RAID5」など、冗長性が確保されるものを普通は使います。で、普通はオンラインのまま故障ドライブを交換できるので「壊れても止めずに対処」できます。HDDだけならとか、同時に複数逝かなければっていう部分はありますが。
故障率はドライブの数に比例するわけですから、「とめていいかどうか」と「要求されるもの」次第ということになります。
RAID自体が、5や6でも、確保される冗長性は、物理障害だけなので、結局論理障害があったりすればアウトです。
「バックアップではない」ってことと、「冗長性が確保されるとちょっとだけ安心」っていうことだけは念頭において運用されるといいんじゃないかと思います。
逆に、バックアップがきちんと取られているのなら、RAID0で運用して、速度と容量を確保するのも、速度がそこそこでてるわけですから、これもひとつの選択です。
中身が大事って時には、RAID0はお勧めできませんが、中身が壊れてもバックアップがあり、被害が無いのなら、別に冗長性に振らなくても大丈夫だと思います。
多くの場合、倉庫を兼ねているので、それなりにバックアップはしても、壊れてしまうと泣くってことが、家庭だと多く、その場合は、物理障害でも、多少は無事なRAID1を選んだほうがいいことも多いって話になりますが、そのあたりはどうでしょうね。
速度と容量があったほうが、一時的な領域としては便利な側面もありますから、保存されることにどれくらい重要性があるか?だと思います。
システムが、HDDに入ってますので、イメージバックアップをとった上で、きちんと書き戻して動作するか?を確認するとか、一台だけミラーセットを作っておくとかすると、万が一のときにも修理に出したり、ただの箱にならずにすみます。
atsuo@tokyoさん
2014/01/15
丁寧な解説をありがとうございます。
RAIDをどれにするか等の大変参考になりました(^^
>> RAID自体が、5や6でも、確保される冗長性は、物理障害だけなので、結局論理障害があったりすればアウトです。
RAID5や6とかにしとけば安心な気がしていましたが、過信は禁物ですね。
バックアップをどの様にとるかももう少し検討して、RAIDの再構築を行うかなども決めたいと思います。
ありがとうございました。
Schrödingers Katzeさん
2014/01/15
RAID5とか6も「どこかに正しいデータを算出できるもの」が必要なので、「仕組みが壊れる」と、物理障害以外の要因で破綻したりもします。
この機種の場合は、ミラーかストライピングなので、どっちにしろ、容量半分か、全容量かっていう選択しかないんですけどね。
バックアップについて、言及があるので、そのあたりが大丈夫なら、再構築に時間もかかりますし、データの移行の問題もあるので、運用とか、ほしかった機能次第かなぁっと思ったので。
壊れないに越したことは無いんですが、この世に絶対はありませんし。
atsuo@tokyoさん
2014/01/15
基本的にバックアップは他の HDDに取り 2箇所以上に同じデータがあるようにする程度しかしていませんが、うちではこの程度で大丈夫かなと思っています。
仕事で必要なモノは更に別媒体に置いたりもしていたのですが、最近は更にもう 1箇所の HDDに置いているだけになっています。
家庭内で無くすと痛いデータは写真と動画ですが、以前は DVDで収まっていたのがどんどん高解像度化され転送速度の面からも HDD以外には移したくないですし(^^;
停電や落雷などで同時に複数の HDDが逝ってしまったらおしまいですが、コストの面から考えてもうちでは他の方法はないかな。
Schrödingers Katzeさん
2014/01/18
RAID1の場合は、ミラーになってしまうので、「複製されるがゆえに、片方がうっかり論理的に壊れるときはもう片方も壊れる」という側面があります。
RAIDは、保存するためじゃなくて、動かし続けるためのものなので。
あと、RAID5や6も計算上、複数の場所にデータが保存され、計算によって、失われ無かったほうが「計算によって復元」されます。
ですから「動作が正常である」ことが前提ですから、何らかの処理の結果、この仕組みが崩壊したときも痛い目を見ますし、計算によって交換時には生きてるほうがよりどころになるので、交換、再構成中に、生きてるほうも死んでしまうと、ゲームオーバーって所もあります。
ですので、「ほかのHDDに保存する」のも「むやみに同時に書き変わらない場所に複製して保存する」ことになるので、有意なことだと考えます。
できれば写真のような「更新の少ない」データは、やはり光学メディアなどに焼いて、適切に保存するのが安全だとは思います。部品点数の数だけ故障する可能性も比例して高くなるわけですので、記録部分以外を含むHDDのほうが、電源入れたら動かなくなってた…なんてことも起こりうるので、安全性は低くなります。
安物メディアだと経年だけで読めなくなったりもするので、メディア選びも大事ですけども。
どうすべきっていうのは、入れるデータを扱う本人の価値観次第なので、「データがもし何かあっても守られるか?」を考えているなら、必ずしも安全に振った設定である必要は無いと思うという話をしただけですので、用途とか、中身の価値と、保存場所の特性を考えて選ぶといいと思います。
atsuo@tokyoさん
2014/01/18
とりあえず時間のある時に RAID 1に変更し、本品に接続した HDDにバックアップする事にします。
今回は元々 RAID 0で速度重視を考え購入しましたが、RAID 1を運用すること自体にも興味がありますので。
理論値的に速度は 1/4程落ちてしまうようなのですが、実際の速度がそれよりも更に遅くなるようでなければそのままいこうと思っています。
写真など昔は画素数も少なかったので CD-Rに入れ、次に DVD-R、そして今ではきっちりフォルダ分けしているモノだけで数十ギガにもなっており HDDに入れたままになっています。
現状なら BD-Rに入れれば良いですが、またすぐ 1枚の画像の容量が大きくなるかと考えると HDD以外の媒体に入れるのも面倒だなと。
おっしゃるように安物メディアは当然の事、しっかりしたメーカー製のものでも数十年単位で見たらやっぱり見えなくなる事を考えると、読めなくなる前にメディアを入れ替える必要まで考えておくべきです。
なんて事を考えるとやっぱり面倒なのでディスクを分けて二ヶ所以上の HDDに保存するのが私の今のベストかなと。
Schrödingers Katzeさん
2014/01/19
結局コピー自体が稀に失敗してることもあって、ファイルが壊れてたなんて事故もゼロじゃないですから「移動するたびに相応のリスク」はあります。必要なもの必要なことはそうすべきですが、必要性が低いのにリスクだけが高くなることは悪手な気がします。逆に「必要なことはすべき」なので、判断の末必要がある意味があると思ったことは止める気も無いんです。
まぁ、メディアの信頼性もそうなんですが、少なくとも長期間使わないHDDよりは、適切な保存をした光学メディアのほうが「ドライブが頑張ってくれて読める」ことが多いような気がします。このあたりは使用頻度、アクセス頻度の問題ですよね。頻繁に読み出すものは探すだけでも大変になってしまいますし。
動かし続けれていれば、監視してると、HDDはステータスの変化やエラーで気がつけることもありますが…引きの問題もあるので、使える時間の長さはなんともいえません。
光学メディアは気になるなら、数年に一度、ドライブを二台くらいつないで、べたに複製するようにすればいいんじゃないかと思いますが、それが必要かどうかは中身次第です。
普通デュプリケータや、そういうソフトウェアはベリファイもしますので、きらなければ、きちんと継承できるでしょう。
ストライピング自体が、理論ほどは速くなりませんから、「何を求めるか」ですね。
壊れないに越したことはありませんが、壊れても平気なものに別の要素を落として、過度に保護しても意味はありませんし、中身が大事なのに、速度優先も泣く可能性が高くなるだけですから、本当に判断次第で、結果よりは「考えて選択する」ことが大事なんだと思います。
うちのばあいは、数十年のオーダーで保存したいものってなんだろう…。
自分にとって大事なものが、他人にとってそうであるとも限らないですしね…。