CF-S21J8は、一旦終了したユニークなポインティングデバイス「トラックボール」を、ファンの熱烈なアンコールで復活させたモデルでした。丁度、Windows95かWindows98に切り替わる時期でもありましたね。
CPUはMMX Pentium 200、メモリ64MB、HDD2GBが標準でした。当時はこれでも結構動いてくれたもんです。但し、時間が経つにつれて、色々欲が出てくる。CPUは233までオーバークロック、メモリは「亀の子」と呼ばれた方式で192MBまで増設、当時あったHDDの「2GBの壁」も、これも当時IBMが無償公開していた「DISK GO!」というBIOSとMBRをだまくらかすソフトで最終的に40GBまで増設しました。これを当時の勤務先にも強引に(実績を示して)持ち込み許可を取り、まさに公私・寝食を共にしたPCでした。
これを持参して、各種業務や旅行で文字通り全国を飛び回りました。こいつで電子帳票システムをプレゼンするために、当時固定IPアドレスしか設定出来ず、DHCPだの無かった時代に、ネットワーク設定を切り替えて再起動出来るマルチブートソフトも使っていました。
さすがに改造したスペックでも、今やWindows7 Starter(日本ではバンドル販売のみ)でも導入も動作もしないでしょう。それでも、昨年NASを導入するまでは、共用ファイルの置き場として活躍していました。
今は、安らかに眠りについてます。捨てたり売ったりする気には、絶対になりません。一番の理由は、自作・改造PCに女の子の名前を付け始めた初号機だからでしょう。
安らかに眠りなさいな、茜ちゃん。
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購入金額
160,000円
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購入日
1998年頃
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購入場所
T-ZONEミナミ(今ドンキとAKB48劇場があるビルです)
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