交換して修理はしましたが、2373-M4Jのマザーボードを使わなかったため、別の型番
なってしまっています。
Pentium M 745 (Dothan 1.8GHz)とMobilityRADEON 9600の組み合わせは、当時として
はなかなかの高性能でした。また、SXGA+の液晶は当時デスクトップPCをCRTで使って
いた、普段のメイン環境よりも高解像度で、購入当時は高性能PCと印象が強かったもの
です。
ネックとなるのは、当時の2.5インチIDE HDDの遅さです。しばらくは標準搭載の5,400rpm
80GBで使っていたのですが、速度が欲しくなり7,200rpm 100GBのHGST HTE721010G9AT
に換装したのですが、思ったほど高速化はせず。結局MacBook MB466J/Aを買うまでは
この環境のまま使い続けました。
その後WesternDigital WD2500BEVE→WD3200BEVEと入れ替えて使っていたのですが、
今年の年明け早々、使用中に突然表示が乱れてフリーズ。その後1度は起動したものの、
やはりすぐに描画が乱れてフリーズしてしまいます。その後は殆どBIOS起動までたどり
着くことはなく、たまに起動しても数秒で応答不能という状態でした。
現在はT42の別型番のマザーボードを入手して入れ替え、CPUや各種ボード類は既存の
部品をそのまま流用して組み直したものを使っています。
ThinkPadというと堅牢性というイメージがあるのですが、このT4xシリーズに関しては
お世辞にも剛性が高いとはいえません。ノートPC用のバッグに入れて電車通勤していた
のですが、1ヶ月もしないうちにディスプレイのトラックポイント部が接触する場所は重度な
輝度ムラが発生していましたし、筐体のしなりが大きすぎて片手で持ち上げることは
不可能なほどです。同時期に使っていたX2x系やX3x系はまずまず良かったのですが。
基本性能は当時としては十分高かったと思うのですが、手堅さというThinkPadのイメージ
には少々そぐわない製品であったと思います。
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購入金額
175,800円
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購入日
2005年10月26日
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購入場所
ニッシンパル
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