レビューメディア「ジグソー」

持ってます

布袋寅泰モデルです。ボディーはアルダー、ネックはローズウッド。全体に白セルバインディングがほどこされた初期型モデル。現在では製造中止となっていて後継のTE-115HTに変更。素材もアルダーボディーからバスウッドへ変更されています。初期型モデルの最大の特徴は、布袋氏使用の素材と同様だというところ。現在、この素材で入手可能なのはTE-36HTとゾディアックシステムで販売しているTE-HTの2本だけではないかと思います。布袋氏がなぜこの素材の組み合わせなのかは本人しか分かりませんが、テレキャスターシェイプでストラトキャスターの素材をチョイスっていうのは間違いなさそうです。現行モデルまで一貫して変更していないのはピックアップ。音を拾うマイク部分なのですが、フェルナンデス社オリジナルのパッシブ、F.G.Iテクノロジーピックアップです。ピックアップはパッシブとアクティブ
に大別されますが(アクティブは電池を使用して電気的に信号を変換する方式。パッシブは昔ながらのコイル式ピックアップ)、当時新進気鋭の布袋氏と同社にて共同開発したもので、本家EMGピックアップと比べて高音の抜けを重視したつくりになっていてシャリシャリした音が特徴で好みが分かれるところでもあります。エフェクターの乗りは異常に良くてアクティブの特徴でもある低ノイズ設計との相乗効果でクリアなサウンドでその特徴を感じ取れます。このギターについては、布袋氏と同じ、EMGピックアップに換装しています。布袋氏といえばあのギターの模様ですが本人使用のものは一本一本手書きで作成されており、このギターの幾学模様との決定的な違いとなっています。そもそも、居酒屋で酔いながらアミダクジをギターに書いたのが始まりのデザインなので、初期の映像からもふにゃふにゃなラインが見てとれます。ネックの太さも個々により違いますが、このギターは発売初期のものなので、かなり細くカットされていて弾きやすくなっています。同モデルからラインのみを消したTEJ-75は発売時期も素材も一緒なのですがネックはこのギターより太く作られていて若干の弾きにくさがあります。所有して何年も経ちますが、当初Liveでガンガンに使い込み、背面の傷などがかなりひどく、ブリッチやコマ、フレットのすり減りなど見るも無残な状態にまでおちていましたがネック調整、ブリッチ交換、電気回路補修、コンデンサー換装、電池BOX交換、フレット打ち直し、再塗装等、大人買いならぬ大人リペアをこのギター1.5本分ほどかけてリペアーして現在の状態は非常に良好ではないでしょうか。やはり、経年によるボディーの鳴りが新しいギターとは違うのと長年一緒にいるので愛着が強いのと自分にとっては本物よりも価値のあるギターだからってのがリペアの理由です。現在、壁に取り付けたギタースタンドにつるされていて子供のいたずらから非難できていますが、最大の敵はかみさんで、アンプに差し込みジャラーン!なんて音をだすと白い目で見られがちで肩身は狭い・・・かなぁ
  • 購入金額

    95,000円

  • 購入日

    1990年07月18日

  • 購入場所

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