最近、FSO2をやろうと思いたったのですが、現在マシンにつけているGTX480は、省電力に振っているものの、やはり消費電力と、熱が気になります。

少しでも消費電力を抑えるため、似た性能で消費電力が下がっている製品、HD5870とHD6950の2つの製品を今回購入しましたが、残念ながらHD5870は壊れていて、使えませんでした(ジャンクですから、仕方ありません)。

上の製品が今回の製品です。下はASUSのEAH5870/2DIS/1GD5/V2という製品です。動かなかったので、残念ながら持ち物に乗せずに、処分します。

さて、今回のこの製品ですが、HD6950の2GBモデル。どうやら6970化できる製品です。もっとも、今回はGTX480より消費電力を落とすことが目的なので、やりませんが。

さて、肝心の性能と温度です。今回は、なぜかGTX480では計測できなかった3Dmark系のスコアも載せていきます。


<<3DMark系>>

3DMARK

左から06、Vantage、11となっています。

06(DirectX9)：14024

Vantage(DirectX10)：12810

11(DirectX11)：P3911

3DMarkは初めて計測したので、比較ができませんが、HD6950の性能は、GTX480、570にほんのわずかに劣るくらいです。DirectX11では少し離されます。




3DMarkベンチマーク計測中に、ファンが変な音を出して回っていることに気が付きました。

ケースを下からのぞくと、右のファンの軸がぶれて、異音がしています。
時に普通に回りますが、温度が上がると、ファンの音が大きくなります。


一時は返品して、GTX480に戻そうか考えましたが、しっかりとベンチマークはクリアします。
せっかく安かったのに、このまま何もしないのはもったいないです。


そこで…

交換してみた

せっかくなので、遊びついでにやってみました。
とはいえ、あの壊れたファンでも計測はちゃんとやりました。ここではそちらの結果です。


<<ゲームベンチ>>

1.FF14ベンチ

LOW:3255(最大 64℃)

HIGH:3274(最大 67℃)


2.FSO2ベンチ

1280×720:13457(最高69℃)

1920×1080:9997(最高74℃)


GTX470と比べると、ファンのせいもあってか、冷却性も抜群で、そのうえ性能上がっているようです。やはりCPUがボトルネックになってしまっていますが、そこは仕方ありません。


…


……



それでは、CPUを変えましょう。


選手交代　
Athlon II x4 620→Intel Core i5 3570K


プレミアムレビューのついでに、ベンチマークをとり直してみました。

（ただ今編集中です。しばらくお待ちください)
ちなみに、この3570K環境での測定は、もうすでにGPUクーラーを交換済みの状態で実施しています。

再計測(Athlon X4→Core i5)

<<3DMark系>>

3570K交換後

06(DirectX9)：14024→25415

Vantage(DirectX10)：12810→19750

11(DirectX11)：P3911→P5272

<<ゲームベンチ>>

1.FF14ベンチ

LOW:3255→6533

HIGH:3274→4510


2.FSO2ベンチ

1280×720:13457→22182

1920×1080:9997→10246



やはりCPUが足を引っ張っていたようです。交換しただけで、これほどの性能差が出てしまいます。
ビデオカードのレベルについていけるCPUを使いましょう、ってことですね。

FSO2の1920×1080はほとんど変化がありません。数回やっても前後で大きな差が出なかったことから考えると、ここでは性能を使いきれていた、ということですね。
どちらにしても、十分遊べるレベルにあると思います。


Twin Frozrのファンの冷却性は、人気になるだけの冷却性を持っていることがよくわかります。おそらく、一番冷えるのはASUSのDirectCUファンだと思いますが、ASUSを買うより、1ランク上のを買ったほうがお得ですから。