レビューメディア「ジグソー」

超速を誇る最新世代のSAS HDD

SEAGATEの3.5インチSAS 15K HDDの最新モデルです。
以前もちものとして登録したST3300655SSの2世代後のモデルで、Cheetah 15K.7シリーズの300GBモデルとなります。
Cheetah 15K.7は6GB/秒 SAS 2.0に対応しており、プラッタの高密度化により、600GB/450GB/300GBのモデルがラインナップされています。

ST3300657SSと、同じ300GBモデルであるCheetah 15K.5のST3500655STの差は下記の通りです。
※()内がST3500655SS

モデル番号:ST3300657SS(ST3500655SS)
インターフェイス:SAS 2.0(SAS)
キャッシュ:16MB(16MB)
容量:300GB(300GB)
プラッタ枚数:2枚(4枚)
平均面密度:225Gb/in2(110Gb/in2)
回転速度: 15,000rpm(15,000rpm)
平均待ち時間:2.0ms(2.0ms)
ランダムREADシーク:3.4ms(3.5ms)
ランダムWRITEシーク:3.9ms(4.0ms)

プラッタ密度がST3500655SSに比べてほぼ倍になっていますので、プラッタ枚数も半分の2枚となっています。
このため、シーケンシャル性能が格段に強化されており、200MB/sを超える速度を叩き出します。
シーケンシャル性能だけを見ると最新の1TBプラッタを採用したSATA HDDと大差ありませんが、ランダム4Kの値は15000rpmだけあって圧倒的です。
ST3300655SSと比べ、ランダムシークタイムが地味に0.1msずつ短縮されています。

ST3300657SS CrystalDiskMark
ST3300657SS CrystalDiskMark

ST3300657SS HDTune
ST3300657SS HDTune


エンタープライズ向けのHDDだけあって、年間故障率も0.55%と極めて低い値となっています。
このあたり、HDDは消耗品というコンシューマ向けのHDDとは1桁違います。
(実際にはSATAもSASも大して差が無い、というレポートもありますので、あくまでもメーカーの公称値となります)

中古では1万円を大きく割り込む価格で購入出来ますので、高速なHDDを探している方にはお勧め。
今では新品でも35,000円台で購入できますので、エンタープライズ向けのSAS HDDも安くなったものです。
個人的にはOSはSSDに、デスクトップやページングファイルはSAS HDDに、ドキュメント類はSATA HDDのRAID5とかに振り分けて使ってみたいですね。

2世代前のST3300655SSはこちら



2/21
2台揃ったので、MegaRAID SAS 8708EM2でRAID0構成にしてみました。
ST3300657SS RAID0
ST3300657SS RAID0

うむ、速い…
  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2012年02月09日

  • 購入場所

12人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (0)

ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。

YouTube の動画を挿入

YouTube の URL または動画の ID を入力してください

動画の ID が取得できません。ID もしくは URL を正しく入力してください。

ニコニコ動画の動画を挿入

ニコニコ動画の URL または動画の ID を入力してください

動画の ID が取得できません。ID もしくは URL を正しく入力してください。

ZIGSOWリンク挿入

検索対象とキーワードを入力してください

    外部リンクを挿入

    リンク先の URL とタイトルを入力してください

    URL を正しく入力してください。

    画像を挿入(最大サイズ6MB)

    画像を選択してください

    ファイルサイズが6MBを超えています

    別の画像を追加

    ZIGSOW にログイン

    ZIGSOW会員登録(無料)はこちらから