ちなみに製図では3種類の線の太さがあります。
外形線(一番太い)
実線(普通)
細線→個人的には“寸法線”(細い)
となっています。
JIS規格では厳密に線の太さが定義されておりますが(確か0.35mmとかそんなペン売ってね-よって感じの変な規格)、実際にそいつらをそろえるのは手間(芯が手軽に調達できない)なので上から順に0.9、0.7(or0.5)、0.3という風に使い分けておりました。
なのでこれは個人的には実線用という位置づけ(及び呼び方)をしておりました。
それで主力級な訳です。
・・・おいおい、0.7の芯なんか売ってんのかい?そもそもシャーペンって0.5mmだろ?と思う方もいるかもしれませんが、何気に0.3と0.7はちょっと大きい文房具屋には置いてあるんです。
さすがに0.9はそうそう見かけることはありませんが。
なのでこれを主力級に据えて使っていたわけです。
なんで3,7,9なのかと言いますと、実際にドラフターでばりばり製図していると0.3と0.5は区別が付きにくいときがある(定規で結構削られるので)、0.9は想像以上に太く見える(ちょっと細かい製図をすると大変な感じになる)という都合で比較的入手性の良い市販品からチョイスした結果がその3種類なわけです。
まぁ他の設計者でドラフター経験者から見ればいや、そんなことはねーよと言う方もいると思います。
ようするに癖です、描き方の。
製図の目的は規格通りの太さの線を引くことではなくて、相手に伝えることが目的なので、わかりやすい図面にするためにはそれぞれ違いもあるということです。
規格は目安であって絶対的な定義ではないのでそんなもんです。
実際に手書きの製図で規格通りに破線や一点鎖線、二点鎖線を描く人なんてそうそういませんしね。というか見たことない。
と、熱く語ってしまいましたが、要するに、このシリーズ好きですよ、と。
文房具にこだわりたい人にはお薦めできますよ、ということです。
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購入金額
700円
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購入日
不明
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購入場所
アスクル
知的レビュアーさん
2012/01/31
来人さん
2012/02/01
いましたねw
0.5mmだけを使って各種線を描き分ける強者もおりましたしww