アニメ業界標準の映像編集コーデックはPremiere CSからはもはやQuicktimeだった。
アニメーションコーデックでYUV444、RGB24bit。
OVAで指定される場合はDVコーデック。
それ以外で指定されることはまずありえなかった。
AVIDの場合はコーデックさえ持っていればok、毎月の支払いに変更されてからはソフトの維持費も楽になった。
そこでですよ、3大編集ソフトのファイナルカットプロですが、Macしか当然無いw
ファイナルカットプロは当初から人気があったが、それでもPRORESSコーデックが流行るのには時間がかかった。
結果、これからもQuicktimeでアニメーションコーデック、場合によってはH264だろうなと思っていたのだが。
PRORESSで統一?
PRORESSはWindowsでは読み込むことはできても、書き出しに使用できないんですね。
これはひどい。
Amazon、Cisco、Google、Intel、Microsoft、Mozilla、Netflixの7社が、次世代動画フォーマットの策定で提携したことに対する報復?
うーん、わからない。
前から思っていた、有料にすればいいのに。
PRORESS含めて有料で存続してほしいなあ。
それができなければもうapple製品は恐ろしくて使えない。
Macだと3D統合ソフトのMayaのプレビュー速度とレンダリング速度が遅い。
そしてmaxはそもそも動かない。
メタセコイアはベータ版がやっとでたくらい。
3Dのために当然Windowsを、そして編集のためにMacにデーターを持っていかないといけないというのはあまりにも面倒すぎる。
結果、編集コーデックは別のコーデックを購入するか、Mpeg2TSになるだろう。
おれがWindowsが好きなのは、過去のソフトが使えること。
そして過去のハードが最新のOSで動くこと。
そこなんだ。
appleのように簡単に過去のものを切り捨てていくのは厳しいと思うんだ。
過去のプロジェクトが読めなくなったら、過去担当した作品がごみになる。
それは嫌なんだ。
おれはそんな理由でマイクロソフトが大好きなんです。
(補足)
最終バージョンだとWindows10でトラブルが起こる。
Tmpegenc Video Mastering Works5を使用していてわかったことだが、一見インストールがうまく言ったかとおもいきや、編集ソフトやフロントエンドツールから呼び出すことができない。
7.6.2だとうまくいった。
長い間お世話になったコーデックに感謝
ぐだぐだ書いたが世話になったのは事実。
さようなら、そしてありがとう、QUICKTIME。
-
購入金額
0円
-
購入日
2016年05月04日
-
購入場所
ぴょんきちさん
2016/05/05
過去の資産を現代でも利用できる手段は残しておくべきだと、常日頃から思ってます。
特にデータフォーマットに関しては、最新の形式に最低限の損失で変換する術は必須でしょう。
革新的な仕組みはそれらとは別のもののはずですしね。
プレカリアート真面目明さん
2016/05/05
Macは当初、デザインで起業するのに300万円以上のお金がかかるところが、ソフト・ハード込み120万円ですよっていう、ウルトラハイエンド向けワークステーション販売でした。
アドビとタッグを組んでフォトショップ・イラストレーターワークステーションとしての地位を築いたことは伝説的だと思います。
ただ、近年は負けているシェア争いが背景にあって、次から次へと過去の資産を切り捨ててリスタートしているだけのように思えて仕方がありません。
シェア争いで負けている方は大胆に過去を切り捨てないといけないのはわかりますが。
Powerからx86への転換で以前、FinalCut4HD用G5とSDIインターフェースはゴミになりました。
そして単純にマシンパワーと出来上がった結果を見て、MacがWindowsに優っている点はどこなのかわかりません。
iPhoneに関してもデザイン以外でandroidに優っている点はどこなのか。
そして、健全な競争の中でユーザーのメリットを追求したことがこの会社にあるのか、そこもわかりません。