大好きなCDです。愛聴盤。
サージョン、又はバルビローリと愛称される SIR JHON BARBIROLLI がウイーンフィルを指揮した録音です。一般的にも名盤とされていると記憶しています。
ゆったりしたテンポの叙情的演奏でうっとりとさせられます。交響曲1番から4番まで全てお勧めできます。大好きで良く聞いています。名演CDだと思っています。
バルビローリのカンタービレは叙情的なもので、もしかしたら好き嫌いが分かれるのかもしれません。俺は大好きです。 LP盤も持っていて、CDでも手に入れました。
現在は同じ録音のCDも安価に購入できますが、このCD価格 12,000円は当時特別高価なものではありませんでした。CDは1枚、おおむね3000円以上はする物だったんです。
理由は色々あるんですが、CDが人類史上初めての光学記録媒体であった事を考えてみましょう。
例えばプレス用の金型使用に関しても何枚までプレスしたら後半のCDは市場で使われるうちに最初のプレスと変化があるのかどうか?最初の内は手探り状態で、研究室レベルで差が認められないとされる枚数に、さらに安全マージンを多く取りプレス枚数を制限する。完成された技術ではありませんから研究しながら生産していくものだったわけでそれらコストも当然必要だったんです。
このCDも日本国内でプレスされた物です。日本とオランダ、ドイツ。限られた国でCDの生産が始まった頃なんです。
現在では枯れた技術と言えるのかもしれません。手の抜き方もよく分かってきたようで恐ろしく安く流通するものもありますよね。多分正規大手ブランドのCDと同等品質では無いのでしょう。
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購入金額
12,000円
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購入日
2012年01月23日
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購入場所
daiさん
2016/02/15
バルビローリのブラームス。確かに世評高く私もLPで所有しておりますが、どうも私のイメージするブラームス像とはかけ離れた演奏と思っております。(すいません)
私が好きな演奏は、1番はコンヴィチュニーのエテルナ盤(STEREO) 2番はベームのウィーンPO 3番は、ザンデルリンクの70年代シュターツカペレドレスデン盤 4番は、コンヴィチュニー/ベリルリン放響(MONO)又は、ワルター/コロンビアSO
全集では、ザンデルリンク/シュターツカペレ・ドレスデンで、とどめです。
コンヴィチュニーがベートーヴェンのように全集をステレオ録音してくれていたら最高だったのですが・・残念です。