Surfaceといえば、本来なら純正品のタイプカバーを買いたいところだが、お財布の関係で後回しになってしまった。
そこでUSBコンパクトキーボードを繋いでみるとなかなかどうして使い勝手がいい。
好きな位置にキーボードとSurface本体(モニタ)を離せるのは私の使い方にピッタリだったので、とりあえず安いものでいいから、このR18で見た目がアレなキーボードに近い、コンパクト&軽量なBTキーボードがあるといいんじゃないだろうか。
というわけで「廉価」「配列が自分好み」「コンパクト」という条件を元に購入したのがこれ。
どうも電池ボックスの破損事例が多いようで、それが安く流通している理由の一つのようだが(それを知ったのは買った後だった)、私の場合電池ボックス以前の問題が出てしまう事に…
30㎝弱というコンパクトな幅に、18.5mmのキーピッチと比較的無難な日本語配列を収めている。
また、最近のコンパクトキーボードで増えてきたアイソレーションタイプの筐体で、キートップは完全な平面形状。かな表記を省いたデザインはスッキリとした印象だ。
水色の表記は後述のUS配列モード時用となる。
電源スイッチを兼ねたJP/US配列切り替えスイッチ。Android等の別OSでも違和感なく使えるとのこと。スイッチが本体表側の使いやすい位置にあるので、使わないときはさっとオフにできるしモード切替も簡単。
本体はかなり軽く、廉価モデルらしい雰囲気もあるが、モバイル用途には軽さも武器になる。単四電池2本を搭載しても十分持ち歩ける。
また、チルトスタンドを起こした状態だと縦置きできるのも細かいながら好印象のポイント。
配列やサイズ、重量は要求通りで文句が無いのだが、ある一点において大きな不満があり、当初の目的であるSurfaceProとの組み合わせ用は別のキーボードを買うことになってしまった。
それがキータッチ。薄型にしては珍しいメンブレン方式なのだが、店頭で触ったときは特に違和感はなかった。が、実際にそれなりの文章量を打ち込んでみると、底付き感が強く、長時間使っていると指が痛くなってしまう。
パンタグラフ並みの薄型ストロークなのだが、このキーボードのメンブレン、押し込みが硬いのにそのあとストンと落ちてしまうので、他のキーボードの調子で打っていると底付きしまくって指が痛くなってしまうようだ。
このキーボードはそういうものだと慣れればなんとかなるのかもしれないが、とにかく自分にはあわない。なぜ店頭でそれに気づけなかったのか後悔するが後の祭り。
短時間のちょい使いなら問題ないし配列が好みだから使いやすい。しかしいずれタイプカバーを導入するであろうSurfaceProに、それより疲れそうなキーボードを入力用として使うのは本末転倒という訳で、結局別の物を購入する事になってしまった。
とにかく配置やサイズは文句が無かったのに、キータッチがあわなかったせいで先ほどのR18 キャラクターキーボードの方が(配置は変則なのに)使いやすいという逆転現象。キーボードって難しい。
とはいえ、軽量で無線のテンキーレスキーボードはちょっとした事に扱いやすいので、キーボード使用が短時間になるリビングPC(蜘蛛)やPS3用にしようかと模索中。
ところでオマケ?という訳ではないが、板を2枚組み合わせたシンプルなタブレットスタンドが付属する。
このタブレットスタンド、シンプルな構造ながら意外としっかりとタブレット端末を設置できる。
7インチ軽量のMSI Enjoy71にも、10インチ重量級のサフェプロもそつなく置ける。程よい高さにSurfaceを置けるので、キックスタンド設置では低く感じる時は丁度いいし、そもそも自立できないEnjoy71にも便利。欲を言えばもう少し簡単に折りたたみできるとよかったのだが。
…ちなみにEnjoy71はBT非搭載なのでキーボード本体は接続できない。
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購入金額
2,200円
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購入日
2013年07月09日
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購入場所
aoidiskさん
2013/07/15
なかなか便利そうですね。
下小川さん
2013/07/15
でもなんとか使ってやろうって気になるキーボードです。本当に気に入らなかったら登録さえしませんから!