ダイヤモンドカッターでカットを行い、
グラインダーとガラス盤を使って表面を研磨しました(4000番まで)。
もうちょっときれいにしようと思えば出来るんですが…
瑪瑙はSiO2なので非常に硬いので諦めてしまいました(笑)
Wikiより↓
縞状の玉髄の一種で、蛋白石、石英、玉髄が層状に岩石の空洞中に
沈殿してできた鉱物の変種である。中心部にすき間を残していることが
しばしばあり、まれに液体・気体がそのすき間に存在することもある。
実際の産地としては火山岩と一緒に産することが多いです。
※小笠原は無人岩(ボニナイト)という火山岩の一種が産する、
世界的にも稀な地域です。
SiO2成分が濃集する→層状沈殿する→形成となるのでしょうね。
瑪瑙は多孔質なので、その隙間に液体や気体が混ざったりします。
この性質を利用して色を着けることができます。
お店で売ってる綺麗な瑪瑙は着色しているので綺麗ですね。
この瑪瑙は色を着けていないので透明~白色を呈しています。
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購入金額
0円
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購入日
2009年03月頃
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購入場所
小笠原(産地)
オセロットさん
2012/07/05
磨いたり,水をつけると,もっと綺麗なのでしょうね.
メノウも SiO2 なのですね.
まさか石英と同じ組成とは思いませんでした.
R-O-G-Eさん
2012/07/06
火山の近く・・・特に流紋岩質のところはSiO2が多いので、
一緒に産することが多いですね。
写真のものは結構磨いてるので、光が移りこみます。
SiO2にも色々ありますからね~。
瑪瑙もきれいですよ(∩´∀`)∩
オセロットさん
2012/11/05
表面研磨は大変ですか?
できれば研磨方法をお聞きしたいです.
R-O-G-Eさん
2012/11/05
たしか、親御さんに差し上げるものでしたかね?
基本はすごく平らな鉄板で180~400番の粉で研磨。
まずはこれで平らにします。
次に平らな硝子板で1000~3000番まで研磨します。
これで写真のメノウくらいまでは研磨可能です。
もし、可能であれば、ダイヤモンドの研磨剤による
ダイヤモンドポリッシングが最終的な研磨には最適です。
これができれば、輝くような透明感が得られます。
R-O-G-Eさん
2012/11/05
平らにする作業が大変ですが、これを怠ると
一部だけが研磨された状態になるので、
無理ならやらない方が懸命ではあります。
時間としては1日くらいは頑張らないと研磨されないです。
オセロットさん
2012/11/05
大変くわしい説明をありがとうございます.
かなり時間がかかるのですね.驚きました.
よく考えて,磨くかどうか決めようと思います.
R-O-G-Eさん
2012/11/05
メノウのモース硬度は7くらいなので硬すぎです。
研磨された鉄板と硝子版、そして各番号の研磨剤が
必要なので、結構大変なのは変わりませんが…。