ミル(mill)ってそもそも挽き臼の事らしい。でもいわゆるコーヒーミルは色々なタイプが有りましゅ。
挽き臼ってのはそもそも細かく砕く器具ですから冒頭写真の器具同様です。豆は砕かれいびつな形状で表面積の広い状態になります。臼歯の間隔を調整する事で砕かれる粒子のサイズも調整する事が出来ます。
この”砕かれた”状態は表面積が広く、放置すると酸化等の劣化が急速に進みます。ですから直ぐに使え!というわけ。珈琲が飲みたくなったなら豆を破砕し直ぐに使えというわけです。
ミルで砕かれた状態と似ているけど全く違うのが“煉瓦形状真空パック”入りで売られているコーヒー豆です。ヨーロッパからの輸入物に多いような気がします。そのほか国内大手珈琲流通商社販売の顆粒状コーヒー豆も同様なんですが、これは上記臼挽きとは全く違う。臼挽きは砕いた物ですが、こちらは鋭利な刃物で細かく切り刻んだ物なんです。ですから表面積は少なく比較的長期に品質を維持できる。
見た目が似ていても全く違う状態なんです。ただ、飲み物としていれるときは同様に扱う事が出来ます。
上記より
顆粒状コーヒー豆は製造から新しい物を手に入れ、開封後はなるべく早く消費すべし。
豆状のコーヒーは何らかの破砕機で顆粒状としてから使いますが、砕いたら速やかに使い切るべし
ってなわけであります。
安価な電動ミルは単純な回転羽を高速に回し破砕します。これは一番乱暴で、高価な豆には使いたくない。破砕中に豆に対して熱も加わります。(無理矢理衝撃を与えて砕いているから)
安い電動ミルを使うくらいなら顆粒状の商品を買った方が「良いんじゃね?」とか想う。
手動ミルなら飲む前に飲むだけ!くつろぎの時間を楽しもう!
でも、極細引きは手動では無理。安価な回転羽根式ミルじゃ駄目。ではどうするか?
それは臼歯式電動ミルを使うんです。
まぁそのへんはそのうち。
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購入金額
0円
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購入日
不明
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購入場所
新宿のコーヒー器具店
はにゃさん
2011/12/24
ドリップ用の器具は廃棄しちゃったようです。
ちゃなさん
2011/12/24
ゆっくりコーヒーを楽しむというよりもなんだか常に飲める状態じゃ無きゃ嫌だみたいな日常となってしまいました。恐るべき贅沢さなんですけどもね。
北のラブリエさん
2011/12/26
>それは臼歯式電動ミルを使うんです。
すごく気になります。
私は極細引きが好みなので。
TakOnuさん
2012/01/05
すごく気になります。
うちにあるのはふつうの手動ミルです。
それも、最近は本当に時間のある時しか使わないですけど。
あの、引く音がとっても好きです。
ちゃなさん
2012/01/05
いや、普通の手動ミルを電動にした感じ?あはは(^^ゞ
ただ、エスプレッソ用みたいにパウダー状になるほど細かく砕くなら電動じゃないと人生とか生命とか宇宙とかについて考えてしまうかもしれませんから電動が良いですよね(@@;)
安い価格で売られている電動コーヒーミルは、まぁこういう原理なので・・・
なんだかこれでも良さそうに思えてきたな(^^ゞ
Mr. BLEND 気分が味わえるかも。
おっと。臼歯式でした。すいません(^^ゞ
これを使ってましたが、一般的には外れかなぁ(^^ゞ
臼の歯の構造で随分違うみたいです。様々なタイプがあるみたい。
近頃気になっているのはコニカルカッタータイプ
良さそうです。今手に入れるならこの系統かな。細かく砕く(又はカットする)のに適した製品はヨーロッパに多い傾向があります。水が硬質な事も影響しているのか、強く煎った豆を細挽きにするようになったのだろうと… どこかで聞きかじりました(^^ゞ
ちゃなさん
2012/01/05
お。なんかかっこよさげなフレーズだ。うほほ~
いいですよね!手回しコーヒーミル。大好きです。