レビューメディア「ジグソー」

ホビーだけではなくビジネスにも使用できる、ヘビーユーザーも納得のシリーズ。

「6コア12スレッド、そしてクアッドチャネルメモリで、すべてにおいて圧倒的なパワーを見せつけてくれます。」

KOUZIROのBTOパソコンのブランドである「FRONTIER」のラインアップには、ゲーミングモデルが用意されています。

今回は、そのゲーミングモデルの中でもハイエンドに位置する「GZ-E」シリーズの「FRGZZG58GBF5/27D ゲーミングPC 液晶セットモデル」を遊びつくしてみようと思います。
また、OSにはWindows 7の最上位エディションである「Ultimete」を採用しています。このエディションだけで利用することができる機能も、あわせて体験したいと思います。

「バトルフィールド3」ソフト単体レビューのミッションで使用したパソコンです。


もちもの『300個記念』のレビューです。

【ファーストインプレッション】
「FRGZZG58GBF5/27D」は、第2世代「インテル Core i7 プロセッサー エクストリーム・エディション」を搭載した最新のモデルになります。

「FRGZZG58GBF5/27D」の主な特徴をまとめてみました。

■主な特徴

≪OSはUltimateエディション/64ビット環境≫

OSにはWindows 7の最上位エディションの「Windows 7 Ultimate 64ビット SP1」を搭載。
64ビット対応であるため大容量のメモリを取り扱うことができる。
ホビーのみならず、Ultimateエディションに搭載されている機能を使用することでビジネスまで幅広い環境で使用することができる。

≪高い処理能力/6コア12スレッドのCPU環境≫

インテルの最新で高性能のCPU「Intel Core i7-3960X」と「Intel X79 Express チップセット」の組み合わせにより、高度な処理を複数、そして同時に楽にこなせる。
メモリはクアッドチャネルに対応しており、快適に複数の処理をおこなうことができる。

≪OSやソフトウェアを高速起動、高速動作≫

起動ドライブにはSSDを使用しています。
OSやソフトウェアの起動や動作に、SSDの高速環境の恩恵を受けることができます。

≪高性能グラフィック≫

DirectX 11 に対応した最新で最速の「NVIDIA GeForce GTX580」を搭載。
高性能のグラフィック環境を必要とする3Dゲームや動画編集作業などで、高いパフォーマンスを発揮することができる。

「NVIDIA 3D Vision」をサポートしており、対応したディスプレイを用意することで3D再生を楽しむことができる。
HDMIサウンドに対応。(FR2701Bで音声出力可能)

≪拡張性にとんだインターフェース環境≫

10ポートもあるSATAポートや、多くの内蔵スペースが用意されている。

≪安定した動作環境≫

メッシュデザインのケースと搭載された2基のファンで、機器を効率よく冷却することができる。
1000Wの大容量の電源ユニットを搭載しているので、安定した電源が供給された環境を使用することができる。

≪周辺機器も充実していて、ゲーム環境に即対応≫

ゲーミングキーボードとマウスが添付されているので、買ったその日からゲーム専用の周辺機器を使用して楽しむことができる。

■機器構成について

CPUは「LGA2011」を採用した「Sandy Bridge-E」シリーズの「Intel Core i7-3960X プロセッサー エクストリーム・エディション(Core i7-3960X)」を搭載しています(画面1,2,3)。
画面1:インテルプロセッサー識別ユーティリティー:周波数テスト
画面1:インテルプロセッサー識別ユーティリティー:周波数テスト
画面2:インテルプロセッサー識別ユーティリティー:CPUテクノロジー
画面2:インテルプロセッサー識別ユーティリティー:CPUテクノロジー
画面3:インテルプロセッサー識別ユーティリティー:CPUIDデータ
画面3:インテルプロセッサー識別ユーティリティー:CPUIDデータ


チップセットは「Sandy Bridg-E」シリーズに対応する「Intel X79 Express チップセット」が搭載されています(画面4)。
画面4:CPU-Z:Mainbord
画面4:CPU-Z:Mainbord


この「Core i7-3960X」はコア数が「6」で、各コアが同時に2つの処理を同時におこなうことができる「インテルハイパースレッディング」をサポートしています。そのため、同時に「12」スレッドの処理をおこなうことができます(画面5)。
画面5:Windowsタスクマネージャー:パフォーマンス
画面5:Windowsタスクマネージャー:パフォーマンス


また、負荷に応じて動作周波数を引き上げることができる「インテルターボブーストテクノロジー2.0」をサポートしています。「Core i7-3960X」の通常の動作クロックは「3.3GHz」ですが、「ターボブーストテクノロジー2.0」により、最大「3.9GHz」で動作します。

そのほかにも、CPUに統合されたメモリコントローラーは4チャネルに対応し、大容量のキャッシュの搭載や、低レイテンシの実現などが特徴です。

消費電力の目安となる「TDP(熱設計電力)」は「130W」です。

搭載されているメモリーは「PC3-12800(DDR3-1600)」規格のメモリリーが合計「16GB(4GB×4)」搭載されており、クアッドチャネルで動作しています。

ディスクの構成については、システム起動用の「Intel SSD 510 120GB(SSDSC2MH120A2)」と、データ保存用の「Seagate Barracuda Green 2TB(ST2000DL003)」の、SATAⅢ規格のディスクが合計2台搭載されています。

新規格の高速な転送をサポートする「USB3.0」ポートや複数の規格のメモリカードを読み取ることができる「マルチカードリーダー」などが標準で搭載されています。ホビーやビジネスにおいて、あると便利なポートを標準で備えています。
「FRGZZG58GBF5/27D」のスペックを表1のようにまとめてみました。
表1:「FRGZZG58GBF5/27D」の主な仕様について
表1:「FRGZZG58GBF5/27D」の主な仕様について


【「FRGZZG58GBF5/27D」について】

■「FRGZZG58GBF5/27D」ゲーミングPC 液晶セットモデルの内容
「GZ-E」本体と「27型TFTワイドのLED液晶ディスプレイ(FR2701B)」のセット品です(本体1)。
本体1:本体とLED液晶ディスプレイのセットです
本体1:本体とLED液晶ディスプレイのセットです


添付品はマニュアル類と電源ケーブル、リカバリーディスクや、本体にインストールされているソフトウェアのインストールメディアが添付されています(添付品1,2)。リカバリーディスクは「GZ-E」専用のものが添付されているので、リカバリーの作業が楽におこなえます。
添付品1:本体のマニュアルなどの添付品
添付品1:本体のマニュアルなどの添付品
添付品2:「リカバリー/インストールディスク」、「リカバリー/ドライバーディスク」と「Media suite 8」が添付されている
添付品2:「リカバリー/インストールディスク」、「リカバリー/ドライバーディスク」と「Media suite 8」が添付されている


ゲーミングPCということもあり、キーボードとマウスはゲーム用が添付されています(添付品3)。
添付品3:マイクロソフト製のゲーミングキーボードとゲーミングマウスが標準で添付されている
添付品3:マイクロソフト製のゲーミングキーボードとゲーミングマウスが標準で添付されている
「FR2701B」には「D-sub」および「DVI-D」に対応したディスプレイケーブルとオーディオケーブルが添付されています(添付品4)。
添付品4:LED液晶ディスプレイ(FR2701B)添付品(電源ケーブル、D-subおよびDVI-Dディスプレイケーブル、オーディオケーブル)
添付品4:LED液晶ディスプレイ(FR2701B)添付品(電源ケーブル、D-subおよびDVI-Dディスプレイケーブル、オーディオケーブル)


■GZ-E本体外装について

メッシュ構造が特徴のケースです(外装1)。ハニカム構造のメッシュ加工がされたデザインが特徴的です(本体外装2)。
本体外装1:メッシュ構造のカバーが独特の雰囲気をだしています
本体外装1:メッシュ構造のカバーが独特の雰囲気をだしています
本体外装2:メッシュ構造のカバーの裏にはフィルターついています
本体外装2:メッシュ構造のカバーの裏にはフィルターついています
メンテナンスカバー側にもメッシュ加工がされています(本体外装3)。
本体外装3:メンテナンスカバー側に吸気口があります
本体外装3:メンテナンスカバー側に吸気口があります
前面にはブランド名の「FRONTIER」のロゴがプリントされています(本体外装4)。
本体外装4:ブランド名の「FRONTIER」のロゴの裏には「マルチカードリーダー」が搭載されています
本体外装4:ブランド名の「FRONTIER」のロゴの裏には「マルチカードリーダー」が搭載されています
ロゴがプリントされている部分はカバーになっており、開くと「マルチカードリーダー」を使用することができます(本体外装5)。
本体外装5:カバー内に搭載されているマルチカードリーダー
本体外装5:カバー内に搭載されているマルチカードリーダー
外部ベイに機器を取り付ける場合には、前面パネルを取り外す必要があります(本体外装6)。
本体外装6:前面パネルを取り外した状態(マルチカードリーダーとファンを確認することができる)
本体外装6:前面パネルを取り外した状態(マルチカードリーダーとファンを確認することができる)


■GZ-E本体内部について

内部は配線などがすっきりしていて、効率よく吸気や排気される状態です(本体内部1)。本体背面に搭載されている9.2cmのファンを1基確認することができます。そのほかにも前面下部に12cmのファンが1基搭載されているのでエアフローは万全です。
本体内部1:すっきりとした印象の内部
本体内部1:すっきりとした印象の内部
5.25インチベイと3.5インチベイには、それぞれ3つの空きスペースがあります(本体内部2,3)。
本体内部2:5.25インチベイの空きスペース(外部ベイの空きは2つ)
本体内部2:5.25インチベイの空きスペース(外部ベイの空きは2つ)
本体内部3:3.5インチベイの空きスペースにはケース全面下部に取り付けられた12cmのファンが確認できる
本体内部3:3.5インチベイの空きスペースにはケース全面下部に取り付けられた12cmのファンが確認できる


■マザーボードについて

「ECS」製「X79R-AX Deluxe(Ver1.0)」が搭載されています。「Intel X79 Expressチップセット」および「LGA2011ソケット」を搭載し、「Sandy Bridge-E」に対応したATXマザーボードです。表2に仕様をまとめてみました。
表2:「X79R-AX Deluxs(Ver1.0)」の仕様
表2:「X79R-AX Deluxs(Ver1.0)」の仕様
拡張性があり、USB3.0やSATAIIIなど最新の規格の機器を多数増設することができます(マザーボード1)。
マザーボード1:「SATAⅢ」ポート(黒)を「6」、「SATAⅡ」ポート(白)を「4」装備している
マザーボード1:「SATAⅢ」ポート(黒)を「6」、「SATAⅡ」ポート(白)を「4」装備している
拡張スロットについても十分用意されている(マザーボード2)。
マザーボード2:「PCI Express 3.0」に対応したスロットを装備する
マザーボード2:「PCI Express 3.0」に対応したスロットを装備する


■CPUについて

搭載されているCPUは「Intel Core i7-3960X」です(CPU1)。写真ではC1ステッピングの「SR0GW」と確認できます。
CPU1:C1ステッピングの「SR0GW」
CPU1:C1ステッピングの「SR0GW」
CPUファンは「RTS2011AC」が搭載されています(CPU2)。
CPU2:E94316-001「Foxconn製」、回転数は1000rpm~3000rpm
CPU2:E94316-001「Foxconn製」、回転数は1000rpm~3000rpm
動作している時に青く光るのが特徴です(CPU3)。
CPU3:青く光るのが特徴です
CPU3:青く光るのが特徴です
マザーボードにはネジで固定されています。

■メモリについて

「SanMax Technologies」製の「SMD-4G68HP-16KZ」が搭載されています。規格がPC-12800(DDR3-1600)で容量は合計16GB(4GB×4)になります(メモリ1)。
メモリ1:クアッドチャネルで動作
メモリ1:クアッドチャネルで動作


■ハードディスクについて

ディスクは2台搭載されており、OS起動用には「Intel SSD 510 120GB(ディスク1)」、データ保存用には「Seagate Barracuda Green 2TB(ディスク2)」の構成です(ディスク3)。
ディスク1:読込速度:450MB/s、書込速度:210MB/sと高速
ディスク1:読込速度:450MB/s、書込速度:210MB/sと高速
ディスク2:容量は2TBで十分な保存領域を確保することができる
ディスク2:容量は2TBで十分な保存領域を確保することができる
ディスク3:3.5インチ内蔵ベイの上段に「ST2000DL003」、下段に「SSDSC2MH120A2」が搭載されている
ディスク3:3.5インチ内蔵ベイの上段に「ST2000DL003」、下段に「SSDSC2MH120A2」が搭載されている
どちらのドライブも「6Gb/s」と高速の転送速度をサポートする「SATAⅢ」に対応しています。OSの起動やデータの書き込みなどに、高速なディスク環境を利用することができます。

■グラフィックカードについて

「ECS」製の「NGTX580-1536-F1」が搭載されています(グラフィックカード1)。
グラフィックカード1:ハイエンドGPUの新モデル「GeForce GTX 580」
グラフィックカード1:ハイエンドGPUの新モデル「GeForce GTX 580」
メモリを1.5GB、DVI-Iコネクタ2基とMini HDMI1基を搭載。HDMIを使用した音声出力にも対応しています。

■周辺機器について

キーボードおよびマウスはともに「マイクロソフト」製のゲーム周辺機器の「Microsoft Side Winder X4 Keybord」および「Microsoft Side Winder X3 Mouse」が標準で添付されています(周辺機器1)。
周辺機器1:キーボードのキーにはバックライトが内蔵されており、3段階に明るさを変更したりオフにすることができます
周辺機器1:キーボードのキーにはバックライトが内蔵されており、3段階に明るさを変更したりオフにすることができます
キーボードはバックライトが内蔵されているので、暗くした部屋でゲームをする場合でも、複数のキーを簡単に認識することができるため、操作が非常に楽です。どちらもマクロの登録などができ、マウスについてはホイールを含む 5 つのボタンに任意の操作を割り当てることができます。
光学ドライブは「LITE-ON」製のDVDスーパーマルチドライブの「iHAS124-04B」を搭載しています(周辺機器2)。そのほかに、「マルチカードリーダー」を搭載しています(周辺機器3)。
周辺機器2:DVD±R(1層)の書き込み速度は24倍に対応
周辺機器2:DVD±R(1層)の書き込み速度は24倍に対応
周辺機器3:複数のメモリーカードに対応した「マルチカードリーダー」
周辺機器3:複数のメモリーカードに対応した「マルチカードリーダー」


■電源ユニットについて

容量が1000Wの出力に対応した「Enhance Electoronics」製のの「EPS-1210GA」を搭載しています。電源不足でPCが立ち上がらないなどの不安はないでしょう(電源ユニット1)。
電源ユニット1:電源変換効率「80 PLUS SILVER」の認証を取得したATX電源ユニット
電源ユニット1:電源変換効率「80 PLUS SILVER」の認証を取得したATX電源ユニット


■Windows初期セットアップ

「GZ-E」を初めて電源を投入すると、「Windowsセットアップ」が開始されます。通常のWindows 7のインストール終了後の初期設定をおこなう画面が表示されます(初期設定1)。
初期設定1:Windows 7の初期セットアップ画面でユーザー名やコンピューター名の設定を進めていきます
初期設定1:Windows 7の初期セットアップ画面でユーザー名やコンピューター名の設定を進めていきます


■Windowsセットアップ直後の状態

Windowsセットアップ終了後のディスクトップ画面です(ディスクトップ1)。
ディスクトップ1:プリインストールされたソフトウェアのシュートカットが作成されています
ディスクトップ1:プリインストールされたソフトウェアのシュートカットが作成されています
「コンピューターの基本的な情報の表示」です。Windowsのエディションは「Ultimate」で「SP1」が適用されています(コンピューター基本情報1)。
コンピューター基本情報1:「KOUZIRO」のサポート電話番号なども記載されています
コンピューター基本情報1:「KOUZIRO」のサポート電話番号なども記載されています
チップセットやグラフィックカードなどのデバイスドライバーはあらかじめ適用された状態です(デバイスマネージャー1,2,3)。
デバイスマネージャー3:「NVIDIA GeForce GTX580」や「Intel i7-3960X」を確認することができます
デバイスマネージャー3:「NVIDIA GeForce GTX580」や「Intel i7-3960X」を確認することができます
デバイスマネージャー2:「インテル チップセット・ソフトウェア・インストール・ユーティリティー」は最新のものが適用されています
デバイスマネージャー2:「インテル チップセット・ソフトウェア・インストール・ユーティリティー」は最新のものが適用されています
デバイスマネージャー1:「Intel X79 Expressチップセット」などを確認することができます
デバイスマネージャー1:「Intel X79 Expressチップセット」などを確認することができます
そのほかのデバイスの状態です(ハードウェア構成1,2,3)。
ハードウェア構成1:「GeForce GTX580」のドライバーは「280.26」が適用されている
ハードウェア構成1:「GeForce GTX580」のドライバーは「280.26」が適用されている
ハードウェア構成2:Cドライブの「Intel SSD 510 12GB」にOSやソフトウェアがインストールされており、Dドライブの「Seagate Barracuda Green 2TB」は空きとなっている
ハードウェア構成2:Cドライブの「Intel SSD 510 12GB」にOSやソフトウェアがインストールされており、Dドライブの「Seagate Barracuda Green 2TB」は空きとなっている
ハードウェア構成3:「インテル ラピッド・テクノロジー・エンタープライズ」を使用している
ハードウェア構成3:「インテル ラピッド・テクノロジー・エンタープライズ」を使用している
初期状態で導入されているドライバーからいくつかアップデートをしました(1月31日現在)。

・Windows 7更新ファイル(Windows Updateでていようすることができる)
・DirectX
・NVIDIA ディスプレイ ドライバー
・Realtek LAN ドライバー

「GZ-E」にはあらかじめ、以下のソフトウェアがプリインストールされています(ソフトウェア1)。

・マルチメディア関連など
CyberLink Media Suite 8 DVD for KOUZIRO
Adobe Flash Player、Adobe Reader、Windows Live、J-word
・ウィルス対策ソフトウェア
ウイルスバスター2012 クラウド 90日期間限定版
・Officeソフトウェア
KINGSOFT Office2012 Standard 30日無料体験版
ソフトウェア1:「グラフィックドライバー」や「ウィルス対策ソフトウェア」などがプリインストールされています
ソフトウェア1:「グラフィックドライバー」や「ウィルス対策ソフトウェア」などがプリインストールされています


■ベンチマーク情報

<Windowsエクスペリエンス インデックス(Windowsエクスペリエンス1)>

・プロセッサ: 7.8
・メモリ(RAM): 7.9
・グラフィックス: 7.9
・ゲーム用グラフィックス: 7.9
・プライマリ ハードディスク: 7.8
Windowsエクスペリエンス1:「プロセッサ」と「プライマリハードディスク」は「7.8」でそれ以外の値は「7.9」と最高スコア
Windowsエクスペリエンス1:「プロセッサ」と「プライマリハードディスク」は「7.8」でそれ以外の値は「7.9」と最高スコア


<3DMark11>

総合スコアは「P6680(3DMARK11)」
3DMark11:スコア一覧
3DMark11:スコア一覧


<CINEBENCH RELEASE 11.5>

・OpenGL:51.11 fps
・CPU:10.47 pts
CINEBENCH RELEASE11.5:スコア結果
CINEBENCH RELEASE11.5:スコア結果


<CrystalDiskMark Nano Pico Edition>

起動ディスクの「Intel SSD 510 120GB(SSDSC2MH120A2)」のベンチマークテストの結果
CrystalDiskMark Nano Pico Edition:スコア結果
CrystalDiskMark Nano Pico Edition:スコア結果
OSの起動はもとより、アプリケーションの起動も早いためストレスなく使用することができるのは、大きな魅力の一つといえます。ゲームなど起動に時間を要するものも、素早く起動させることができます。

<PSO2キャラクタークリエイト体験版 Ver01.00.00>

・画面設定
 画面サイズ:1280×720
 インターフェイス倍率:1.5倍(横1920相当)
・描画設定
 テクスチャ解像度:高解像度
・ウインドウモード表示のスコア:58511
PSO2キャラクタークリエイト体験版:動作検証(ウインドウモード表示)(C)SEGA
PSO2キャラクタークリエイト体験版:動作検証(ウインドウモード表示)(C)SEGA
・フルスクリーン表示のスコア:25044
PSO2キャラクタークリエイト体験版:動作検証(フルスクリーン表示)(C)SEGA
PSO2キャラクタークリエイト体験版:動作検証(フルスクリーン表示)(C)SEGA
どちらも「快適に動作すると思われます。」と結果がでました。
※「画像は『PHANTASY STAR ONLINE 2』キャラクタークリエイト体験版において撮影された実機画像です。」
※『PHANTASY STAR ONLINE 2』公式サイト
  http://pso2.jp/

■オーバークロックについて

マザーボードの「「X79R-AX Deluxe(Ver1.0)」は、BIOSにオーバークロックユーティリティの「M.I.B. X」を搭載しています。オーバークロックを経験したことのないユーザーでも、簡単な操作でオーバークロックの環境を手にすることができます。ワンクリックでオーバークロックの設定を行うことができます(OC1)。
OC1:「BIOS」の「M.I.B III」の「Quick OC」を選択すると自動で「オーバークロック」の設定をおこなうことができる
OC1:「BIOS」の「M.I.B III」の「Quick OC」を選択すると自動で「オーバークロック」の設定をおこなうことができる
設定が完了すると、CPUの動作周波数が自動で調整されたことを確認することができます(OC2,3)。
OC2:「Quick OC」実行後の「インテルプロセッサー識別ユーティリティー:周波数テスト」の状態
OC2:「Quick OC」実行後の「インテルプロセッサー識別ユーティリティー:周波数テスト」の状態
OC3:「インテル ターボ・ブースト・テクノロジー・モニター 2.0」でも動作周波数が上がったことを確認することができる
OC3:「インテル ターボ・ブースト・テクノロジー・モニター 2.0」でも動作周波数が上がったことを確認することができる


■セット品のLED液晶ディスプレイの「FR2701B」について

「FRGZZG58GBF5/27D ゲーミングPC 液晶セットモデル」には「白色LEDバックライト」を搭載した「フルHD」に対応の27型TFTワイドディスプレイ「FR2701B」が同梱されています。重量が「約 5.3 kg」と軽く、27型ですが開梱や設置をすることが非常に楽です。また、場所も取らないこともありがたいです。明るさを抑えて消費電力を抑える「ECO Mode(ディスプレイ1)」やソースによって画質をワンタッチで変更することができる「ColorVision(ディスプレイ2)」などの機能が備わっています。
ディスプレイ1:「ECO Mode」をオンすることで画面の明るさを抑えて消費電力を抑えることができる
ディスプレイ1:「ECO Mode」をオンすることで画面の明るさを抑えて消費電力を抑えることができる
ディスプレイ2:「ゲーム」や「映画」など表示させるソースにあわせた画質をワンタッチで設定することができる
ディスプレイ2:「ゲーム」や「映画」など表示させるソースにあわせた画質をワンタッチで設定することができる


■Windows 7 Ultimete だけの機能

Ulyimeteエディションにはビジネスシーンに必要とされる機能が多数備わっています。「Windows Server ドメイン」の参加にも対応しています。

≪BitLocker 暗号化≫

Windows やデータが保存されているドライブ全体を暗号化することにより、ドキュメントやパスワードの情報を保護する機能。「 BitLocker 」機能を有効にすると、保存したファイルは自動的に暗号化されます。

≪多国語対応≫

35か国の言語に対応しているので、日本語以外の言語に切り替えて使用することができます。

≪DirectAccess≫

リモートから社内ネットワークへのシームレスな接続を実現させることができます。

≪BranchCache≫

WAN接続された、支社/支店の接続のレスポンスの改善を実現することができます。

≪AppLocker≫

アプリケーションの起動を制御することができる。許可されたアプリケーションのみを使用させることができます。

そのほかにも「ドメイングループポリシー」や「リモートディスクトップ接続」などビジネスシーンに欠かすことができない機能を多数標準で装備しています。リモートでの「Aero Glass」にも対応しています。ホビーだけではなく、すぐにビジネスでも使用することができることも大きな魅力だと思います。

【コーヒーブレイク】

■増設できるメモリーについて

スピードは気にせず大容量のメモリを使用したい場合には、安く手に入るメモリを入手して増設したいところでしょう。
GOC332GB1333C9QC(DDR3 PC3-10600 (DDR3-1333))で動作しました。


手軽に手に入れることができる規格のメモリを使用して大容量の環境を手にすることもできます。

■ゲームや仕事を同じパソコンでしたい場合

こんないいスペックのPCがあるのなら、ゲームだけではなく仕事など別の用途でも使用したいと思うはず。
しかし、ゲームをインストールした環境で仕事をしたり、逆に仕事をする環境にゲームなどをインストールしたりして環境を混在したくないはずです。

「GZ-E」シリーズに採用されているOSはWindows 7の最上位エディションである「Ultimete」です。
このエディションでは「仮想ハードディスク(VHD)」からの起動がサポートされています。
VHDからブートさせる環境を構築すれば、ゲーム用のOSや、仕事用や検証用などの複数のOSを独立させた状態で起動して使用することが可能になります。
用途に合わせた環境(OS)を構築して1台のPCで複数の環境を使用することが可能になります。

・VHDからOSをブートさせる。

複数のOSの環境を1台のPCに構築したい場合には、OSのデュアルブートの環境を構築するか、仮想化環境を使用することで実現します。
仮想化環境は、Windows 7の「XP Mode(Windows Virtual PC)」や、Windows Server 2008 R2などのサーバーOSを新たに入れなおして、「Hyper-V」を使用することで利用できるようになります。
そのほかにも「Oracle VM VirtualBox」や「VMware Player」などを使用する方法があります。

どの方法を使用しても、仮想化環境の「仮想マシン」にOSをインストールして利用するために、直接ハードウェアを使用することができません。
そのため、「グラフィックカード」や「USB3.0ポート」などのハードウェアをOSから直接利用することができないため、「3Dグラフィック」の表示や「高速のストレージ」などのハードウェアの利用方法に制限があります。

そこで、「VHD」を利用してOSを構築することができれば、物理マシンにインストールされた環境と同じ環境でOSを使用することができるため、制限がなくなります。「仮想ディスクからのブート」といっても、仮想環境に構築されているわけではないため、物理的なハードウェアを直接使用することができます。

≫VHDにOSをインストールする準備

OSのインストールには、添付されている「リカバリーディスク」を使用します。
また、インストールに使用する「VHD」はあらかじめ作成します。
「VHD」は「可変容量」と「固定容量」の2つの種類を作成することができます。
今回は記録されたデータによって容量が変化する「可変容量」で作成します(VHD1)。
VHD1:VHDの作成は「コンピューターの管理」→「記憶域」→「ディスクの管理」を選択してメニューの「VHDの作成」を選択する
VHD1:VHDの作成は「コンピューターの管理」→「記憶域」→「ディスクの管理」を選択してメニューの「VHDの作成」を選択する


≫リカバリーディスクを使用したOSのインストール

適当な場所に「VHD」を作成したら、「リカバリーディスク」を使用してOSのインストールをします(VHD2)。
VHD2:コマンドプロンプトは「Shift」+「F10」を押します
VHD2:コマンドプロンプトは「Shift」+「F10」を押します
Winodws 7のインストール画面が表示されたら「コマンドプロンプト」を表示させて、あらかじめ作成した「VHD」をインストール先のドライブとして選択できるようにするために、以下のコマンドを入力します。

select vdisk file=<VHDをドライブ名と保存先を含めて入力>
attach vdisk
※「VHD」の保存先は確認する必要があります。

これでインストール環境に「VHD」の接続されて、OSのインストール先として選択することができます。
続けて、Windows 7のインストールを進めます。ディスクの選択画面で「VHD」が表示されるので、インストール先として「VHD」を選択してインストールを進めていきます(VHD3)。
VHD3:容量が「40GB」で作成された「VHD」を選択する
VHD3:容量が「40GB」で作成された「VHD」を選択する
画面には「このディスクにWindowsをインストールすることはできません」と表示されていますが、問題なくインストールを進めることができます。
あとは、通常のインストールと同じ手順で進めていきます。インストールが完了すると、もともとインストールされていたOSとは別に、追加インストールしたOSも起動させることができるようになります。ブートメニューには、追加インストールしたOSが表示されて、OSを選択して起動することができるようになります(VHD4)。
VHD4:「bcdedit」などを使いブートメニューをカスタマイズするとインストールした複数のSを管理しやすい
VHD4:「bcdedit」などを使いブートメニューをカスタマイズするとインストールした複数のSを管理しやすい


VHDブートの環境を構築すれば、VHDブートに対応した複数のOSを、環境を混在させることなく起動して、利用することができるようになります。

ゲームの環境やビジネスの環境を切り離して使用することができるようになります。「Windows Server 2008 R2 SP1」などのOSをVHDブートさせて、仮想化環境を構築することができる「Hyper-V」をインストールして複数の仮想OSを利用することも可能です。

■「Windows 8 Consumer Preview」をインストールしてみました

「VHDブート」の仕組みを利用して、「Windows 8 Consumer Preview」を「VHD」にインストールしてみました。
この方法を使用すると、現在インストールされているOSの環境と分離させて物理マシンに直接インストールすることができます。インストール準備中に「ベタ」がデフォルメされて表示されます(WIN8CP1)。
WIN8CP1:デフォルメされた「ベタ」
WIN8CP1:デフォルメされた「ベタ」
問題なく「VHD」の接続とインストールができるようです(WIN8CP2,3)。
WIN8CP2:インストール先に「VHD」を指定できるように設定をします
WIN8CP2:インストール先に「VHD」を指定できるように設定をします
WIN8CP3:「VHD」にインストールができます
WIN8CP3:「VHD」にインストールができます
WIN8CP4:グラフィカルになったブートメニュー
WIN8CP4:グラフィカルになったブートメニュー
WIN8CP5:標準でかなり多くのデバイスを認識しています
WIN8CP5:標準でかなり多くのデバイスを認識しています
WIN8CP6:ログオン直後の画面
WIN8CP6:ログオン直後の画面
WIN8CP7:標準でインストールされている「アクセサリー」
WIN8CP7:標準でインストールされている「アクセサリー」
WIN8CP8:いくつかの「更新ファイル」の提供もされています
WIN8CP8:いくつかの「更新ファイル」の提供もされています
WIN8CP9:「Hyper-V3.0」が標準で実装されていたり、ローカルのグループポリシーに新しい項目が追加されていたりと気になることが満載です
WIN8CP9:「Hyper-V3.0」が標準で実装されていたり、ローカルのグループポリシーに新しい項目が追加されていたりと気になることが満載です
WIN8CP10:Windows 8 Consumer Previewに対応した「GeForce R295 Driver」の提供も開始されています
WIN8CP10:Windows 8 Consumer Previewに対応した「GeForce R295 Driver」の提供も開始されています


■気になった点

・グラフィックの表示がおかしい

標準の状態では、グラフィックが正しく表示されないトラブルがありました(トラブル1)。
トラブル1:「コンピューターの管理:記憶域(ディスクの管理)」画面が正しく表示されない現象
トラブル1:「コンピューターの管理:記憶域(ディスクの管理)」画面が正しく表示されない現象


<改善方法>

プレインストールされていた「ウィルスバスター 2012」などのソフトウェアをアンインストールすることで改善しました。

・「CyberLink PowerDVD 9」でDVDを再生するとブロックノイズが発生する

<改善方法>

「CyberLink PowerDVD 9」の設定で「動画」タブの「ハードウェアアクセラレーション」の「ハードウェアアクセラレーション機能を有効にする」にチェックをいれることで改善しました(トラブル2)。
トラブル2:「CyberLink PowerDVD 9」でDVDを再生した場合に「ブロックノイズ」が発生した場合の対処方法
トラブル2:「CyberLink PowerDVD 9」でDVDを再生した場合に「ブロックノイズ」が発生した場合の対処方法


・エクスプローラーを使用して新規にフォルダーを作成する場合に時間がかかる

エクスプローラーを使用して新規にフォルダーを作成したりするときに動作が止まるような現象がでました。

<改善方法>

プレインストールされていた「ウィルスバスター 2012」などのソフトウェアをアンインストールすることで改善しました。

※順次掲載していきます。

zigsow 運営事務局 様
KOUZIRO 様

レビューに選定していただき、ありがとうございます。
また、同郷の企業の製品をレビューすることになり、大変うれしいです。

コメント (29)

  • いぐなっちさん

    2012/02/11

    うほおおおおお、このPCの当選TOMOさんでしたか。
    うらまやしい!
  • tomoさん

    2012/02/11

    このマシンを使って、楽しいことをやっていきたいと思いますw
    応援のほどよろしくお願いいたします!
  • R-O-G-Eさん

    2012/02/11

    tomoさんだったとは…おめでとうございます!
    羨ましいな~(゚д゚)
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