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【プレミアムレビュー】 もう4コアには戻れない…。6コアとSLIでネトゲーデビュー!

~ ゲーム上達の近道はゲーミングPC選びから! ~
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■□━ はじめに ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 この度、ジグソープレミアムレビュー「PCゲームレビュー MISSION A 〜ハイスペックゲーミングPC+バトルフィールド3 (PCとソフトウェアのセット)〜」のレビューアーに選出して頂きました。ジグソーさま、サードウェーブさま、大変ありがとうございます。

 この「Prime Galleria XTe-SLI」のページでは、マシンのスペックや使用感についてのレビューを行い、課題であるバトルフィールド3の動作報告につきましては別途「バトルフィールド3」もちものページにて行います(後日アップします)。

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┃  目次
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┃ 1. / Prime Galleria XTe-SLIの基本情報を確認。
┃ 2. / レビュー機到着!外観や付属品レビュー。
┃ 3. / ケースを開けて本体内部をレビュー。
┃ 4. / 各種ベンチマークでパフォーマンスを検証。
┃ 5. / 愛用のソフトウェアを使用してみた。
┃ 6. / Prime Galleria XTe-SLIの総評や感想。
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 1. / Prime Galleria XTe-SLIの基本情報を確認。
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レビューをはじめるにあたり、まずはPrime Galleria XTe-SLIの基本的な情報を紹介しておきたいと思います。


 ◆ Prime Galleria XTe-SLIについて
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Prime Galleria XTe-SLIドスパラのゲームパソコン「Galleria」シリーズの中で上位に位置するハイエンドモデルです。
最新の6コアCPUであるCore i7-3930K搭載や、2枚のGeforceを使用したNVIDIA SLIなど豪華な仕様となっています。

カスタマイズして構成を変更しての購入も出来るのですが、今回のレビュー機は「Prime Galleria XTe-SLI 三菱27インチ液晶セット」の基本モデルのようでした。



 ◆ Prime Galleria XTe-SLI 主要スペック
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【OS】
  Windows 7 Professional (SP1)
【CPU】
インテル Core i7-3930K (6コア/定格3.20GHz/TB時最大3.80GHz/L3キャッシュ12MB/HT対応)
【メモリ】
  16GB DDR3 SDRAM(PC3-10600/4GBx4/4チャネル)
【グラフィック】
  NVIDIA GeForce GTX560 Ti 1GB 2枚組[SLI接続]
【ハードディスク/SSD】
  2TB HDD (SATA6Gb/s対応)
【光学ドライブ】
  読み書き対応 ブルーレイドライブ (Write BD-R x10, BD-R DL x8/SATA 接続/◆黒)
【マザーボード】
  インテル X79 Express チップセット ATXマザーボード
【ケース】
  InWin DRAGON RIDER Black(ATX フルタワー)
【電源】
  HuntKey X7-1200 (1200W 静音電源 / 80PLUS Gold)
【モニタ】
  MITSUBISHI Diamondcrysta WIDE RDT272WLM(BK)


電源やケースなどはメーカーサイトにパーツメーカーや型式の記載がある一方、マザーやグラボなどは記載がありません。
記載されていないパーツについては、製造時期によっては今回のレビューのものとは違うパーツが使用されている可能性も考えられますのでご注意ください。




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 2. / レビュー機到着!外観や付属品レビュー。
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1月25日、レビュー機が到着しました。さすがフルタワーだけあってかなり大きな箱です。そして今回は27インチのモニターもセット!まずはPCを置けるように部屋の片づけをするところからのスタートとなりました…。

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片付けも終わりいよいよ開梱スタート。本体の箱を開けるとまずいつもの指令書とバトルフィールド3のクーポンが同梱されていました。



 ◆ 付属品紹介
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次に付属品が一式入った内箱です。キーボード・マウス・電源コード・OSインストールディスク・各ドライバディスク・マニュアル・PCケースの余剰パーツが入ってありました。
キーボードは最低限のシンプルなものでしたが、マウスはGalleria専用のレーザーマウスなんですね。
ショップブランドのPCということでマニュアルは無いものと思っていたら以外に親切な内容のものが入っていました。
使用されなかったPCケースのパーツも入れてくれてるので、今後の拡張性も安心です。



 ◆ 本体の外観
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そしてこちらがPrime Galleria XTe-SLIの本体。プレミアムレビューの応募ページなどで使われている写真は白いボディーでしたが、実物は黒でした。
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サイドは広くメッシュ加工されている上、ドデカいファンも付いているのでいかにもエアフローがよさそうな感じです。
上部のポートもUSB3.0、USB2.0、IEEE1394、eSATA、ヘッドフォン/マイクとあらゆるものが揃っています。
背面から見ると、SLIだけあってたくさんの映像出力が目に付きます。



 ◆ 設置してみた
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写真ではわかりづらいですが、フルタワー+27インチモニターを設置したときの存在感は半端ないです。
しかし、相当大きいはずのモニターなのにフルタワーケースの隣に置くとなんだか小さく感じますね(笑)
それでも、近くに別の24インチモニターが置いてありますが見比べるとやっぱり大きいです。

起動して初期設定を行いとりあえず使える状態にしてみました。
さすがショップブランドのPCだけあって、国内PCメーカーはもちろん外資系PCメーカーのPCに比べても格段にプリインストールソフトウェアは少ないですね。これは非常に歓迎すべき点です。




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 3. / ケースを開けて本体内部をレビュー。
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本格的にPCを使い始める前に、まずは中の構成を正確に把握しておきたいと思ってケースを開けてみました。
ショップブランドのPCは一般的に流通しているパーツと同等のものが使われていることが多く、知っておけば後々役に立つことが出てくる可能性があります。



 ◆ 配線・内部構造
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開けてみると、まるで自作PCのお手本のように中の配線がきれいにまとめ上げられているのに感動しました。
適正な長さのケーブルが使われ要所要所でケーブルがタイで巻かれているほか、裏配線も活用されています。
これまで何度かPCを自作して、そのたび配線はきれいにしようと思うのですがここまでうまくまとめ上げる自信はありません。プロの成せる業といった感じですね。

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CPUの冷却は簡易水冷でした。てっきりこの手のPCはリテールファンを使用しているものと思っていただけに非常にうれしいところです。(もともと3930Kにはリテールファンは付属していませんが、別売のインテル純正ファンは結構安いはず。)

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SLI構成ということでグラボが2枚刺さっています。思ったよりサイズが小さいですね。
補助電源のケーブルもきれいにまとめあげられています。

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こちらはドライブを固定するためのレールです。ケースは徹底してツールフリーとなっており、このレールもこのようにまとめて5インチベイの格納されています。
先ほどのグラボの写真にも写っていますが、拡張スロットもネジを使用せず、レバーで固定できるつくりとなっています。ケースのサイドパネルもスクリューねじで留められていました。



 ◆ 使用パーツをチェック
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・マザーボード … ASRock X79 Extreme4

ASRockのオリジナルツールはプリインストールされていませんでしたが、ASRockサイトよりASRock eXtreme Tunerなどをダウンロードして使用することが出来ました。


・CPUクーラー … asetek 570LC/AINEX CFY-120F

CPUクーラーは簡易水冷でした。asetekの570LCは、CorsairのCWCH70のオリジナルのモデルのようで、分厚いラジエーターが印象的です。また、ファンは1500rpmの標準的な12cmファンでした。


・メモリー …SAMSUNG M378B5273DH0-CH9 (DDR3 PC3-10600 4GB) x 4

特にヒートスプレッダなどがついたメモリーではありませんが、メモリーのOCをするわけでもないですし、メモリースロットの配置も2枚ずつが離れた位置にあるため熱の面は気にする必要はなさそうです。


・グラフィックボード … Palit NE5X56T01102-1140F

シングルファンでかなり奥行きの短いグラボです。1枚あたり2スロット占有で、端子はミニD-Sub15ピン/DVI×2/HDMIとなっています。


・電源 … HuntKey X7-1200

80Plus Goldの電源なのは消費電力の大きい構成だけにありがたいです。
電源ケーブルの差込口が独特な形で一般的なものとピンの形状が違います。ケーブルは絶対になくせないですね…。


・ハードディスク … Seagate ST2000DL003

使われていたのはSeagateの5900rpmのハードディスクでした。OSも入っているわけだしできれば7200rpmのもっと高速なものを採用して欲しかったのが本音ですが、5900rpmにしてはそれなりに速度が出ていますね。
でもこれだけのハイエンドPCならぜひシステムドライブはSSDにしたいところです。


・光学ドライブ … LGエレクトロニクス WH12LS39

今回バトルフィールド3のインストールもメディアからではなくダウンロードだったように光学ドライブの使用頻度は低くなってきたものの、これからのことを考えるとやっぱりブルーレイドライブはありがたいですね。




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 4. / 各種ベンチマークでパフォーマンスを検証。
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最新の6コアCPUにGTX560Ti SLI搭載ということでベンチマークのスコアには高い期待が持てます。
これまでゲーム系のベンチマークはほとんど使ったことが無かったのですが、今回はハイエンドGPU搭載ということでいくつか試してみました。



 ◆ Windowsエクスペリエンスインデックス
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CPUが7.8でハードディスクが5.9。それ以外は全て最高の7.9でした。このスコアに拘っても意味がないですけど、気持ち的にはここまで来るとSSDに換装して基本スコアをCPUのサブスコアの7.8まで持っていきたいですね。



 ◆ CINEBENCH
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6コア12スレッドでレンダリングを進めて行く様は壮観です。軽々と10.14ptsものスコアをたたき出しました。
そしてOpenGLは51.14fpsというスコア!さすがはGeforce GTX560TiのSLIだけあって、ベンチ計測中のカーチェイスの映像がこんなに滑らかに動いているのははじめてみました。

過去のCPUレビューでの計測結果との比較を掲載します。(OpenGLは比較対象が少ないので割愛します。)

[ CPUスコア比較 ]
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Core i7-3930K 定格 / 10.14 pts
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Core i7-2700K 定格 / 7.02 pts (2700K速攻レビュー)
Core i7-2700K@5.0GHz / 9.62 pts (2700K速攻レビュー)
Core i7-2600K 定格 / 6.81 pts (2700K速攻レビュー)
Core i7-990X 定格 / 9.04pts (レビューインフィニティ)
Core i7-990X@4.5GHz / 11.42pts (レビューインフィニティ)
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 ◆ 3DMARK06 & PCMARK7
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まず3DMARK06のスコアは26116。まで使用していたメインマシン(2700K内蔵GPU)のスコアはだいたい5000ほどだったので、実に5倍ほどの性能となりました。
やはりハイエンドGPUのSLIのパフォーマンスは非常に強力ですね。

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PCMARK 7のスコアは2842。こちらは正直非常に低い数字でした。PCMARK7はストレージの転送速度が大きくスコアに反映されるため、ハードディスクのみの構成だったのが要因といっていいでしょう。
おそらくSSDを搭載していればこのスコアは跳ね上がるものだと思われます。



 ◆ FINAL FANTASY XIV ベンチマーク
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img.php?filename=mi_108221_1327759915_12

LOW / SCORE=5890 LOAD TIME=19531ms
HIGH / SCORE=5289  LOAD TIME10426ms

「LOW」と「HIGH」のどちらも試してみましたが、どちらもこれ以上ないほど滑らかに動いていました。
FF XIV発売開始当初、(自分のPCではないですが)Geforce GTX460搭載PCで試したときは重たいシーンになるとカクつくことがあったのですが、今回は終始カクつくことはありませんでした。

LOWとHIGHのスコア差が思いのほか小さいのが気になります。何かがボトルネックになってんでしょうか。
スペック的に足を引っ張る可能性があるとしたらハードディスクぐらいだと思うんですが、読み込み速度もスコアに反映されてたりするんでしょうかね。



 ◆ MHFベンチマーク
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MHFベンチマーク【無印】
1280x720(デフォルト) : 24292  1920x1080 : 12035
MHFベンチマーク【絆】
1280x720(デフォルト) : 22006  1920x1080 : 10993
MHFベンチマーク【大討伐】
1280x720(デフォルト) : 19839  1920x1080 : 10147

知らない間にモンスターハンターベンチに3つ目の新しいバージョンが出ていたんですね。
代が新しくなるにつれスコアがどんどん減っていったのを見ると、新しいものほど要求スペックがあがっているということなんでしょうね。

さすがにバトルフィールド3やFF XIVに比べれば要求スペックも低いのでまだまだ余裕がある感じです。




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 5. / 愛用のソフトウェアを使用してみた。
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ここでは普段私が使用しているソフトウェアをインストールして動作させてみた感想を報告したいと思います。(※バトルフィールド3の使用感についてはバトルフィールド3もちものページにまとめています。)



 ◆ Arcsoft MediaConverter 7
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こちらは私が愛用している動画エンコードソフトです。マルチコアをフルに活かしてエンコードしてくれたり、QSVやGPUエンコードにも対応し非常に高速にエンコードしてくれる点がお気に入りの理由です。

こちらのエンコーダーを使用してエンコード速度の計測を行いました。

( 検証内容 )
用意した30分のMPEG2-TSファイルをH.264形式に変換し、かかった時間を測定します。
また通常のCPUエンコードのほか、NVIDIA CUDAでのGPUエンコーディングも測定を行います。

なお、動画ファイルや設定などは「Core i7-2700K 速攻レビュー」で計測したときと全く同じ条件にしてあります。



( 測定結果 )
 Core i7 3930K(定格) : 3分40秒
 NVIDIA CUDA使用 : 3分54秒

※「Core i7-2700K 速攻レビュー」の際の計測結果
 Core i7 2600K : 4分49秒
 Core i7 2700K 定格 : 4分36秒
 Core i7 2700K@5.0GHz : 3分40秒
 Core i7 2700K QSV : 4分45秒


なんと2700Kを5GHzまでオーバークロックしたときと同じ時間でエンコード完了しました。さすが6コアCPU。圧巻の一言です。
ネット上では3930Kを5GHzへオーバークロックした人の書き込みが散見しますが、もしオーバークロックして試したら…ということを考えると恐ろしいですね。

そしてGeforce GTX 560Ti・SLI接続を用いたGPUエンコードについても2700K定格を上回る結果になりました。



 ◆ Photoshop Elements 10
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Photoshop Elements 10はちょうどこのプレミアムレビューとほぼ同時開催の「ネコカメ写真教室のレビュー」のほうでレビュー対象製品になっていますね。
残念なことにネコの写真は用意できませんでしたが、こちらも2700K速攻レビューと同じ元素材を使ってRAW現像の速度を計ってみます。

( 検証内容 )
img.php?filename=mi_108221_1327813677_20

Sony α550で撮影したRAWデータを上記の設定でJPGに書き出します。




( 測定結果 )
Core i7 3930K : 3分39秒

※2700K速攻レビュー時の測定結果
Core i7 2600K : 3分8秒
Core i7 2700K : 3分6秒

2600Kや2700Kよりも遅い結果になってしまいました。
2600K・2700Kの測定時はOSをSSDに入れて、写真データはHDDに入れていたのに対し、今回はOSもデータも同じハードドライブに入れていたので、これがボトルネックになったのかもしれません。

ただ、990Xのレビューをしたときも(そのときは違う条件でしたが)990Xより2600Kのほうが早い結果でしたのでソフトウェア側のマルチコア最適化が不十分で周波数の高いほうが有利なんだろうと思われます。




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 6. / Prime Galleria XTe-SLIの総評や感想。
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 ◆ 満足度の採点
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【 性能 … ★★★★☆ 】

最新のFPSであるバトルフィールド3がいとも軽々と高画質で遊べたり、他のゲームのベンチでもきわめて高いスコアをたたき出したり、動画のエンコードもきわめて高速であったりと処理能力そのものは文句のつけようもありません。

それでも満点にしなかったのは、システムドライブがSSDでなかったためOSやソフトウェアの起動で待たされることが多かったためです。これでSSD搭載なら文句なしで満点ですね。
カスタマイズでSSDを搭載して購入することも出来るので、今後購入を検討されている方にはぜひSSDを選択してほしいという願いをこめて4点です。


【 品質 … ★★★★★ 】

こだわりの感じられるパーツ選びと、丁寧な内部配線が非常に印象がよく、満点と致しました。
マザーももっと安いのもあるだろうにASRockのものが使われていたり、CPUクーラーもインテルの純正ならもっと安いのにきちんと水冷を使用していたり。
電源に関しても80PLUS Goldじゃなくてもよければもっとコストを抑えられると思われるんですが、このあたりは限られた価格の中で、良質なパーツをきちんと選択してくれています。


【 静音性 … ★★☆☆☆ 】

全体的に発熱量の多い構成だけに、ファンも盛大に回っています。特にケースもメッシュ加工されたオープンエアタイプなのでより顕著になっています。

しかし、裏を返せば十分に熱を逃がせているということで、音さえ気にしなければその分安心して使用できるつくりになっていると言っていいですね。
冷却性能を評価するなら5点満点です。


【 拡張性 … ★★★☆☆ 】

フルタワーケースだけあってドライブ類はまだまだたくさん取り付けられますが、拡張スロットはPCI Express x1がひとつ残っているのみです。
拡張カードを増設したい人はSLIはあきらめて、GTX580が一枚のモデルを選んだほうがいいと思います。

ケースの予備パーツなどはきちんと同梱されていますので、開いているベイやポートについてはフルに活用可能です。


【 デザイン … ★★★★★ 】

ケース・電源・ファンといたるところでLEDが光り、ケース自体も非常に格好いいです。
フルタワーケースだけに部屋においていて目立つので、デザインがいいのは非常にうれしいところです。



 ◆ まとめ
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最新6コアCPUとSLIのグラボ2枚刺しは使用していて「さすが!」と思わされることの連続でしたね。
今回別ページでのレビューとなりましたが、あの重たいバトルフィールド3がいとも軽々と動作する様は圧巻でした。

今後Ivy Bridgeなどの更に新しいCPUの登場が予想されますが、おそらくバトルフィールド3のようなマルチコア対応のゲームにおいてはこのSandy Bridge-Eがまだしばらく第一線を担っていくものだと思います。ゲーマーの方にはぜひお勧めしたいです。

後日、このマシンで使われていた各パーツについて個別にもレビューをしてみたいと思います。随時もちもの登録しますのでよろしくお願いします。


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コメント (17)

  • はにゃさん

    2012/01/31

    レビューお疲れ様です。

    Sandy-E+ GTX560 Tiという構成は強烈ですね。
    SSDは自分で弄るお楽しみってところでしょうか?
  • かるびさん

    2012/01/31

    >はにゃさん
    今すぐにでもSSD変えたいところですが、それではこの「Prime Galleria XTe-SLI」のレビューから外れてしまうと思い、レビュー期間終了までは我慢していますw
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