使用しているアンプモニタでもデジタル入力→ヘッドホン出力が可能でしたが、
諸々の事情でヘッドホンアンプがあると便利になるので、
光デジタル入力に対応した最も安価なAT-HA26Dをチョイス。
ケーブルについては、同社製のオーディオグレード品を合わせて使用。
PCと繋ぐならUSB接続の製品でも良いのでは?と思う方もいるかと思いますが、
自分の環境ではUSBの空きが残り1つしかない上、PCI等の空きスロットもなく増設もできません。
もっとも、PCIe Sound Blaster Recon3Dの光デジタル出力を使用することが前提だったので、
対応する入力端子については一択でした。
まず、使い心地ですが可もなく不可もなくという感じ。
操作系は見た目どおり、最低限の操作しか必要としません。
電源、入力の切り替え、ボリュームの3つだけです。
デザイン面はアルミ製で適度な重みがあり、見た目もシンプルなので置き場にも困りません。
入出力は共にライン/デジタルの2系統。
デジタル信号はスルーアウトできるので、そのままモニタにも接続できる点は非常に便利です。
続いて音質について。
ヘッドホンアンプ自体は初めてなので他の製品と比較はできませんが、
2万円強のヘッドホンアンプ兼DACとしては十分なものかと思います。
というのも、同等以上の環境と比べても遜色がないからです。
今までの環境でも十分な音質を確保していたため、
特別「ここが良い!」という感想はありませんが、逆に「ここが悪い!」という感想もありません。
それはつまり、この製品が価格以上の性能を持つということだと思います。
解像感、再現性ともに良好で、先日購入したSRH940ともバランスがよさそうです。
DACが不要な方はもっと安価で高品質なヘッドホンアンプもあるそうなので、
探してみるといいかもしれません。
最後に趣味丸出しで申し訳ないのですが、
TVアニメ「ARIA」のOP曲で牧野由依の「ウンディーネ」を試聴したとき…
冒頭のピアノソロが始まると、あたかも目の前で演奏しているような印象を受けました。
この手の印象は楽曲のミックスによるところもあるかと思いますが、
久々に鳥肌が立つような試聴感に感動したことは特筆しておきます。
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購入金額
21,600円
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購入日
2011年12月29日
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購入場所
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