こちらのCore i7-2720QM ES品がDDR3-1600に対応している(はず)なので試してみたいと思いサクッと購入してみました。
●Corsair PC3-12800(DDR3-1600MHz) SO-DIMM CMSX8GX3M2A1600C9
ノートPC向けのDDR3-1600メモリでCL9動作が保障されている数少ないメモリです。
4GBモジュール2枚組の8GB-kitでメーカー永久保証付き。
メモリは両面実装で16チップ構成。
●SPD値
CPU-Z 1.59を使用してSDP値を確認してみると533/622/800MHzとJEDEC基準の値が設定されていました。中間の数値はDDR3-1333で667MHzになるはずですが少し変った数値になっています。BIOS側でSPD値と実際の動作クロックでメモリアクセスタイミングの設定を行うので問題ないとは思いますが少し気になりますね。
Sandy Bridge世代のノートPC(HM65チップセット)で正常に”DDR3-1600 9.0-9-9-24-1T”で動作しています。(写真3)
●Memtest86+
新しいメモリを購入したら一度は試しておきたい定番ツール”Memtest86+ v4.20”で安定性を検証してみました。
エラー無しで2pass問題なく通過できました。
ドスパラのPrimeノートPCでの安定性は問題ないようです。
●エクスペリエンス・インデックス
Windowsエクスペリエンス・インデックスを利用してメモリの交換でスコアに変化が見られるか検証してみました。
メモリのスコアはDDR3-1333 CL9 8GB(4GBx2)で7.6でした。
DDR3-1600 CL9 8GB(4GBx2)へ変更後は7.8に上昇しました。
●感想
使用したCPUがCore i7-2720QM ES品のためDDR3-1600に対応しているか微妙でしたが無事に動作してほっとしました(^-^;
体感速度に違いがあるのかと言われると微妙ですがUSB 3.0やSSDなど高帯域を必要とする高速I/Oやストレージも少しづつ普及し始めているのでメインメモリのアクセス速度は速いに越したことはありません。メモリの帯域が高速化されたことで余裕ができるはずですからOCなどの難しいノートPC用のアップグレードパスとしては悪くないと思います。お勧めです!
ヒートスプレッダのように見える物はシールでしたm(_ _)m
<2012/03/02>
・”エクスペリエンス.インデックス”を追加しました。
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購入金額
4,120円
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購入日
2012年02月頃
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購入場所
TENGA(元れとろ)さん
2012/03/02
Sheltieさん
2012/03/02
ですね。SO-DIMMはデスクトップ用と比べると割高でしたが最近は価格差も少ないのでとても助かっています。
リンさん
2012/03/02
ちなみに・・・やっぱり速いんですか?
Sheltieさん
2012/03/02
体感できるほどの差はないです(>_<)
SuperPIは僅かに高速化されているので演算能力的には速くなっていると思います。
3D系のベンチマーク系は搭載(内蔵)しているGPUがミドルレンジのGeForce GT 540Mのため誤差範囲内とった感じです。
Picardさん
2012/03/02
私は先日DDR3-1333 8GBx2をドスパラノートに挿しました。
ウィンドウズエクスペリエンスインデックスに変化はありました?
私は、DDR3-1333 8G→16Gで変化はありませんでした。(当然か)
Sheltieさん
2012/03/02
16GB-kit良いですね!
ノートPCのメモリスロットは2基の製品が殆どなので最強のアップグレードパスですね。
エクスペリエンスインデックスは一般用途での快適ですからメモリの容量に関しては4GBあたりから変化は少ないかもしれませんね。
ウィンドウズエクスペリエンスインデックスはチェックしていないので今夜帰宅後にスコアを計測してDDR3-1333からの変更で数値に変化が見られるか検証してみますね(>_<)ゞ
ネイエフさん
2012/03/02
体感はできないですけど、やはり速いほうがいいですからね~
Sheltieさん
2012/03/02
黒い基盤に製品名とメーカーロゴ入りのヒートスプレッダを搭載しているのでかっこいいですよね。エクスペリエンスインデックスには変化があったので性能も向上しているようで安心しました。(この後追記する予定です。)
makibisiさん
2012/03/08
PC3-1333からPC3-1600に換装して、効果があるのかと気になっていたので、とても参考になりました!^^
頃合いを見て、確保したいと思います。w
Sheltieさん
2012/03/08
CPUやGPUと比べるとメモリの高速化は体感しづらいのでコストパフォーマンスを考えると悩みどころですよね。
現在のPCではCPUやI/Oポート&ストレージの急激な高速化(高性能化)によりメモリ帯域不足が深刻化していますのでベンチマークのスコアの差以上に効果はあると思います。ぜひ試してみてください!