これはメカニカルキーボードです。テンキー付きのフルサイズで、Cherry 黒軸スイッチを採用しています。
私がキーボードを買い換えるにあたって最初に選んだのがこれでした。メカニカルキーボードにしては安かったからです。
なお、これを買う前に使っていたキーボードは自作機と一緒に買ったメンブレンキーボードでしたが、買い替え時点でどこも壊れていませんでした。
刻印のフォントで印象も変わる
日本語109キーで、筐体は黒、キートップも黒地に白で、インジケーターは右上に青色LEDで3つあります。NumLockのアイコンが「1」ではなく「9」に南京錠となっているのが変わっています。
日本語キーボードなので「かな刻印」もありますが、英字の刻印フォントに Futura が使われています(これとよく似た Century Gothic というフォントがありますが、「C」や「9」の形から Futura であると断定しました)。一般的なキーボードでは Frutiger だったり Helvetica だったりする刻印を Futura にしただけでこんなにクールに見えてしまうのは不思議です。
底打ちしない打鍵
このキーボードは黒軸スイッチを採用しています。この黒軸スイッチは押し下げ圧が重く、60cN(センチニュートン)あります。これは底打ちを前提としないスイッチですので、慣れないうちは重く感じますが、慣れると楽に打てます。
また、この黒軸スイッチは押し下げ圧がリニア特性で、茶軸や青軸と違って途中引っかかる所がありません。
USB接続でPS/2アダプタ付き
USB キーボードで、PS/2接続は付属のアダプタで可能です。USB なので、やろうと思えば Raspberry Pi に接続もできますし、実際に私は保管していたこのキーボードで作業しました。
ただ、フルサイズのキーボードなので持ち運びには向きません。
底打ちしなければそんなにやかましくない
手持ちの騒音計アプリで計測したところ、底打ちをしない場合、平均で53.3dB、最大で62.5dB程度でした。但し、Enterキーなど強めに押すと平均619dB、最大71.3dB程度まで聞こえます。(なお、全てA特性での値です)
その後もっと軽いキーボードが欲しくなった
このキーボードを購入後1年ほどメインのキーボードとして使用していました。しかし、その後気のせいか「E」キーの反応が悪くなるようになりました。メカニカルキーボードで問題になるといえばチャタリングですが、私の場合は逆に反応しなくなるというトラブルを経験しています。
それと、金ペンを使うようになってから筆圧が下がってきて、それに比例してか打鍵圧力も下がってきて押し抜けが多発するようになりました。つまり「もっと軽いキーボードがいい」と好みが変わったということです。
同じ Cherry のスイッチに、黒軸をそのまま軽くした「赤軸」もありますが、静電容量無接点式の Realforce も気になりました。それでいくつか試した結果買ってきたのが Realforce 108UG-HiPro でした。
その後、SKB-MK2BKは予備として置いてあります。
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購入金額
9,000円
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購入日
2014年05月頃
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購入場所
ヨドバシカメラマルチメディア梅田
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