玄人志向の高効率電源、プラチナム認証のKRPW-PT500W/92+。実売価格で8,000円前後と比較的リーズナブルなお値段が嬉しいですね。
シングルレーンで+12Vが41.5A。+3.3Vと+5Vも20Aと余裕の容量。特に+3.3Vと+5Vの最大電流が低い電源だと不安にかられますが、これなら大丈夫そうですね。
今回購入したのは箱潰れ品ということで、かなりお買い得でした。衝動的にふたつ手にしていましたね。箱つぶれといってもこの程度。まぁ、もっと激しい潰れ方をしているのもありましたが……。比較的損傷の少なそうなブツをゲット出来ました。
通電テストをしたところ、FANの音もすごく静かです。耳を近づけないとわからないレベル。しかし、ふたつあるうちのひとつはFANの軸音が少し大きかったですね。これがぶん投げられた事によるものなのか、製品の特性なのか、たまたまハズレを引いたのか、理由は分かりませんが……。
まぁ、騒音自体は気にするほどではありません。
物によってはかなり酷い潰れ方をしていた特価品ですから、開封は結構ドキドキしました。
ものすごい放り投げ方をされたんだろうと思える箱つぶれ品でしたが、中身は見た目無事。
この製品に限ったことではありませんが、高効率電源は中のヒートシンクが小形で少し不安になりますね。手にした時の重量はそれなりに手応えがあるんですが……。
ケーブル長は電源で約45cm。一般的な長さともいえますが、裏配線できるフルタワーケースだと長さが足りなくなるかもしれません。今回は、mini-ITXケースなのでむしろ長いくらいですが……。
というわけで、MONOBOX ITXに放り込みます。
今まで使っていたサイズの剛力NAKED500Wからの換装です。奥行きが125mmと剛力短シリーズ並なので、この手のケースでも収めることが可能です。ケーブルがスリーブになっているので、押し込めるのには、少し労力が必要になりますが……。
では、プラチナ電源の実力をテストしてみます。
テスト環境は次の通り。
CPU:A8-5500 TDP65W
M/B:Asrock FM2A75M-ITX
MEMORY:Crucial Ballistix Tactical シリーズ BLT2CP4G3D1608DT1TX0CJ
SSD:OCZ Vertex 4 128GB
OS:Windows 8 Pro
電源:SCYTHE 剛力NAKED 500W 80+BEONZE
容量は同じ500W、ブロンズ電源とプラチナ電源の差を確認してみました。
高負荷テストにはOCCT POWER SUPPLYを実行しています。
換装前
SCYTHE 剛力NAKED 500W 80+BEONZE
Idl:35W
Max:108W
玄人志向 KRPW-PT500W/92+
Idl:33W
Max:98W
アイドルで2W、MAXで10W下がっています。予想以上の効果です。
100W強の消費電力では、それほど効果が見込めないかと思っていたのですが、そんなことないんですね。しかも、98Wてのは1瞬だけ記録できた数値なので、平均値なら10W以上です。このPCはほぼ24時間365日起動しっぱなしにしているので、すこしでも電気代を抑えられそうで心強いですね。
いや~、今までそれほど気にしていませんでしたが、やっぱりプラチナ認証てのは効果あるんですね。
-
購入金額
2,980円
-
購入日
2013年04月16日
-
購入場所
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。