今回はインテル製6コアエントリーモデル、Core i7 3930Kです。
とはいえご存知のように、CPUだけで5万もしてしまうのですが。
まず最初に一言。
正直、3月15日に間に合うとは思いませんでした。
実はこの商品、事前の納期確認で「納期未定」と言われてしまったので、運が良くて3月下旬、4月上旬と予想していましたので、最悪注文をキャンセルして、秋葉原でIYHしようと思っていました。
これで電車代が浮きます。
ここ最近のCPUは、品薄が多いですねぇ…
しっかり在庫を用意してから、販売してほしいものです。
じゃないと、
「これある?」と決め打ちで来られたお客様に申し訳ないので、
頼みますよー、インテルさん、AMDさん。
以上、パーツ販売担当の独り言でした。
もちろんここでは終わりません。
Core i7 3930Kの定格クロックは3.2GHz。3.4Ghzの2600Kに及びません。
コア自体は同じものなので、1コアあたりの性能は4コアのi7には勝てません。
ベンチマークでも同じ結果になっているようです。
動画のエンコードに関しても、内臓GPUが使える2000番台のほうが強いです。
もっとも、内臓GPUを使わなければ、もちろん結果は逆になりますが。
正直、よほど普通の人でない限りは、2600Kか2700Kを狙われるのが一番かもしれません。
私も正直2600Kどころか、2500Kでも十分ですが、頭のねじがはずれていますのでw
さすがに50000円近くのものを買ったので、起動したときの感動は、初めて4コアのCPUを買ったとき以上にうれしかったです。
1つのパーツにこれだけのお金をかけたことは、今までありませんでしたから。
せっかくなので、記念にとったIYH写真でもアップしておきます。
ネタを仕込んだノートPCのCPUがAMD製なのが、なんともシュールですね。
まずはおなじみのエクスペリエンスインデックス。
暫定で使っているビデオカードがGTS250なので、ここだけ低めです。
自作をする前に使っていたHPのデスクトップパソコンからの抜き取り品です。
ファンが壊れてしまって、ジャンクで買ったZOTACのGTS250のファンを移植しています。
SSDは先日プレミアムレビューで「使用した、Intel 520シリーズ。
やっぱりちゃんと実力が発揮できる環境でやると、素晴らしい性能を発揮してくれます。
CPU-Zの表示です。リビジョンはC2。
PCデポは、結構古いものを売ってたりするので、C1も覚悟していましたが、
最新のものでよかったです。
cinebenchのスコアは11を超えます。一昔前のサーバークラスのスコアをたたき出しています。
ほかの方の定格での結果を見ると、3930Kの通常のスコアは10台前半のようなのですが、メモリーの性能のおかげではないかと見ています。
さて、この6コアのCPUですが、当然ながら、コストパフォーマンスは大変悪いです。
価格は2600K、2700Kの2倍以上もします。
AMDのA8シリーズと比べると、4倍の価格差で、3倍強くらいの性能になります(cinebenchでの単純比較)。
このクラス以上のCPUの特徴といえば、12スレッドが使えるという点。基本的にはそれだけです。
2000番台のi7の場合は、ZやHを使えば、内臓グラフィックのエンコード機能も使えます。
また、CPU自体の性能も高く、消費電力の低さも際立ちます。
AMD Aシリーズの場合は、グラフィック機能の強さの割に抑えられたTDP。これからのWindowsが要求するスペックを予感させるような出来には驚きました。
そして、FXシリーズは、価格が下がったことでコストパフォーマンスが上がりました。オーバークロックの耐性がとてもいいので、いろいろと楽しめます。性能はあれですが。
どのCPUがいいか、というのは皆様がどんな好みを持っているのか、何を重視するかによって変わりますが、
ただ一つ言えることは、
自分が一番好きな構成で組み上げるのが正解、だということです。
私は通常の価格帯に降りる前の6コアに触れることができて、すごく幸せです。
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購入金額
49,800円
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購入日
2012年03月12日
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購入場所
PC DEPOT
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