「ふるまい」の背景を述べます。
これは社会的な儀礼の「もてなし」とよく誤解されるらしいのですが、
実際はむしろ宗教的な行為であって、
その成立には仏教的な思想の「布施」や「慈悲」の意識が強く影響しているそうです。
先日の祖母のお通夜での「ふるまい」にはお米を使いました。
正しい言い方なのかはわかりません。お葬式にキャラメルを出すところもあるそうです><!
布施というのは、本来は「広く施しをいきわたらせる」という意味で、
要するに「自分のものへの執着を捨てる」という仏教徒の行動規範のひとつです。
(布施の「布」の字は、「配布」や「分布」と同じ用法で、「いきわたらせる」という意味)
一切空を説く仏教では、自分という我を認めませんから、無所有を理想とします。
つまり「自分のもの」を持つ執着を捨てることが望ましいのです。
生前は望むと望まざるとに関わらず、どうしてもモノを所有せざるを得ないのですが、
いざホトケとなったうえは生前の執着を断ち切ってもろもろの所有物を社会にお返しするのは
仏教徒の理想であったのです。
またふるまいは単に故人の執着をたち切るだけでなしに、
その結果としてまわりの人々が喜んでくれれば慈悲の実践としてなおのこと功徳があると
信じられました。
従って、ご飯やお菓子、金品などなど、人々に喜ばれるようないろいろな形をとったそうです。
キャラメルにお米に代表される「ふるまい」とは、喜ばれながら人々に消費されることで、故人の執着を解消しつつ社会的慈悲を実践し、それを故人の成仏のために振り向けようとして生まれたものなのだそうです。
私の場合、執着ありすぎて><!
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購入金額
0円
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購入日
2011年11月頃
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購入場所
自由さん
2011/11/22
宗教的より地域的な差が大きいと感じました。
makibisiさん
2011/11/22
地域によって、いろいろあるのですね~。
はにゃさん
2011/11/22
参列したお式でも親族や近しい人のみってところが多かったです。
くわいる24さん
2011/11/22
コメントありがとうございます!
>風習が違い、何のことか分かりませんでした。
>宗教的より地域的な差が大きいと感じました。
すいません、わかりにくい説明でしたね(;´・・)
地域によってはお赤飯も炊くそうです!
年齢が80歳を超えていた場合とか、
長生きできてよかったねっ!という意味からだそうです。
くわいる24さん
2011/11/22
コメントありがとうございます!
>「ふるまい」というのは、初めて聞きました。^^;
私もよく知りませんでした><
来て頂いた皆さんに、
単なるお礼的な意味なのかと思っていました。
自由さん
2011/11/22
赤くない薄い色の赤飯が出る時があります。
くわいる24さん
2011/11/22
コメントありがとうございます!
>通夜ぶるまいの席には一般弔問客が参加する場合としない場合がありますね。
私も詳しいわけではないですが><申し訳ないです!
通夜ぶるまいの席では親族や近しい人が、
食をしながら故人を慈しむ、故人の供養の場みたいです。
お米の「ふるまい」は、来て頂いた方全員にお配りしましたね。
何か間違えていたら、すみません!><
くわいる24さん
2011/11/22
コメントありがとうございます!
>福井にもお赤飯の風習が残っている地域が有り、
>赤くない薄い色の赤飯が出る時があります。
やはり、あるのですか!
自由さんいう通り地域的な差が大きいですね^^
私なんかは赤飯が出てきたら驚いちゃいそうです(;´・・)
UDさん
2011/11/22
が出てきて、ドン引きした思い出があります…。
あれはなんだったんだろう(汗)
CLWさん
2011/11/22
でも、父が亡くなった時のことは鮮明に覚えてるけど、その葬儀については殆ど記憶がありません。
くわいる24さん
2011/11/22
コメントありがとうございます!
>お通夜で甘いお味噌汁?
う~ん、甘い!?想像超えてきますね><!
地域によって全然違うんですね。
こんなせまい島国なのに!!
くわいる24さん
2011/11/22
コメントありがとうございます。
そうなんですね、うまく言葉には出来ませんが。
お通夜やお葬式やら通夜ぶるまいの席、初七日や何やら忙しくさせるのには、
悲しみに暮れる暇を与えないためにという意味もあるらしいですね。
お坊さんが言っておりました。でも私はトイレでこっそり泣いてしまい、
あげく通夜ぶるまいの席では、何も喉に通りませんでした(笑)
Hajime Satoさん
2015/03/26