先日、PWMXを使ったPWMに成功…とお伝えしましたが、どうも製品に難があるのかオーバーロードなのか、突然50rpmとかになってまったく機能しなくなりました。
中身分解してみたら、あまりのちゃちさに閉口。
コイツに3万円を超えるビデオカードは任せておけない…ということで、ファンの買い換えを決行。
ICY VISION Rev.2のファンを交換するにあたって、下記が問題となりました。
・ファンの交換による重量増
・配線の問題
・ファンの固定方法
というわけで、一つずつ問題を潰していきます。
・ファンの交換による重量増
こいつがけっこう問題で、普通のファンを2つ付けたのでは、結構な重量増となります。
そこで、あまり多くないPWM対応の92mmファンの中からチョイスしたのがUCTB9P。
アルミニウムリング枠のフェアリーフレーム構造(長いので以下アルミ枠)になっているので、そのぶん軽量に仕上がっています。
実際に持ってみると、かなり軽く感じます。
コイツは良い感じ。
このアルミ枠ですが、製品を見ると簡単に分解できそうです。
フレームを上下…というか、どら焼きの皮を引っぺがすように分割すると、簡単にアルミ枠が取り外せます。
ということで、フレームレスにしてみました。
フレームレス構造って、実際の効果のほどは解りませんが、最近のintelのCPUクーラーも同様の構造になっているので、効果はあるのでしょう、たぶん。
個人的にはブレードが下に押しやる空気が脇に逃げてしまうので、効果が弱くなるような気がしているのですが…
・配線の問題
2mmピッチの4ピンから通常のPWM4ピンへの変換ケーブルは前回作ったので問題なし。
あとは2台のファンに分岐が必要なのですが、自作するのも面倒なので、AinexのWA-095を使用しました。
ただ、ケーブル長30cmはあまりにも長すぎるので、バッサリ切断して5cmくらいに縮めました。
WA-095、300円以下で購入できますからパーツ台&手間賃を考えると、どえらくコストパフォーマンスがいいです。
・ファンの固定方法
これが一番問題ですが、ヒートシンクに良い感じの溝を発見したので、ここにワイヤークリップを自作して固定することにしました。
使用するのは1.2mmのステンレス製のバネ線。
1.0mmでもいいのですが、すこし強度を持たせるため、太めのものを使用します。
適当なところに見当を付けて、てりゃっとペンチでひん曲げます。
これを繰り返して、上手い具合にヒートシンクに固定できるようなクリップを作成しました。
実際に固定してみたのがこちら。
我ながら、感心の出来です(笑
というわけで、オープンフレーム化したデュアルファン仕様のICY VISION Rev.2採用GTX580が完成!
早速ベンチマークを回してみましたが、950MHzで59℃と、かなり良い感じの冷え具合。
ケース側板解放&少しの時間しかテストしていないため、最終的にはもう少し温度が上がりそうですが、前よりも冷えるようになりました。
しかし、いろいろ追加投資しているので…あっさりとMSIのTwin Frozer搭載のヤツを買った方が安かったのでは?!という感じにw
まあ、自作したぶん愛着がわいたということで、良しとしますか。
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購入金額
1,080円
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購入日
2012年03月04日
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購入場所
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