2014年に購入したCanon PIXUS MG6530がある日突然電源が入らなくなりました。2年数ヶ月のことです。E社製品にもCanonにもどうやらあるらしいと噂の時限爆弾ではないかと思いました。Canonの修理は定額制で、9,000円+送料=約11,000円程度。また修理期間中の代替機もないため、本体価格が数千円しか違わない最近のことですから、新しい機種の購入を検討しました。
当初、MG6530用のストックインクがかなりあったため、そのインクが使える機種をさがしました。すると、あるにはあったものの、複合機でなくスキャナー機能がなくなった、単純なプリンターのみとなっていました。
つまり、新しいプリンターを購入すると、ストックインクは破棄、新しいインクを購入しなければなりません。いろいろ迷いましたが、結果的に修理ではなく新しいプリンターを購入することにしました。
さて、新しいプリンターはデザイン的にもサイズ的にも機能的にも進化していました。サイズは二回りほど小さくなり、設定も非常に簡単になっていました。新しいプリンターにしてよかったなぁと感じる瞬間でしたが、問題はインクです。純正インクの定価は上がっていました。
純正がダメなら互換インクをと思い、探してみると、まだ新しいプリンターのためか、互換インクの価格も以前のインクの5~10倍の価格がします。本体のコストパフォーマンスはとても良いものが発売されていますが、インクのランニングコストは高くなってきているように思いました。
とは言え、このプリンターが評価の低いプリンターであるわけではありません。プリンターの性能、画質、静音性、設定の簡単さなど評価できる部分はたくさんありました。
企業の方針として、「壊れにくく、共通インクで使える」というコンセプトをとっていただければとてもありがたいと思います。
サイズが一回りコンパクトになっていた
2年前にCanonのプリンターを購入しました。噂どおり、約2年で電源が入らなくなりました。修理する金額と本体価格は数千円の差額なため、新しく購入しました。
同じA4サイズのプリンターにもかかわらず、サイズが一回りも二回りも小さくコンパクトになっていました。その点では素晴らしいと感じます。
かなり高機能なプリンター
全ての機能を使いこなせないほど、高機能なプリンターです。まずはWifi接続ができ、カラーコピー、両面印刷、CD印刷など通常の機能はもちろん、使いこなせないような機能もあり、スペックは高いと思います。
また印刷の画質も良好です。
そして何よりCanonのプリンターに共通することですが、印刷時の音が静かです。
本体価格は安い。でもインクが高い!
同じCanonのプリンターに買い換えようとした理由の一つは、ストックしているインクカートリッジが使いたかったからです。
しかし、新しいプリンターが発売されると、多くはインクが変更されています。今回の本体買い換えで、ストックインクは破棄せざるを得ませんでした。
さらに、純正インクがかなり高い。互換インクを探しても、新しい機種のためか、それまでのプリンターの互換インクの10倍近い価格になる。
Canonのプリンターはだいたい2年間で壊れることが多いようです。すると、インクが高くなっている以上、コストパフォーマンスは悪くなっていると考えざるを得ません。
壊れなく、インクが安ければ最高のプリンターなのに・・・
もちろん、使い始めたばかりですから、2年後に壊れることなんか考えたくありません。しかし、Canonのプリンターは、不思議とその傾向があります。
本体機能も上がり、サイズもコンパクトになり、とても満足できる本体でしょう。しかし、インクが高いのがなんとかならないだろうかと思います。
できるだけ同じインクカートリッジを使えるように開発してもらいたいものです。それと比較すると、E◯◯◯◯のプリンターはなかなか壊れにくように思います。また、最近タンク式カートリッジも発売されだし、1年間に1回の交換で良いようなランニングコスト重視の機種が出始めました。
Canonもこの流れを無視すると、シェアを奪われていくのではないかと思います。
-
購入金額
27,000円
-
購入日
2017年06月19日
-
購入場所
楽天市場
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。