※アンテッ子ちゃんのイラスト掲載については、リンクスインターナショナル様及び、白四先生に承諾頂いてます。
※尚、イラストについては全て愛生が描いている為、服装や性格はオリジナルと違います。 

去年末、リンクスインターナショナル様のTwitterのRTプレゼントキャンペーンで頂いた、ANTEC　SOLOⅡです。なかなか時間が取れず、年越ししてしまいました（汗）新規にPCを組む予算を確保出来なかった為、メインPCの中身を移植してみたいと思います。

ANTEC SOLOⅡというかANTECのPCケース全般ですが、本体内部のほとんどのエッジ部を折り返し加工してるんです。それは、ユーザーが組み立て時に怪我をしない為の配慮なのですよ。

こういう細かな配慮は、自作初心者にオススメな理由です。

◆　シャドウベイも折り返してる！　◆

◆　スルーホールだって折り返してる！　◆

でも、自作初心者さんは怪我防止と静電気対策の為、下記のような手袋装着がオススメ。

自作上級者になる程、PCケースは大型を好む傾向があると思います。それは、PC内部の熱量を逃がし易い為とか、OC（オーバークロック）や水冷化などのハイエンド化がし易いからです。

でも、自作初心者は威圧感のある大型ケースより、小型ケースから始めるのも悪くないと思います。小型と言っても、市販メーカー製PCと比べると遥かに大きいのですけどね（汗）

ANTEC SOLOⅡは、ATXマザーに対応しフルハイトの増設カードが使えるわりに、小型な部類だと思うのですよ。

それでは、CORSAIR CC600Tとのサイズ比較写真をどうぞ。

◆　CORSAIR CC600Tって大きいよね（笑）　◆

◆　横幅だってコンパクト！　◆

自作PCって、爆音とまではいかなくても結構動作音がすると思います。特に冷却重視のPCケースの場合には、冷却ファンが多数搭載されているのでファンノイズが大きくなり易いですよね。

ANTEC SOLOⅡは前面に大きな開口部が無く、サイドパネルやトップパネルはスチールとポリカーボネートを張り合わせた、二層構造の遮音構造になってるので比較的静音なPCが作り易いと思います。

ただし、ハイエンド化しようとすると冷却不足に陥る可能性もあるので、パーツ選びには注意が必要ですよ。

◆　 スチールとポリカーボネートを張り合わせ！　◆

◆　ケースファンは標準で1個だけ！（背面の排気ファン）　◆

◆　フロントにはファンを2個増設可能！　◆

一般的には、傷や指紋等が目立つのでマットブラック系が多いと思うのですが、ANTEC SOLOⅡはピアノブラック調に塗装された優美なボディとなってます。

正直、指紋が付きまくりです（笑）

◆　サスケ兄弟（羽根付き豚）も映り込むピアノブラック！　◆ 

メインPCの中身を ANTEC SOLOⅡに移植してみたいと思います。スペック的にはグラフィックカードがローエンドなので、エントリークラスの構成だと思います。

◆　ケース内部は結構狭いです　◆ 

◆　頑張って配線してみました！　◆ 

◆　裏だって、頑張りました！　◆

◇　スペック　◇

CPU:　インテル® Core™ i7-2600K

MB:　ASUS P8Z68-V

MEM：　SanMax SMD-16G68NP-13H-Q

CPUクーラー：　ZALMAN CNPS9900MAXB

SSD：　Crucial m4 128GB CT128M4SSD2

VGA：　MSI　N250GTS-2D1G

 電源：　CORSAIR CMPSU-750HXJP

 ◇　冷却性能比較　◇

CORSAIR CC600Tと、ほぼ同じ構成での冷却性能比較をしてみました。計測日が違うので、室温が違います。

負荷は、3DMark Vantageを実行してみました。

◆　CORSAIR CC600T　室温20℃　◆

◆　ANTEC　SOLOⅡ　室温22℃　◆ 

静音ケースであるANTEC　SOLOⅡと、冷却重視のゲーミングケースであるCORSAIR CC600Tで、冷却性能比較をするのは無理がありますね。ちなみに、SOLOⅡは排気ファンが1つだけです。

今回、メインPCの中身を入れ替えてみましたが、気になった点を書き綴ってみます。

初代SOLOって、電源ボタンが壊れ易いって聞いたことがあるのですが、同じような構造じゃないかなぁ・・・耐久性はどうなんでしょう。

フロントパネルは外れるので作業しやすいけど、取り付けるのが少し面倒かな。

HDDはシリコングロメットで防振対策されてます。SSDも同じ様に固定出来ます。

でもね、本体側にもSSD固定用のシャドウベイがあるのだけど、固定用のネジは付属してないのです・・・寂しい。

静音ケースで比較的コンパクトなSOLOⅡの為、パーツの組み込みは楽じゃないですね。今まで、CORSAIR　CC600Tを愛用してたので、横着してたのかもしれないです（笑）

裏配線もそれなりに可能なので、綺麗に配線をしてエアフローを確保した方が良いです。フロントに吸気ファンを増設出来ますが、騒音とのトレードオフなのでファン選びも必要ですね。

シャドウベイが3つしかないので拡張性は低いですが、3TBや4TBのHDDも売ってるので、大容量HDDやNASやサーバーで対応するしかないですね。

肝心の静音性は、パーツ構成次第だと思いますが、静かな方だと思います。電源ファンが上にあるので、電源ファンの音が聞こえる場合もあるので、プラチナ電源等の静音な電源だと尚良いかな・・・高いけど（笑）

メタルラック上に設置してるので、USBポートが下にあるのは良いですね。CC600Tだと、トップパネルにあるので使いづらかったので。しかもUSB3.0ポートが2つあるのですよ。

外観はピアノブラックで派手な装飾も無いので、大人向けのPCケースだと思います。