この電子書籍専用端末の特徴は、ディスプレイに電子ペーパーを採用していていることでしょう。
ソニーのサイトによると1日30分の読書だと7週間使えるとのことです。あんまり電池が長持ちしないと思ったら、無線LAN接続を切ると電池が長持ちします。また、電子ペーパーディスプレイは近くで見れば見るほど、紙のような質感で、目も疲れにくいです。
安くなっている旧モデルのPRS-650、PRS-350は、Wi-fi機能がないためパソコンを使用しないと、電子書籍を購入することができませんが、Wi-fi機能を搭載したPRS-T1、携帯電話の通信回線(3G)を搭載したPRS-G1は、パソコンを使用しないで端末から直接、電子書籍を購入することが可能です。この機能は非常に便利で、読みたい本がすぐに読めます。ちなみはPRS-G1は接続料金が必要とのこと。Webページも見ることができますが、上下にスクロールすると、電子ペーパーディスプレイの特徴上、スクロールして画面が白黒に反転するので、非常に見づらいです。Webページは完全におまけといって良いでしょう。
2012年1月現在ソニーのリーダーストアや、楽天のRaboo、紀伊国屋Bookwebに対応しています。基本的に本を購入するのには、お金がいりますが、リーダーストアには昔の古典を無料で読むことができ、それだけでも膨大な量があるので、楽しむことができます。
また、PDFやTXT、Epubファイル等が読めるため「Paboo」等の電子書籍配布サイトの作品も利用可能です。ただ、一部の著作権保護されたファイルは読み込むことが出来ないらしいとのこと。少なくとも自分かやった限りでは、DL-Marketの、個人情報の透かし入りPDFファイルと、パスワードで保護されたPDFファイルは、この端末では読むことができませんでした。
欠点としては白黒表示しかできないことでしょう。電子ペーパーディスプレイは現時点では、白黒表示しかないので、マンガ等の表現は不利に感じます。ただ小説等の文章中心の本を読むのは便利です。文字の大きさを変えたり、気になる語句を、端末内の国語辞典や英和辞典、英英辞典探すことができたり、GoogleやWikipedia等ネットに接続して調べることができます。
このPRS-T1は、文字をよく読む人のための電子書籍端末でしょう。逆に漫画等を画像中心をよく読む人にはタブレット型端末をお勧めします。
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購入金額
20,800円
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購入日
2011年10月21日
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購入場所
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