レビューメディア「ジグソー」

一世代前のハイエンドマザーボード

2013年冬に選出して頂いた、インテル Core i7-4960Xのレビュー用に購入したマザーボード。
ハイエンドCPUにはハイエンドマザーを、ということで、ASUS製の定番シリーズ、R.O.G.からX79を搭載したRAMPAGE VI EXTREMEをチョイス。

 

 

ASUSを選んだのにはいくつか理由がありますが、今まで大きなハズレがない(逆に、我が家ではかなりじゃじゃ馬なのがGIGABYTE)ことと、あとはLSI MegaRAIDシリーズが安定して動く、という点。
業務用のRAIDカードって、コンシューマPCでの動作は考慮されていないこともあり、マザーボードによってはそもそも認識すらされないということも多々あります。

その点、今まで使ってきたASUSマザーは安定して動いてくれているので、重宝しております。

今となっては一世代前となりましたが、当時のハイエンドPCということもあって、今でもまったく不満無くサクサクと動いています。


当時の構成は、

  • CPU:Core i7-4960X
  • メモリ:Crucial Ballistix Tactical LP 8GB×8 64GB
  • ストレージ:SAMSUNG SSD840 Pro 256GB×2
          Seagate ST3600057SS×4 RAID5
  • ビデオカード:Leadtek GeForce GTX660Ti×3 3-way SLI

といった構成でしたが、現在では

  • CPU:Core i7-4960X
  • メモリ:Crucial Ballistix Tactical LP 8GB×8 64GB
  • ストレージ:intel SSD730 480GB×2
          Seagate ST3600057SS×5 RAID5
  • ビデオカード:ELSA GeForce GTX970

というように、SSDが強化され、ビデオカードはシングル構成ですが強力なGeForce GTX970になり、地味にSAS HDDのRAID構成が5台となったことで容量2TBを確保するに至っています。

 

マザーボードの全景はまさしくハイエンドといった感じ。

4-wayのSLI/CFXが可能なようにPCI-Express x16スロットが4本あります。
3-wayの場合は真ん中の黒いPCI-Express x16スロットを使うと良い感じで1スロットを空けてビデオカードが装着できそうですが、残念ながら他のレーンとの排他利用になっているため、そういった使い方は出来ません。
SLI/CFX構成の場合は、あくまでも赤いスロットを利用する必要があります。

 

X79チップの上に空冷ファン付きのヒートシンクが見えますが、通常はファンは停止しており、高負荷時にならないと回転しません。
私の環境ではほぼ回転することはないため、小振りのヒートシンクですが効果的に放熱出来ているようです。

 

組み込んだ当初のPC内部の写真。
Corsair Graphite 660Tのファンコントローラーを使用してケース内に貼り付けたLEDテープを点灯させているので、ケース内のパーツを見ることができます。
GTX660Tiの3-way SLIが目を引きますが、実際の使い勝手はGTX970のほうが圧倒的に便利、かつ静かです。
後から買い足して性能UPを狙う為のアップグレードパスとしては魅力的ですが、ミドルクラスのビデオカードはメモリバンド幅などに制限があるためかなりピーキーな感じになっていますので、最初から2枚買う予算が確保できるのであれば、ハイエンドモデルを1枚買った方が無難です。
SLIに対応していないタイトルもありますし。

 

今では埃がたまってかなり悲惨なことになってしまっているので、そろそろ大掃除しないとですね…

更新: 2015/03/09
拡張性

メモリスロット8本、PCI-E x16 ×4本!

メモリスロットが8本と多く、ハイエンドならではの大容量メモリの搭載が可能です。

一部のX79マザーにはメモリスロット4本のものも見られますが、どうせ買うなら大容量メモリ搭載可能なマザーを!ということで。

で、スロットが8本あるなら前部埋めたくなってくるのが人情ってやつです。

 

CPUと取り付け、メモリスロットをすべて8GBのモジュールで埋めてみました。

メモリ64GBのPCが手軽に組める時代とは、進化したものです…。
使用しているメモリはCrucialのBallistix Tactical LP。
1.35VでDDR3-1600動作のメモリですが、CL9に設定すれば1.5VでDDR3-2000で動作可能ですので、安価な割に高速なメモリです。
Crucialはメモリ大手メーカーMicronのコンシューマブランドなので、品質も安定していて気に入っているメーカーの一つです。

 

SATA周りはオーソドックスで、少し古めのチップセットということもあり、SATA3×2とSATA2×4、あとはASMediaチップによるSATA3×2となっています。

最近のチップセットではすべてSATA3になっていますので、SATA3×2というのは懐かしい感じがします。
とはいえ、SSDは多くても2台くらいしか搭載しませんので、実用としては十分です。
SATA端子はすべて横向きなので長尺カードでも安心の作りです。

  • 購入金額

    43,800円

  • 購入日

    2015年03月09日

  • 購入場所

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